4987.2021年1月6日(水) コロナ感染者全国で6千人を超える。

 新型コロナウィルスは、今日もまた新記録を作った。今日東京都の新規感染者が1,591人となり、大晦日に記録した1,337人を大きく超えて過去最多となった。全国的にも感染者は6,001人を数え、これも過去最多となった。重症者も784人で過去最多であり、死者は3,834人となった。コロナは益々勢いを強めている。いよいよ明日緊急事態宣言が発出される。

 今日時点でジョンズ・ホプキンズ大学が発表した感染者は、8千6百万人、死者は186万人である。世界的に猛威を振るっている中で、コロナを最初に発症させた中国・武漢市へ調査に赴こうとした世界保健機関(WHO)のスタッフに対して、中国政府が入国ビザの発給を拒否したため、調査チームを派遣させることが出来なくなってしまった。これには、これまで中国贔屓と見られていたテドロス事務局長も頭を抱え失望を露わにした。コロナの発祥原因を突き止める医学的、学術的調査でもあり、中国は痛い腹を探られたくなかったのだろうが、これでは世界に悪疫を輸出した責任を取ることに否定的であるということになる。いつもながら中国の身勝手さには悩まされる。

 さて、今日Googleから私のホームページへのアクセスの多い12月分の項目を知らせてくれた。10月分から毎月知らせてくれるようになった。最もアクセスが多かったのは、12月1日のブログ「近鉄グループが火の車」だった。これは「選択」12月号の記事を参考に、大手私鉄各社の中でも巨大で安定していると信じていた近鉄が、財務内容はかなり厳しく、私鉄各社の中で先を切って運賃値上げを考えている点について私見を述べたものである。やはり名門・天下の近鉄が、コロナの影響が大きいとは言え、長らく手を染めなかった運賃改正へ唾を点けそうだという窮状に関心が集まったのだろうか。

 次にアクセス数が多かったのは、HPの論稿・エッセイ欄に掲載した「ある女性の波瀾の生涯」と題する「知的生産の技術研究会」発行の機関紙「知研フォーラム」2006年8月号への寄稿文だった。これは学生時代の友人の母親であり、ゾルゲ事件の準主役だったブランコ・ド・ブケリッチ夫人でもあった女性について綴ったものだ。3番目は、2018年11月30日のブログ「北原白秋の甥、邦雄氏の卒寿祝い」と2013年9月30日のブログ「評価の分かれる盗作作家・山崎豊子さん」だった。前者では、昨年藤山一郎の甥が再婚された時、北原邦雄氏と私が証人になった。また、後者については、山崎の盗作癖について、松本清張の怒りを交えて作家としてのモラルを問うたものである。

 Googleから毎月アクセス実績を知らせてくれるようになったことは有難い。あれも9月の電撃的な革共同全国委員会議長・清水丈夫さんが半世紀ぶりに世間に姿を見せた記事について、清水さんを知る立場から清水さんの人柄、行動についてブログに書き、それが私のブログへのアクセスを急増させた。その時以来Googleが私へHPの情報を提供してくれるようになった経緯がある。しかし、昨年9月から増え続けたアクセス数も先月中旬以降漸減している。何か意図的な原因があるのではないかと思っている。ちょうどこの時期に私のツィッターが何者かによって削除され、一時送信できなかった。今では元通りであるが、削除されたツィッターは消えたままである。これはある大学のおかしな点を実名を明かさずアップしたところ、その大学関係者が何らかの理由を挙げてツィッター社に圧力をかけたのではないかと見ている。

 最近ではツィッターもFacebookにもあまりアップしていない。どうもそれらのシステムに疑念が感じられて、ポジティブに利用しようという気持ちがあまりない。

2021年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com