4983.2021年1月2日(土) 大番狂わせの箱根駅伝と大学ラグビー

 今日は全国的に厳しい寒さが襲って北陸、東北地方の日本海側は大雪警報が出ている。秋田県横手市、新潟市、福井県大野市のWEB画像を観ると積雪に覆われ、街も暗い印象である。東京も厳しい寒さであるが、空には済んだ青空がいっぱいに広がっている。車も少なく人通りもあまり見られない。外出する人が減ったようだ。それでも新型コロナウィルスの感染者数は一向に減る様子もなく、危機感を抱いた東京都知事をはじめ、首都圏の神奈川、埼玉、千葉県4都県知事が、西村経済担当大臣に面会して政府として拘束力を持つ「緊急事態宣言」を発出するよう要請した。西村大臣の対応は、じっくり検討して回答するといういつもながらの返事だった。正月休み明けには、コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言が出されるだろうか。

 今日と明日の2日間、恒例の関東大学対抗箱根駅伝が行われる。今日は都内から箱根までの往路を走ったが、全国大学ラグビー準決勝戦を観ていて駅伝中継を観ていなかった間に、番狂わせが起きていた。優勝候補の下馬評には、連覇を狙う青山学院大、一昨年の優勝校・東海大、今年度全日本駅伝優勝校・駒沢大、明治大など4校が挙がっていたが、今日往路を制したのは、まだ4度目出場の創価大だった。優勝候補筆頭だった青山学院大は、何と12位だった。他に東海大は5位、駒沢大は3位、明治大は14位だった。どうしてこれほどの番狂わせが起きたのだろう。明日の復路における各強豪校の巻き返しが楽しみである。

 そして、大学ラグビー準決勝でも、第1試合の早稲田大は帝京大を予想通り33対27で破り順当に決勝戦へ駒を進めたが、第2試合の明治大対天理大戦で、何と関東大学ラグビー対抗戦グループで優勝した明治大が関西の雄・天理大に成すところなく、41対15で敗れてしまった。決勝戦は、早明の対決と予想していたが、見事に肩透かしを食ってしまった。

 ラグビーは、あまり番狂わせがなく、通常実力の上回るチームが順当に勝つと言われている。観た感じでは明大の方が力は上のような気がしたが、そうではなかったということになる。11日の決勝戦では、天理大がどう早稲田に立ち向かうだろうか。早明戦とは別の興味がある。

 それにしても明日の箱根駅伝復路が終わらなければ、何とも言えないが、瀬古利彦さんが青山学院大は選手層が他校とは違う。エース級の選手も多いし、後半も強いので、各々が必要以上に焦らず、心の余裕があるので、優勝は間違いないと太鼓判を押しているが、果たして瀬古氏の言うように連覇は大丈夫だろうか。レース後半が楽しみではある。

2021年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com