今日の朝刊、朝日と日経のいずれも一面に安倍内閣に対する世論調査の結果が出ている。その調査の結果が正反対なのだ。最近の公職選挙法違反がらみの2人の女性閣僚の辞任について、総理の任命責任を自他ともに認めて安倍内閣としては評価を落とした矢先だけに、当然ながら内閣支持率は下がると思っていた。実際日経調査の支持率は前月より5%下がって48%となった。ところが、朝日の調査結果は逆に3%上がって49%となった。ただ、安倍政権発足以来朝日、日経ともに同じようなトレンドだから同列に論じても良いのかもしれない。
困るのはとかく自分たちに都合よく解釈しがちの政治家が、朝日も日経も逆の結論が出るくらいだから、世論調査なんてあまり当てにならないと勝手に決めつけてしまうことだ。
さて、今日は湘南高同期生会が藤沢で行われ、驚くなかれ出席者が92人もいたことである。一時減ったと思っていたが、また盛り返したようだ。卒業したのは401人だから、ほぼ四分の一の同期生が一堂に会したことになる。この仲間たちとは同じ時代に同じ勉強をし、クラブ活動をして同じ社会に生きて同じ空気を吸っていた。このところ毎年出席しているので、かなり顔馴染みは多いが、卒業後57年も経ったので一目見ただけでは誰だか分からない友人も結構いる。
拙著についてちょっとマイクを手にストーリーの母校に関係のあるパートをかいつまんで話した。その中でも戦時中から戦後の新学制発足の昭和23年まで、県立湘南中内に私立湘陽中が併設されていたとの話は、ほとんどの友人が知らなかった。その他にもそもそも主人公の大酋長が湘南に在学していたのかどうかという疑問に興味を持ってくれた。いつまでも同じ空気を吸った仲間と話す機会を持ち続けたいものである。
がっかりさせられたのは、折角出版記念会に出席の返事をもらっていたのに、その後不都合が生じて欠席せざるを得ないと同期生会会場で申し出た友が3人もいたことだ。加えて帰宅したところ乾杯のご発声をお願いしていた丹羽晟様からも急に原因不明の腰痛となり、検査入院することになったので出席もキャンセルしたいというお手紙をいただいたことである。
まぁこればかりは、健康や仕事の問題なのでやむを得ないが、ちょっと残念である。
今日は妻が高校時代の友人と湯河原へ泊まりがけで行っている。