5308.2021年11月23日(火) ラグビー早慶戦、一歩及ばず慶應惜敗

 今日勤労感謝の日は、秩父宮ラグビー場で毎年恒例のラグビー早慶戦が行われる。この日に試合が行われるのは、それ以前に統計的に調査した結果、秋でこの日が一番晴れる確率が高いことが分り、今日11月23日に伝統の試合日が決定された。実際昨日まで雨が降り、今日も東北、北陸地方は天候が勝れないのに、東京は予想通り見上げるような青空だった。

 母校慶應は、今日までにすでに明治と筑波大に敗れて、3勝2敗となりこれ以上は負けられない。対する早稲田は、先週帝京大に敗れて5勝1敗でまだ優勝のチャンスが残されている。試合はディフェンスの穴を突かれた慶應が、前半で5トライを献上して35―5と大差をつけられてしまった。後半はあまり期待しないで観ていたところ攻撃面で見違えるような突破力を見せ、特に相手ゴール5mライン上でラインアウトから見事なドライビング・モール攻撃で3つのトライを上げるなど終始優位に試合を進めて、後半だけなら28―5のリードだった。しかし、前半の失点があまりにも大きく、結局40―33で敗けてしまった。惜しいゲームだった。せめて前半を20点差以内なら勝てたゲームだった。好天下に風もなく、秩父宮ラグビー場は満員に近い状態だった。好試合に観客はきっと満足したであろう。NHKの実況中継は、おなじみの高校ラグビー部後輩・豊原謙二郎だった。

 さて、一昨日本ブログで取り上げた通り、その後もポーランドとの国境地帯のベラルーシ領内で、EUへ脱出しようとする大勢の避難民が国境周辺に留まり、寒さの中を苦悩している姿が伝えられているが、一向に解決へ向けて動き出す状況にはない。事態は深刻さを加速しているが、EUとベラルーシは互いに相手を非難するばかりで、一向に前向きな行動を起こそうとしない。これから一層寒さが厳しくなり野外の避難民の健康と人権が守られるのか大変気になるところである。

 一方、去る8月以来暫定政権が支配するアフガニスタンでは、昨日勧善懲悪省がイスラム教の教えを順守するとの考えの下に、テレビで女性が出演する場合はヒジャブを頭に被ることと、テレビ・ドラマの女性出演を認めないことを発した。つまり女性の出演しないドラマを制作しろとナンセンスなことを政府が言っている。暫定政権発足時には、民主化と言論の自由を認めると言っていながら、権力で国民の自由を束縛する強硬策通達である。アメリカ軍が撤退してから懸念されていた民主化が、これからどう抑圧されるのか他人事でなく心配される。

 日本では、新型コロナウィルス旋風が、やや収まりつつある、ヨーロッパや韓国のコロナ再拡大現象に、再び警戒感が出て3回目のワクチン接種を行うべく今検討されている。一応厚生労働省は、2回目の接種を終えた人を対象に、2回目の接種を終えて8か月を経過した、18歳以上の国民に来月1日から来年9月30日まで行う。私も出来るだけ早く接種をしたいと考えている。

2021年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com