2616.2014年7月12日(土) 日本の岬、人気ランキング

 まもなく上梓する拙著のタイトルを当初の「南の島の日系人大酋長の波瀾万丈」から、「野球大酋長」へ変更したことを友人らにメールで知らせたところ、信頼する高校の先輩と現代書館を紹介してくれた清田義昭・出版ニュース社社長が新タイトルはとても良いと力強く言ってくれたので、こういう人たちから推薦されるなら販促上効果が上がるかなと思っている。これで旧タイトルへのこだわりと若干のわだかまりが吹っ切れた。タイトルには簡潔な言葉の中に、何を言わんとしているかということを想像させることが大切なようだ。その意味では「野球大酋長」は的確だったということだろう。

 さて、今日日本テレビで歌の長時間(11時間)番組をやっていたので、時折観るとはなしに観ていたら、歌には今日の番組に関わらず、「岬」を詠った曲が多いことに気付いた。偶々今朝の朝日新聞特集の「訪ねてみたい日本の岬」に人気ランキングが示されていた。それによると岬の人気1位は宗谷岬だった。以下②知床岬、③襟裳岬、④足摺岬、⑤東尋坊、⑥竜飛崎、⑦室戸岬、⑧犬吠埼、⑨納沙布岬、⑩潮岬だった。上位3位までが北海道にあるが、やはり岬が旅情をそそる点から北海道の岬が選ばれたのだろう。ところが、私自身すべて訪れたことがあると確信していたが、⑥竜飛崎だけはまだ行ったことがなかった。本州から北海道へはフェリーで何度か渡っているが、青森-函館、大間-函館で大間から函館へ渡った時は下北半島の大間崎から向かった。残念ながら津軽半島の竜飛崎からではなかった。それでも大間崎だって人気は19位である。大間崎には取り立てて旅情の魅力は感じなかったが、大間崎へ向かう途中立ち寄る恐山の奇々怪々な霊山のおどろおどろしい人気におんぶしているからだろう。蛇足ながら「竜飛崎」と「犬吠埼」の岬の文字が違うことも初めて知った。

 日本の風景は世界でも風光が素晴らしい場所が多い。これは狭い国土の70%が山間部であることが大きいと思う。まだまだ私だって日本の素晴らしい観光地を充分見たわけではない。都合をつけて海外はもちろん、国内ももっともっと隅から隅まで訪れてみたいものである。

2014年7月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com