4505.2019年9月12日(木) 中学の同窓会が京都新聞紙上に紹介

 去る3月京都で開かれた中学生時代の同期生会が、9月9日付京都新聞夕刊に紹介され、その時の集合写真付き記事掲載の新聞を同期生が送ってくれた。「旧交歓談」というコラム欄にわれわれ同期生が今年卒業65周年を迎えたことを紹介してくれたのである。記事によると母校・京都市立上桂中学校は昭和22年に開校され、昭和33年に現在の京都市立桂中学校に校名が変更になった。卒業して4年後のことである。意外だったのは、昨年の全国中学校駅伝で母校男子チームが優勝したそうだが、何と女子は5年連続で全国優勝を飾っているというから驚いた。我々の時代には、そんな空気はまったくなかった。むしろ柔道が盛んで中学校なのに珍しく正課として柔道が授業に取り入れられ、黒帯生徒が5人もいた。3年生として1年間だけしか在学しなかったが、思い出は尽きず当時の同級生とは今も交流している。また、機会があれば参加したいと思っている。

 さて、アメリカのトランプ大統領には世界中が振り回されているが、またまた政権内の重要スタッフを一刀両断の下に首にした。極右の安全保障担当のボルトン補佐官を更迭することにしたのである。よくもお気に入りの取り巻きをこう度々交代させられるものである。特にボルトン氏はタカ派の中のタカ派と言われ、トランプ大統領が強気の保守政策を実行する立案者で中心人物とも見られていただけに、この人事ばかりは意外である。ボルトン氏更迭の最大の理由は、イランのロウハニ大統領とトランプ大統領との米イ首脳会談を開催するに際して、トランプ大統領がイラン側に歩み寄る姿勢を見せたことにボルトン氏が強く反対したことがある。

 すぐ気持ちの変わる大統領だけに、これからも周囲の要人も気が気ではないと思うが、対内外政策を立案、実行する国の上層部トップがこう度々変わるようでは、長期的なプランなぞとても立案出来ないのではないかと些か気になる。

 そのトランプ大統領は、11日中国への輸入追加関税を当初予定の10月1日から2週間延期して15日に実行すると発表した。関税引き上げ発表から僅か3週間で中国に譲歩するような歩み寄りである。これに対して中国政府も報復関税を一時的に除外すると公表した。何のために、両国は短期間内に制裁、延期を繰り返しているのか、あまりピンと来ない。一部には、大統領は10月1日が中国建国70周年記念日に当たる点に配慮したと推測されている。

 政治とは関係ないが、そのトランプ大統領は同じ11日に味付き電子タバコの販売を禁止する方針を明らかにした。煙が出ないから周囲に迷惑をかけないと都合のいいことを口実に、日本でも販売が伸びている電子タバコは紙タバコに含まれるタールなどの有害物質が少なく、禁煙にも効果的とされているが、医学的効果は不明である。こういう気の利いたことを大統領が決めることはないと思っていたところ、13歳の息子が電子タバコに手を出すことを心配したメラニア夫人のアドバイスがあったという。対立する政治家やメディアに対しては自己主張を貫く大統領も家族には弱いのだろう。序に喫煙に前向きの姿勢を示したのをきっかけに、銃規制にも乗り出してみてはどうか。そうすれば世界中からヤンヤの喝さいを浴びることは間違いないと思うのだが・・・・。

2019年9月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com