8日に大腸ポリープを切除してもらった結果を伺うため慶應病院へ出かけた。昨年発見されたポリープをきれいに切除してもらったが、その写真を見せてもらいながら説明してもらった。以前に切除してもらった傷痕はそのままになっているが、当分心配はないということだった。定期的に内視鏡検査でチェックすることが大事だとアドバイスされた。
その後訪れた自由が丘の眼科でも同じことを言われた。人間ドック検査の結果左眼に黄班変性が見られると指摘され、早めに眼科で診てもらうよう勧められた。眼科で検査を受けた結果、左眼に黄班が見られるので、現時点で特別な治療はしないが、少なくとも半年に1度は検査を受けて症状をチェックする必要があるとのご託宣だった。
とにかく大ごとにならなくて良かった。これからは人間ドックを主に定期的に健康状態をチェックしてそれに応じた処方をする必要がある。
さて、シリアで日本人が拘束されたというニュースが流れた。「You Tube」にぼかした映像で日本人が詰問されている画像が映った。今シリアは内戦状態が続いているが、外部の目はイラクへ移りがちである。シリアもイラクもイスラム過激派組織「ISIS」が暴れまわり、結果的にイラク北部では無政府状態に陥っている。捕まった日本人がどういう人物か分からないが、本人はカメラマンを名乗っているようだ。先日ベトナム戦争を取材した石川文洋氏が、初めて銃弾飛び交うベトナム最前線に向った時、傷ついた米兵が伏せろと言ったが、ぴんと来なかったと話していた。これが臨場感のなさというものだ。戦争の本当の怖さが分からない。シリアで拘束された日本人もこのように臨場感のないまま戦場で過激派の兵士に捕まったのだろう。それは私自身が身柄拘束された体験からも言えることだ。いずれにせよ、臨場感が備わっていないことは怖いことである。