2457.2014年2月3日(月) またもスカッとしない都知事選チラシ

 今日は節分である。いま学校などでは暦や故事についてどの程度教えているのか知らないが、テレビなどを通して知る通例の豆まきなどは、有名人が行ってそれなりに話題となっている。成田山新勝寺では横綱白鵬が豆をまいていた。わが家では、老夫婦2人だけで特別節分らしいこともしないが、夕食に恵方巻きをいただくことになった。最近割合話題になっているが、これは関西方面が起源のようである。一応気持ちとしては「福は内、鬼は外」であるが、先日来風邪気味であまり体調は良くない。インフルエンザは先日の検査で問題なしとされたが、クシャミは出る、鼻水は止まらないという何とも鬱陶しい状態である。明日も具合が悪かったら、また内科で診てもらおうと考えているところである。

 さて、昨日都知事選候補者、宇都宮健児氏のチラシについて書いたところ、何と今日は元航空自衛隊幕僚長・田母神俊雄氏の応援チラシがポストに入っていた。これが実に奇妙なチラシで、一言たりとも「田母神俊雄」の名前が書かれていない。その代わり推薦者の石原慎太郎元都知事の顔写真、黒く塗りつぶした顔、名前、推薦理由等々が仰々しく書かれている。どうしてこんな変なチラシを作る必要があるのか聞いてみたい。

 その黒い顔が次のような言葉を発している。「私、石原慎太郎の推薦する人は勇気と決断の男です。人の痛み、悲しみのわかる人です。東京都政を引き継いでこころのふるさと東京を創ってくれる人です。私は、この『魂と信念』の人に、東京を託します」!!

 このチラシがなぜ中途半端ですっきりしないのか。政策は大きく言って5点きちんと提案している。にも拘らずこんなチラシを作成する意図がよくわからない。それでも「東京を守り育てる都民の会」という組織が発行して一応法定ビラということになっている。ただ、こんなことも書いてある。「このビラは公職選挙法に基づき、選挙中誰でも、どこでも自由には配布することができます。但し、候補者の氏名、顔写真、本人と類推できるイラスト等は使用できないためわかりにくい表記となっている事をご容赦ください」。法定ビラで、すでに告示した後であるが、氏名、顔写真などを表記できないという。何だ!こりゃ!

2014年2月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com