4560.2019年11月6日(水) 気持ちが休まる2つの集まり

 今日は忙しなかった。ヨーロッパで活動され、今月初めの連休に広島原爆記念館で演奏されたセルビアのヴァイオリニスト・豊嶋めぐみさんに、藤山一郎さんの甥・増永基文さんが加わり3人で新宿のハイアット・リージェンシー東京の和食レストランでランチをともにした。嬉しかったのは、豊嶋さんがわざわざヴァイオリンを持参され、私たち2人のために名器で演奏してくれるというお申し出だった。早速レストラン支配人にお願いしたところ防音設備の別室で演奏の機会を作ってくれた。折角の機会だったので、レストランの従業員にも聴かせてあげたいと思い、そう話したところ6人の和装女性が部屋にやって来られ、静かに聴いて感激していたようだった。名曲を生でじっくり聴かせてもらった。臆面もなく豊嶋さんに次回出版記念会に来ていただき演奏してもらえれば嬉しいとお話ししたところ、予定が早めに分れば是非とも演奏したいと受けてもらえて期待が高まった。心ウキウキする嬉しい会食となった。

 夜は、六本木の森ビル・アークヒルズで開かれた恒例の母校・湘南高校OBの有志で組織する「東京湘南有志会」の会合に出席した。年齢差もあるが、同じ母校で学んだ同窓生でもあり、皆和気あいあいの楽しい集会だった。久しぶりに佐々木信也さんにもお会いした。佐々木さんが甲子園で優勝した時の野球部の同級生2人も出席されたが、お2人とも現役の医師として今も活動されていると聞いて敬服した。

 話題の中心は、再来年迎える母校創立100周年記念行事に関することだった。この会の難点は、敢えて言えば若い後輩たちがやや少ないことである。だが、文武両道の湘南で学んだことを皆誇りに思っている。それはランチの際にも増永さんとの話の中で、慶應で学んだことを良き思い出にしていると言ったことと相通じるものがある。

 今日の大失敗は、新宿から六本木アークヒルズへ行くルートをちょっとした勘違いで間違えて、地下鉄南北線「六本木一丁目」駅で下車すべきところを、日比谷線「六本木」駅で降りて随分遠回りして歩いたことである。何日ぶりかで歩数も1万5千歩になって、やはりふくらはぎを痛めてしまった。いずれにせよ、心を許せる人との会合は楽しいものである。疲れたが、今日は心地よい疲労である。

2019年11月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com