先日来庭の梅がきれいな花を咲かせているが、今日ウグイスのつがいがやって来た。今年初めて「ホ~ホケキョ~」の啼き声を聞いた。やはり風情があって中々好いものだ。独身の頃には、鵠沼の自宅の庭にもよくウグイスやメジロがやって来て春を感じさせてくれたが、近年は近所でも緑が少なくなってきたせいもあり、ほとんどウグイスの姿が見られなくなってしまった。
最近わが家の周辺も家々が詰めるように建って、まず庭付き家屋が見られない。そういう意味ではまだ庭があって少なくはなって来たが小鳥が餌を啄ばみにやって来て気が向くと囀りを聞かせてもらえるのは、至福の時と言えるのかもしれない。
さて、国際的な問題となって今世界の注目を集めているクリミア自治共和国内の住民投票が始まった。クリミアはウクライナ領であるが、ロシア系住民が多く、彼らがウクライナの政争に乗じてウクライナから独立して、その後にロシアへの帰属を求める住民投票である。アメリカを始めヨーロッパ諸国は、この住民投票はウクライナの承認を得ておらず、ウクライナ憲法違反であり、国際法上も違反しているとクリミアをそそのかしているロシアを糾弾している。国連安保理の場でもロシアへの編入を問う住民投票を無効とする決議案を採決したが、当事国ロシアの拒否権の行使により廃案となった。欧米は今後ロシアへ制裁を強めると公表した。
現時点では投票結果は分からない。明日結果が判明した段階で、どんな結論が出るだろうか。気になるところである。