4887.2020年9月28日(月) 元首相の葬儀に税金1億9千万円を拠出

 一昨日の当ブログに取り上げたことであるが、来月行われる故中曽根康弘元首相の閣僚・自民党葬に政党交付金から9千6百万円を拠出するということだったが、その後もっと怪しげな情報が分って来た。その程度の金額ではなく、驚くべきことに支出は1億9千万円だそうだ。デラックスホテルの葬儀会場費だけで5千5百万円だというから呆れ果てた。私が大学1学年の時の国家予算1兆4千億円のほぼ0.01%になる。そんな大金、税金を元首相の葬儀のために使うことに葬儀委員長の菅首相は何も感じないのだろうか。このコロナ禍にあって、自粛するならともかく、コロナ対策として参列者の規模を縮小し、参列者同士の間隔を充分に開けるなどと妙な気遣いをしているから、噴飯ものである。また、閣僚たちもデラックス葬儀と国税投入に何らの疑問も感じないのだろうか。しかも、元首相が101歳の天寿を全うしたのは昨年11月で、翌12月には都内で子息の中曽根弘文参議院議員が喪主となって葬儀はすでに済ませておられる。はっきり言ってこれは税金の無駄遣いではないだろうか。国民にきちんと事情を説明すべきである。どうも菅首相には「桜を見る会」の反省が充分出来ていないようだ。これからこの種の無駄遣いをし続けるとしたら、とても見過ごすわけには行かない。メディアも望月衣塑子・東京新聞記者だけに任せず、税金の使い道についてもっと厳しく精査し糾弾すべきではないか。

 さて、来月上梓予定の拙著の表紙デザイン原案3枚が先日提案され、その内1枚を選んで若干希望を伝えたところ昨日それらを採り入れたうえで、新たに3枚の新デザインを制作して呈示してくれた。大分私のイメージに合ってきているが、まだ細かい部分で物足りなさが残り、改めて注文をつけたところである。もう直自分の本が出来上がるというのは、想像するだけでも愉快で気持ちがワクワクするものだ。自著としては5冊目になるが、今度ばかりは自由奔放に書き、装丁から写真も一般の読者が見たらびっくりするような作品になっていると思う。あの冒険作家・椎名誠さんが読んで気に入ってくれ帯に推薦文まで書いてくれたので、きっと友人たちも驚くだろう。友人たちからも期待されているが、私自身が一番楽しみにしているというのが本心である。

 ところで、先日左眼白内障の手術を受けてから視界がくっきりと開けて気持ちも明るくなった。術後2度目の検査のため、今朝も早く東京医療センターへ歩いて出かけた。執刀医師との話し合いの前に、視力や眼圧の検査を行ってくれる。医師からは大分状態は良いとお墨付きをいただいたが、風呂で顔を洗ったり、洗髪することは術後1週間は待つように釘を刺された。頭がかゆくて仕方がない。左右の目をつぶって比較してみると手術した左眼の方が色ははっきりして鮮明である。医師によれば、右眼も大分疲れてきているので、しようがないとのことだった。まだ2度ほど相談に乗っていただくことになっている。

 とにかく手術をして良かったというのが率直な気持ちである。

2020年9月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com