5389.2022年5月23日(月) 思いがけない急激な体調悪化

 このところ体調が勝れないので、先週金曜日に急に今日の予約を取り、東京医療センターリウマチ膠原病内科でいつもの担当医師に、最近の症状をA4版用紙に書き込んだ説明文を書いて手渡し相談に乗ってもらった。1週間前くらいから急にあちこちに痛みが感じられるようになったので、医師にはその点を特に強調した。昨晩は首と肩の痛みで夜中に3度ほど目覚めたほどである。

 実は、4月20日に大分良くなっているので、ステロイド系のプレドニンを止めることになった。昨年5月に同内科で初めて診断してもらって以来、プレドニン錠の服用は、糖尿病の経過を睨みながら徐々に5㎎から1㎎へ減らしてきた。とろこが、それを止めてしまってから体調全体に異変が現れ、一時は両手の腫れが左右で大分変ってしまった。そして今月11日に毎食後服用していた痛み止めのロキソニンを止めると膝の痛みも強くなった。腕と膝、肩、そして一昨日からは首の周辺部に痛みを覚え、今日は医師の診察の際は部屋によろめくように入った。流石に医師も驚いたようで、今日からプレドニン5㎎を復活させましょうと仰った。取り敢えず体調の回復を藁をも掴む気持ちでいる。

 今まで他人の身体上の痛みは、実感としてあまり理解出来ず、さほど真剣に受け取ることはなかったが、実際にこれだけ身体に不調な箇所を抱えると健康を害することは大変辛く、妻にも負担をかけるものだとつくづく感じた次第である。

 一番辛いのは、両膝で椅子から立ちあがる時や、階段の上り下りで難渋している。体重も減り、朝晩の体温が平熱よりも高い日が続いている。これからも療養に注力して1日も早く元の「元気印・コンちゃん」にカンバックしたいと願っている。

 さて、昨日来日したアメリカのバイデン大統領が今日午前中に皇居で天皇と懇談され、午後には迎賓館で日米首脳会談を行い、共同声明を発表した。両首脳は、ロシアのウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、一方的な現状変更の試みは絶対認められないとの認識のうえに、日米両国で国際社会をリードして行きたいと述べ、日米の安全保障、経済での連携を確認した。東シナ海、南シナ海で国際条約を無視して海洋進出を図る中国に対する強いけん制もある。バイデン氏は、国連改革の際には、日本が国連安保理事会の常任理事国への推薦を支持すると語った。この裏には、日本が防衛予算を増額し、軍事力強化に力を入れるとの発言があったことも影響していると思う。日米防衛協定が固くなればなるほど、日本が支出する防衛費は増えるばかりだろう。

 ところで、最近岸田首相が明るい表情で多忙の中で国内外を頻繁に移動し、活動している姿が見られ、政策もこれという大きな失敗もないことが、国民に評価されたのだろうか、今朝の朝日新聞に取り上げられた世論調査による岸田内閣支持率は、政権発足以来最高の59%を記録したというから驚きである。このままの任期で今夏の参議員選挙まで進めば、自民党は盤石の態勢に持ち込めるのではないだろうか。

 ひとつ懸念されるのは、非自民の野党勢力の後退が激しいことである。その隙間に右翼の「日本維新の会」が力を伸ばしてきた。「我が道を征く」の維新が、このまま伸びると、いずれ日本は憲法改正、自衛隊から軍隊へ、戦争による破滅というシナリオが幻のように浮かんでくる。考えるだけでも恐ろしい。

2022年5月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com