毎年2月23日に開いていた高校2年生時のクラス会が、藤沢駅前の中華料理店「煌蘭」で1カ月遅れて行われた。出席者が19名だったのは、予想より大分多かった。満75歳になると、物故者や健康面で参加できない人もいるものだ。実際51人のクラスメートのうち、すでに鬼籍に入った友は11名を数え、1名はアメリカに居住している。恩師はすでに7年前に亡くなっている。その中で19/39とほぼ半数が出席したのは、上できと言えるのではないだろうか。
来年も今日と同じ3月23日開催ということに決まったが、幹事役を引き受けさせられてしまった。あと1年を元気に活動できそうな人ということで、私なら活動できるだろうという奇妙な期待感からお役を引き受けさせられる羽目になった。
引き受けた以上みな楽しみにしているようなので、責任だけは果たすように努めたい。
さて、最近内外に想定外の事件が起きている。現在国際的にミステリアスな事件になっているのが、マレーシア航空機の行方不明事件である。クアラルンプールを飛び立って北京へ向かったのが、今月8日だからもう半月が経つ。しかし、239名の乗員と乗客が搭乗した航空機は消息不明となりその行方はようとして分からない。飛び立ってから針路を変えたとか、機影の一部が人工衛星によって発見されたとか、或いは操縦士の行動がおかしかったとか、諸説紛々である。過去にも例のない航空機消息不明事件にマレーシア政府もその対応に忙殺されている。これから事件はどう解明されていくのだろうか。当分の間目が離せない。
一方、国内で些か異常とも受け取られた事件は、子どもをベビーシッターに預けて、その子がベビーシッターの自宅で死亡しているのが発見された悲しいでき事である。若い母親が2人の子どもをネットで知ったベビーシッターに預けたその行為が、あまりにも分別がないと批判され、波紋を広げている。大事な子どもを見ず知らずの他人に疑うことなく預ける浅はかさについて、専門家や同年代のヤング・ママが厳しく非難している。実際その立場に立っても通常なら絶対やってはならないことだと考えるのが普通である。
ところが、そういう批判に対して反論した母親がいた。自民党総務会長の野田聖子衆議院議員である。野田氏の出産と生まれた子が障害児だったことは同情できる。だが、自分もそうしたとその行為がさも正当であるかのように述べたり、「そうした経験をしなかった人が、母親を責めるのは止めて欲しい」と語った。野田議員は少々個性的な行動に走るところがあるが、その言い分は少しおかしくはないだろうか。こういう行為を容認するというのだろうか。それではこの種の悪辣なベビーシッターの思うつぼではないだろうか。
要職にある政治家としては、自分の発言にもっと慎重であって欲しいものである。
今日大相撲春場所が千秋楽を迎え、大関鶴竜が14勝1敗で初優勝を飾った。先場所は準優勝だったので、これで横綱昇進は確実と見られている。もし鶴竜が横綱昇進となれば、白鵬、日馬富士に続き、横綱3人がすべてモンゴル人ということになる。日本の国技もいよいよ色褪せ、まるでモンゴルの国技のようである。