昨年母校慶應義塾から卒業50周年記念として春の入学式と秋の連合三田会に招待されたが、今日は卒業51年以上塾員招待会として日吉キャンパスにある記念会堂に招かれた。来年以降もこの招待会にはお招きいただけると聞いた。前2者に比べて特別なイベントがあるわけではないが、味のある大立食パーティだった。
昨年に続いて昨日わざわざセルビアから山崎洋さんがやって来られたので、ゼミの友人ともども自由が丘駅前で待ち合わせ日吉へ出かけた。冒頭清家篤塾長は卒業生が社会で活躍してくれることと、母校へ種々支援をしてくれることが、母校をしっかりした学問の府として育ててくれると参加した塾員を前に感謝の挨拶をされた。
昭和33年までに卒業した塾員のための午前の部、そして我々34年以降に卒業した者のための午後の部を併せて4千名以上が参加されたというから、特に印象に残るショーなどは何もやらないが、見方を変えれば大イベントではないかと思う。
自分の母校を良き母校と外に向かって称賛するのもどうかと思うが、最近になって特に慶應義塾の学生とOBが一体となって母校のために何かをやり、母校がそれに応えるパフォーマンスを素晴らしいと思い、その恩恵を受けることを嬉しく思うようになった。
山崎さんも遠路はるばるやって来て友人とともに塾歌を斉唱し、応援歌を聞きながら食事をいただき、友人と歓談するのは、まさに至福のひとときである。昼食を自由が丘でともにしたが、帰りも自由が丘で下車し招待会には出席しなかったゼミの友人も合流し、夕食を美味しくいただいた。気の許せない友人と自由に話し合うことができて、充実した時間を過ごすことができた。
山崎さんは来月セルビア大使館で、セルビア語翻訳本の出版記念会に出席するので、我々もそれに出席することになった。あまり日本人がいないセルビアで山崎夫妻もお揃いでよく孤軍奮闘していると思う。
母校の招待会のおかげで、いろいろアカデミックな催しに触れる機会に恵まれラッキーだとつくづく思っている。ともかく今日は気持ちよい一日を過ごすことができた。