4874.2020年9月15日(火) 革共同の清水丈夫さん、半世紀ぶりに出現

 1968年の今日9月15日は、祝日「敬老の日」だった。この日妻護江とJR品川駅近くの高輪プリンスホテルでお見合いして翌年結婚することになった。あれから52年の月日が経過して昨年無事金婚式を迎えることが出来た。当時その場に居合わせた媒酌人の奥様、妻の母、私の母は悲しいことにすでに神に召された。当時「敬老の日」にお見合いとは、と悪友に冷やかされたこともある。だが、夫婦揃って後期高齢者として敬老の年まで元気にやって来られたのも「敬老の日」のお蔭かもしれない。今では「敬老の日」も9月15日ではなく、9月第3月曜日となった。それでもやはり感慨深いものがある。銀婚式にはカナダへ旅行したが、金婚式にはどこへも行かなかった。その1年前に祇園祭、鹿児島、にっぽん丸クルージングと派手に記念旅行をし過ぎたこともある。いずれコロナが終息したらどこかへ行こうかと思っている。

 さて、今日思いがけないことが2つもあった。ひとつは、高校時代のラグビー部の1年先輩で東大生時代に全学連書記長として、国論を二分した60年安保闘争のリーダーとなって行動した清水丈夫さんが、半世紀ぶりに姿を現したと朝日デジタルに「『中核派』最高指導者の姿、半世紀ぶり確認 集会に出席」と、また前進社HPに「9・6革共同政治集会 秋月書記長が基調報告、清水議長も登壇」と公表されたことである。中学、高校、大学でも一緒だった天野武和さんがわざわざ電話で知らせてくれた。

 清水さんは70年以降行方が分からなくなったと言われていたが、いわゆる古い言葉で言えば、地下に潜行していたということである。私が60年安保闘争や、ベトナム反戦運動へのめり込むようになったきっかけも清水さんのお誘いがあったからである。前述のように清水さんは東大紛争直後から、世間から身を隠してしまい私もまったく会うことはなかった。所属する革共同とは、「革命的共産主義者同盟」の略称で、清水さんはこの革共同の議長として活動している。それにしてもNETで伝えるように世間も驚いているが、私自身もびっくりしている。

 来年母校ラグビー部の創部70周年を迎えるに際してOB会として記念誌を発行する準備を進めており、過日それに寄稿ばかりだ。その中でラグビー部入部以来私が接したラグビー部OBの中で、特に印象に残っている3名について書いたが、そのひとりが1年先輩で同じフォワードの清水丈夫さんである。

 もうひとつ思いがけなかったことは、私のブログ「ご意見番の意見」へのアクセス数がどういうわけか今日に限り、一気に増えたことである。普段のアクセス数は1日当たり約160件ぐらいだが、昨日アップしたブログを今朝チェックしたらすでにアクセス数は1,806件だった。昨晩11時から今朝9時半までの時間帯にこれだけのアクセスとは想像も出来なかった。その後もアクセス数が増え続け、昨晩アップした時に221253から、今日のブログを書き終える直前の夜10時時点で224488にまでなっており些か驚いている。拙稿を多くの方々からご高覧いただけることは有難いことで嬉しく思っている。お蔭で普段は安定したアクセス数であるが、今日の過大とも、異常とも言える数には戸惑っていると言っても好い。それでもまったく思い当たる節はない。昨日のブログも菅官房長官が、自民党新総裁に選出されたことを奇異にてらったような文を綴ったわけでもない。時にはある事象に対して厳しい批判的な意見を書くと一気にアクセス数が増えるということはあるが、それでも普段の2倍程度である。とにかく昨日のブログに関するアクセス数3,235には、有難いというよりただただ驚いている。果たして明日以降はどうなるだろうか。

 ついては、新型コロナウィルス感染拡大のため遅れて開幕した今年のプロ野球も、セ・リーグは巨人軍が圧倒的な独走ぶりで、2位以下を10.5ゲームも引き離し、今日もエースの菅野投手が開幕から無傷の11連勝で阪神を破り、早くも優勝まで38のマジックが点灯した。パ・リーグ首位争いは混戦模様であるが、セは巨人で決まりだろう。

2020年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com