4528.2019年10月5日(土) ラグビーWC 日本、サモアに勝って3連勝

 日本がまた勝った。ラグビー・ワールドカップ第3戦でサモアを38-19で破り、第1次リーグで3戦3勝となった。すでにロシアと優勝候補のアイルランドに勝ち、残るはスコットランドだけとなった。だが、スコットランドに敗れると決勝トーナメントへ勝ち進める保証はない。実際4年前の大会では、最大の番狂わせと言われた南アフリカ戦に勝ち3勝1敗となったが、南アフリカ、スコットランドも同じ3勝1敗だった。結局勝ち点(ボーナス・ポイント)の差、つまりボーナス・ポイントが及ばず決勝トーナメントに進めなかった。勝ち進むためには、ボーナス・ポイント云々よりスコットランドに勝って4戦4勝とすれば問題ない。どうなるだろうか。

 それにしても今日の日本勝利で日本中が盛り上がったようなムードである。今日は日本の試合の前にイングランド対アルゼンチン戦を観戦していたので、すっかりラグビー漬けになってしまった。ノーサイド後ラグビースクールに通っている小3の孫も嬉しそうに電話をかけて来た。

 それにしても近年日本代表チームは間違いなく強くなった。今日勝ったサモアに対しても今日の勝利を含めてやっと5勝11敗となったが、それでもこのところ3連勝であり、これは日本が他の国々よりハイ・スピードで実力が上がっている証拠だと思う。

 これから他の強豪国にどう追いつき、追い越していくのか、楽しみである。

 さて、香港がどうも不安定な状況にある。昨日事実上の戒厳令ではないかとみられている緊急状況規制条例が発動された。香港政府保安局は、「顔を覆うことがデモ参加者に違法行為を続ける度胸を与え、暴力行為をエスカレートさせている」として覆面禁止法の制定に踏み切った。顔にマスクをやってはならないということで、これでは写真を撮れば直ちに人物が特定されてしまう。しかし、緊急法発動は香港が中国返還前に制定されたもので、返還後の香港基本法の下で有効であるかどうか疑問も呈されている。それを承知のうえで敢えて香港行政府はデモにひとつのブレーキをかけたことになる。

 しかし、香港政府が立法会議会の審議を経ずにこのような強気な行動に打って出たのは、中国政府の武力介入への危うい手になりかねない。「1国2制度」が危機に瀕していることを示しているように思える。まだまだ一波乱ありそうである。

2019年10月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com