2437.2014年1月14日(火) 近藤誠一氏と森喜朗元首相から連絡あり

 原発ゼロをアピールしている細川護熙元首相が、ついに小泉純一郎元首相の支持を得て東京都知事選へ立候補することを表明した。高校の同級生、上田隆くんの妹である佳代子夫人が、昨日夫は立候補の決意を固めたと話していたので、予定していた通りとなった。正式には17日に正式に出馬表明をするそうだ。この数日間のメディアの論調を見ていると、都知事選らしからぬ細川元首相のような大物が登場して、他陣営では危機感を感じたのか、原発ゼロは国のエネルギー政策問題であるとして、都知事にはタッチしてもらいたくないような腹が見える。

 昨年小泉氏が唐突に原発即ゼロを打ち出した時も、自民党内には賛成、反対の意見が蠢いていた。迷惑そうな顔をしている幹部がぞろぞろいた。その小泉氏が原発ゼロの細川氏側に回って自民党と一歩距離を置いた候補者を応援すると発表するや、外野席で小泉氏を冷やかしていた自民党幹部も危機感を感じ出したようだ。

 ただ、候補者のひとり、宇都宮健児氏が言っているように、都知事は郵政選挙のようにワン・イシューではなく、懸案課題が沢山ある筈である。17日出馬宣言をした後に具体的な政策課題をどう打ち出すのか、注目して見てみたい。対抗馬の舛添要一氏は今日正式に出馬宣言をした。

 さて、拙著の近刊について、近藤誠一・前文化庁長官からいただいた推薦文の中の「ラガー」を「ラガーマン」に変更する件については、近藤氏から昨晩連絡があり了解してもらった。

 同じく文章の推敲の件では、森喜朗元首相と内容について一応話し合いがついていたが、今日森氏本人から直接電話をいただいた。森氏は今日細川氏の都知事選立候補について、オリンピックを人質にするようで卑怯だと五輪組織委員会会長就任の要請を受けた後の記者会見でえらい剣幕で怒っていた。

 森氏が指摘された拙稿の修正箇所について森氏と改めて修正事項の確認を行った。一応ノン・フィクションとは言え、小説なので、森氏が言うように余計なものを書かないという考えには納得できない。しかし、何となく森氏の気持ちが分らないことはないので、素直に森氏の言い分通り修正することにした。写真も今日当方の望むものを送ってほしいと催促したら直ぐ送るということだったので、良かったと思っている。

 後はできるだけ早めに出版社を決めなければいけないと思っている。

2014年1月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com