2594.2014年6月20日(金) 亡父の誕生日に思うこと

 年齢を重ねてせいか、最近父親のことを時々思い出すことがある。その父が生きていれば今日は106回目の誕生日である。93歳まで生きた父は平素から割合健康だった。その血を受け継いだせいであろうか、幸い我々兄弟も揃って健康体である。

 健康について言えば、昨日に引き続き、今日も森内科へ定期診断に出かけた。森医師は私の顔を見るなり「ちょっと痩せましたね」とニコニコしながら言われた。確かに若干スリムになったような気をするので、食生活に気をつけているし、体重も少し減ったと言った。早速血糖値を調べてもらったら、何と「117」だった。3月に糖尿病が進んだかも知れないので、すぐ専門医に精密検査をしてもらった方が良いとアドバイスされた時、HbA1cの数値は7.6、血糖値が333だった。

 結局東京医療センターで検査してもらったところ、HbA1cが6.9、血糖値は220にまで低下したが、まだ不十分だった。それがここへ来てHbA1cの判明までは時間がかかるが、血糖値は「117」になり、森医師も薬を飲用せずにこの調子なら大丈夫でしょうとこの先の見通しに太鼓判を押してもらった。とにかく良い方向へ向かっているのでほっとしている。

 さて、国会では集団的自衛権を巡って与党の自民党と公明党との間で駆け引きが続いていたが、条件付きで公明党が自民党に歩み寄る姿勢を見せてきた。「平和の党」公明党も自民党と袂を分かって野に下るより、与党内に留まっていたいらしい。そこへ集団安全保障の容認を巡って新たな対立が生じている。集団安全保障の行使容認とは、国連安保理事会決議に基づいて侵略行為を行った国を制裁する行為で、日本が武力行使をできるようにするというものである。

 しかし、これは4月ごろ話が出た時に、安倍首相は言下に否定した。それがいつの間にか自民党内で復活しているのだ。公明党も慌てふためいているが、後から後から自民党が新手の隠し玉を繰り出してくる、しかもそれらは憲法違反に抵触する際どいものばかりだ。どうして、自民党は悪評高い自己流解釈をしてまで国を戦争の危機に追い込むような行動を取るのだろうか。もう国民はどうなれ、国民のことは一切考慮しないと言わんばかりである。

 傲慢な安倍政権には、次の言葉を進呈しよう。曰く「驕る平家は久しからず」。

2014年6月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com