2608.2014年7月4日(金) 京都、世界の観光都市で人気一番

 このほどアメリカの富裕層向け旅行雑誌「トラベル+レジャー」誌の今年度世界人気都市ランキングのトップに、日本の都市として初めて京都がランクアップされた。京都は一昨年9位、昨年5位に入り、ついに首位に躍り出た。日本の都市が好評を博すのは、観光施設のようなハード部門だけではなく、治安、清潔、おもてなしなどのソフト面の優れた点が外国人から認められたからだと思う。因みに、京都以下の人気順位は②チャールストン(米)、③フィレンツェ(伊)、④シェムリアップ(カンボジア)、⑤ローマ(伊)、⑥イスタンブール(トルコ)、⑦セビリア(スペイン)、⑧バルセロナ(スペイン)、⑨メキシコ・シティ(メキシコ)、⑩ニュー・オーリンズ(アメリカ)である。残念ながらチャールストンは訪れたことはないのでよく分からないが、他の8都市は何度も訪れたことがある。それぞれ歴史のある魅力的な都市ばかりだ。

 昨年トップだったバンコックがベスト10にも入らなかったのは、長らくデモ騒ぎがあって治安面で不安が大きかったからではないかと思う。昔からよく「観光は平和産業」と言われているが、まさにその通りでバンコックがランク外に落ちたことといい、あれだけ多くの世界遺産を抱える中国の都市がひとつとしてランクインしなかったのは、大気汚染や他国の海洋権益までも主張する好戦的な外交姿勢と国民性が大きくマイナスに作用しているからだと思う。

 京都を訪れる観光客の数は昨年5162万人で、外国人観光客は113万人だったという。私が京都市内に住んでいた頃はまだ中学生だったので、観光について関心はなかったが、今から思えばその世界遺産である観光都市で生活することができたのは、幸せでもあり良い思い出ともなった。

 さて、昨日座談会の折拙著の主人公、ススム・アイザワ大酋長のプロ野球始球式の際の写真を江ノ電沿線新聞に何とか掲載したいと司会者から強い要望があった。3年前に読んだ小林泉著「南の島の日本人」の中に1枚掲載されていたことを思い出し、使用許可を得るべく発行元の産経新聞出版社に問い合わせてみた。担当者はその写真は著者から提供されたものなので著者の了解を得られればよいでしょうと著者の携帯番号まで調べて教えてくれた。そして著者である大阪学院大学教授の小林泉氏へ連絡したところ当方の申し出を快く受け入れていただいたので、早速江ノ電沿線新聞社にその旨伝えた。

 まったく予想もしないことだったが、半日足らずで当てもない写真探しも、かくて一件落着となった。

 さて、最近の東京都議会で発せられた女性蔑視のヤジのほとぼりが冷めぬ間に、今度は国会の場で同じようなヤジがあった。ところが都議会以前に起きたヤジだった。国会では問題にならなかったが東京都議会で問題になって、ついに膿が滲み出てきたのか。

 今度は日本維新の会の上西小百合衆議院議員の質問に対する自民党大西英男議員のヤジである。この愚かな議員も東京都出身だという。あまりにも次元が低いので、もううんざりであるが、今夕の朝日新聞のコラム欄「素粒子」に「国会にも女性蔑視のヤジ議員。学級会以下の都議会に、都議会以下の国会。号泣県議も現れ、有権者は涙も出ず」とある。

 国も首都東京も低レベルの議員さんたち、さぁどうする?

2014年7月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com