入れ歯の前歯が欠けてちょっと様にならない。今日2度目の診察で漸く格好がついた。情けない限りである。ところが、妻が疲れ気味で少々熱があるので、私が歯科に行っている間に、かかりつけの森内科で診てもらったところ、これが何といま流行りのインフルエンザに罹っていた。熱も38.6°もあり身体が熱いと横になっている。動くことを制限され、外出ももちろん禁止だ。
今年も風邪が流行して、この1週間で感染症に罹った人が先週の2倍に増えたという。インフルエンザにも現在2種類あってA香港型とH1N1型があり、そのうち前者は高齢者が罹ることが多く重症化して肺炎を併発するそうだから、気をつけないといけない。
さて、東京都知事選が告示されて16人の立候補者が選挙活動を行っている。告示直後からテレビでも新聞でも各候補の政策を取り上げているが、それは全員についてではない。テレビでは名前こそ全員が紹介されるが、政策などは大体4~6人しか紹介されない。どうも以前からおかしいと感じていたが、これでは全候補者を公平に扱っていないことにならないか。
昨日になって漸く選挙公報が配達された。だが、選挙になるとお決まりのポスター掲示板には、まだ6枚しか貼られていない。これも不公平になるが、これは掲示の機会があるのに候補者側が利用しないだけだから、不公平だとは言えない。しかし、どう考えても舛添、細川、宇都宮、田母神、中松、家入以外の候補者は、インタビューもなし、人物紹介、政策紹介もなしでよく苦情を申し立てないものだ。主要候補者以外が、最初から当選しようとの気持ちなんかないように感じる。これでは経費と時間の浪費になるのではないか。
今度の知事選は多くの課題を抱えて、特別に重要な意味を持っているが、6人以外の候補者にとっては政策から考えてあまり知事になることに強い意思があるようには思えない。これでは、知事選の権威を失墜させているような気がしてならない。選挙制度をもう少し考える必要があるのではないだろうか。