4784.2020年6月17日(水) 白内障手術は9月24日、東京医療センターで

 紹介状をいただいて今日自宅近くの国立東京医療センターへ行き眼科で診てもらった。眼圧や視力検査の後で眼科医長の野田徹医師と話し合い診断してもらった。白内障について右眼は問題ないが、左眼は相当ガラスが曇っているので、手術により曇り部分を取り除き新たに透明部分に入れ替えると言っていただいた。ところが、手術の執行は3か月後の9月24日ということでまだ相当先である。その前に全身検査があり、そして手術前の説明会というのがあり、いずれも医療センターへ行かなければいけない。もっと簡単に事は済むと安易に考えていたが、やはり国立の大病院だけあって随分慎重で丁寧である。しかも、説明会には身内が付きそうことが条件になっていた。

 まぁ長い間気になっていたことが手術の日時も決まったので、取り敢えずすっきりした。ここは手術の当日をただ待つのみである。

 さて、昨日国内外に大きな事件があった。国外では、北朝鮮の開城にある南北共同連絡事務所を予告通り北朝鮮が一方的に爆破した。この連絡事務所は、南北朝鮮の公的交流の場であり、平和のシンボルでもあった。それが過日韓国に居住している北朝鮮脱北者団体が、金正恩・朝鮮労働党委員長を非難する風船を北朝鮮国内に向け飛ばしたことによって、北朝鮮を怒らせ、最近存在感を強めつつあった金正恩の妹である金与正・党第1副部長が、連絡事務所の破壊を予告していた。テレビで爆発の瞬間の映像が放映された。軍事境界線周辺に軍を出動させるとも警告していた。韓国政府は強い遺憾の意を表している。国境周辺では、軍事行動に出る恐れもあり緊張が高まっている。最近の北朝鮮の動きは、金正恩委員長の動きともどもはっきり分からない。しかし、何を仕出かすか分からないからこそ要注意である。

 さて、国内では昨年7月に行われた参議院選挙の直後に、買収容疑により公職選挙法違反に問われていた広島選挙区選出の河井案里議員の公設秘書が、昨日広島地裁で執行猶予付懲役刑を言い渡された。連座制適用から河井議員の当選が無効となる可能性が出てきたことである。河井議員は夫の前法相・河井克行衆院議員ともども買収行為に関わっていた可能性も指摘され、夫婦揃って今日自民党に離党届を提出した。ただ、辞職はしないと述べている。河井議員が大金をばらまいてまでも参議院広島選挙区で勝ちたかったのは、それまで自民党が安定的に当選者であった現職議員と新人の案里議員の2人を当選させたかったために2人を党公認にしたが、もうひとりは生憎落ちてしまった。自民党本部が、河井案里議員に熱い応援をしたくて別人の候補者よりかなり多額の選挙資金を提供したと言われ、それが買収資金に使われたと噂されている。

 連座制が適用されて当選議員が議員の職を失ったのは、大分以前に鹿児島県出身の徳洲会の徳田毅衆院議員の例があるが、極めて珍しい。河井議員のケースがどういう結果になるのか、別の意味で興味深い。そして今日通常国会が閉会となった。

2020年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com