妻の健康状態があまり良くない。横になっているだけだ。昨夜も自室で寝転がっていたので、さっさと仕事を済ませて床に就いた。
さて、今日は理事を務めている「JAPAN NOW観光情報協会」の企画会議があったが、わざわざ名古屋から出席されたJR東海相談役の須田寛副理事長から問題になっているJR北海道の最近の不祥事について内部の声を伺った。国鉄時代から動力車労組など強い組合との間で労使間の関係がギクシャクしていたが、JR北海道では、今以って今回の問題の背景にはそんな複雑な要素が隠されているようだ。先日自殺された実力者のJR北海道相談役の坂本真一氏は、わがJN協会の北海道支部長としても活動していただいた。北海道における協会の活動では積極的に動いていただいた功労者だった。今日の会議でも、感謝はしているが、亡くなり方が亡くなり方であるだけに弔電も弔意も届けることができない。お気の毒としか言いようのない、功労者だった。偶々今夕の日経紙に、同社の経営陣交代の話題が紹介されていたが、政府、国交省、JR内部の考え方もそれぞれあり、調整は難しいようだ。社長を変えるにしても後任人事がそう簡単には見つからない。JR発足時から問題を内包していたが、いまその膿を覆いきれず、重大な傷が表面化した。
この問題だらけで行き詰まった会社をどうやって救うことができるのだろうか。
ところで、企画会議を終えて帰宅してみると妻が口から吐いたということだった。やはり具合が良くない。そんなことを見越して夕食は弁当を買ってきた。夕方、宅急便の係員に妻がインフルエンザに罹ったと言ったところ、ご主人はマスクをしないで良いのですか、と言われてしまった。昨日妻が私にインフルエンザを移すのではないかと医師に尋ねたところ、ご主人は丈夫そうだから大丈夫でしょうと応えられたそうだが、私も最近はそう丈夫でもなくなってきたので、マスクを使った方が良いのかもしれないと考えている。