2522.2014年4月9日(水) 小保方晴子氏持論を主張

 万能細胞と言われたSTAP細胞の研究論文を発表して一時「時の人」となった理化学研究所ユニット・リーダー小保方晴子氏が、今日記者会見を開いて最近彼女に寄せられている理化学研究所の「捏造」「改ざんとする」批判に反論し、質問に応えた。

 科学に関するテーマであるので、門外漢には問題の本質を理解することは中々難しい。昨日までの流れとしては理研が小保方氏を未熟者として研究者のあるべき常識を振りかざし、その言い分がある程度納得できるものだっただけに、小保方氏の旗色は悪かった。

 理研によってやり玉に挙げられた小保方氏の未熟ぶりについて彼女はミスについては率直に謝罪し、不正と決めつけられた「捏造」「改ざん」については反論した。彼女は理研調査委員会が更に調査を深めるよう求めた。

 いま問題になっているのは、ではSTAP細胞は作製できるのかどうかということである。外国でも何人かの研究者がトライしたが、現時点では成功していない。ところが、小保方氏は今日の会見で実際にその点について質問されると、STAP細胞を200回以上も作製したと応えた。ある専門家は1回ごとに細かい資料がないと信じがたいということを述べていた。

 小保方氏は悪意や論文の捏造などがないことを精一杯アピールしたが、理研はこれにどう応えるか。今日小保方氏自身記者会見を開いて自分の声で自己主張したことは良かったと思う。

 一体全体本当はどうなのか。やはり自分自身科学については蚊帳の外だと思わざるを得ないが、研究者集団には何とか早くすっきりさせて欲しいものである。

2014年4月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com