今日は慶應病院で大腸内のポリープを切除してもらった。一昨年の人間ドックでは憩室がいくつかあるが、悪性ではないのでこのままにしてその後に考えようということになっていた。1週間前の人間ドック受診の折、そのままにしていると言ったところ、あれから時間が経ったので切除した方が良いと勧められ今日切除してもらった。
9時半ごろから結局終わってみれば午後1時を過ぎていた。詳しい結果については、一昨日のMRIの受診結果とともに13日に話してもらえることになった。取り敢えずちょっと気になっていたポリープを切除したことでほってしている。
朝食を食べていなかったので、少々空腹感があり、病院敷地内の「百花百兆」で軽いランチを食べていたところ、現代書館の菊地社長から、拙著ができ上がっておめでとうとお祝いの電話があった。中々立派な体裁で良い仕上がりだと言って喜んでおられた。勿論私も心がウキウキで嬉しい限りである。見本を直ぐ送ると言っておられたので、楽しみに待つことにしたい。
さて、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のハマスとの戦闘が休戦状態に入ってひとまずほっとしている折に、アメリカのオバマ大統領が日本時間の今朝緊急声明を発表した。イラク北部で勢力圏を広げるイスラム過激派「イスラム国」への限定的な空爆を承認したと明らかにした。生命の危険にさらされている少数派住民への人道支援作戦であると力説し、あくまで米軍の地上戦闘部隊は再派遣せず、アメリカがイラクでの新たな戦争に巻き込まれることを容認しないと述べた。果たしてアメリカの思惑通りことが進むだろうか。
最近シリア紛争が硬直化して以来、オバマ大統領の存在感が薄れ、力に限りが見えてきた。この声明がこれからのオバマ大統領の力を示す拠り所となるかどうかである。残念ながら、この声明が発表されてまもなく世界的に株式市場が大幅に下がり出した。世界的に株価下落になった要因は、オバマ声明以外にもシリアやウクライナの戦争なども響いているが、日本でも今日株価が下がり、日経平均株価は対前日454円の値下がりを記録した。
ところで、3日間の停戦が実現していたイスラエルとハマスの停戦協定が期限となり、休戦への期待は裏切られ戦闘が再開された。やはりお互いの怨念はそう簡単には消えることはないようだ。それにしても、何とも暗い気持ちにさせるパレスチナ問題である。