4508.2019年9月15日(日) オリンピック・マラソン代表選手選考レース

 20日から国内で開催されるラグビー・ワールドカップを前に、テレビでもあの手この手でラグビーを盛り上げているが、今日午前中はマラソン一色だった。2020東京オリンピックを来年に控えてマラソン出場選手を選出する一本勝負のレースは、これまでのオリンピック代表選考では行われたことがなかった。過去の選手選考では、選ばれるべき選手が選ばれなかったり、不信感を持たれた不透明な選考方法もあって、必ずしも公平な選出方法ではないとの声があった。全員が一堂に会して戦うなら条件が同じだが、時期、場所、天候が異なる条件下に行われた各レースの選考を記録と過去の実績だけを根拠に公平に優劣を採点するのは難しい。こうした声がかなり前から挙がっていて日本陸連では、今回漸く選手全員に同じ機会と条件を与える選考レースを行うことにした。それが今日行われたマラソン・グランドチャンピョンシップ(MGC)である。出場選手はすでに規定の実績のある選手だけに限られ、男子は31人、女子は10人が炎天下を疾走した。

 男子レースに続いて女子が20分遅れて9時前後にスタートしたが、35℃の気温の下では好記録は望むべくもなく、男子は日本記録には5分余遅れた。

 しかし、このMGCによって公平に選手が選ばれたと言える。男子は、1位の2時間11分28秒の中村匠吾選手と8秒差で2位の服部勇馬選手が、東京オリンピック代表に内定した。3位の日本記録保持者・大迫傑選手は2位の服部選手に僅か5秒差だった。3人目の代表は今後の結果次第である。同じく女子レースでは、2時間25分15秒で前田穂南選手が1位、鈴木亜由子選手が2位となり、オリンピック代表選手に内定した。3位は僅か4秒差で小原怜選手だった。

 さて、今から51年前の今日9月15日は「敬老の日」だった。それが何年か前から9月の第3月曜日に変わった。思い返せば、その日妻と高輪プリンスホテルでお見合いをして翌年5月に結婚することになった。幸いトラブルもなく半世紀余に亘って健康な生活を営んでこられた。長男、次男、そして彼らの家族を含めて健康で幸せな生活を送れているのは、家族間の思いやりのお蔭である。今年は金婚式を迎えたことになる。昨年は祇園祭に行ったり、次男家族と鹿児島へ行ったり、神戸から横浜までクルージングを楽しんだが、今年は6月に箱根へ1泊ドライブ旅行をした他には、現時点ではまだ記念的なツアーなどはやっていない。紅葉の季節も間もなくなので、そろそろ考えなくてはいけないとは思っている。

2019年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com