4470.2019年8月8日(木) 愕然! 脱稿直前の自著原稿消失か?

 昨日大変ショッキングなことがあった。それは今以て解決していない。まったく何が何だか分からない。

 実は、現在執筆中で脱稿間近で今年内か、来春には上梓しようと考えていたドキュメント作品の原稿がパソコン上から完全に消えてしまったのだ。昨日午前中に仕上げの章を書き、見直しながらPCを閉じたのだが、夕方原稿を開こうとしたところ、「ドキュメント」の中に見つからなかった。いろいろ手を尽くしてみたが、やはり原稿が見つからない。こんなことは初めてで、どうやって原稿を復元させたら良いのか、まったくアイディアが浮かばず途方に暮れてしまった。拙作は最後の仕上げに入っていてあと一息というところまで来ていた。これまでの海外旅行体験の中で、治安不安的な土地でテロを予感したり、身柄拘束された体験や、現地の人々との交流などの中で感じたことをリアルに書いた。その過程でメディアの取材方法に疑問を抱いた。特に彼らがあまり現場を踏んでいないのではないかと思い、一言注文をつけたものである。私なりにドキュメンタリー性を強めて書いたつもりなので、読者にはある程度興味を持ってもらえると思っている。残念で仕方がない。

 本文だけでA4版用紙にして105頁まで書き上げ残り10頁ぐらいのところまで来ていた。これ以上はいくらじたばたしても自分では解決策が見つからず、日ごろからお世話になっているITコンサルタントの小糸氏へ連絡を取って、明後日拙宅へ寄ってもらいPCをチェックしてもらうことになった。元通り復元することが出来るかどうかは分からないが、今はただひたすら祈るような気持ちである。もし、復元することが出来ない場合は、改めて文章を思い出しながら、また1から書いていくより方法はない。

 どうしてせっかく記憶させておいた大事な原稿が、何の不自然なこともやらないのに姿を消してしまったのだろうか。多少の慰めになるのは、80頁ぐらいのところで、1度文章をプリントしておいたので、その後見直し文章は大きく変わってはいるが、そのプリントが残っていることぐらいである。ITコンサルタントと神のお助けをいただいて何とか大事な原稿が復元されることを祈っている。あ~ 神様、仏様 お助けください。

 さて、今日は今月1日に続いて慶應病院へ出かけた。人間ドック受診の際、相談に乗っていただいた先生から大腸の内視鏡検査も行った方が良いと勧められたからで、その際今日問診の予約を取ってもらったものである。今日は簡単に終わり、9月2日に内視鏡の検査を行うことになった。大腸の内視鏡については、昨年からかかりつけの内科医からも受診するようアドバイスされていた。とりあえず9月に検査を受けることになったので、それを待ちたいと思う。

 ところで、現在日本では日韓関係悪化が大きな話題となっているが、日本は他にも頭の痛い問題を抱えている。世界中から嫌われているトランプ・アメリカ大統領からホルムズ海峡へ自衛隊派遣を要望する、有志連合への加盟を求められていることである。アメリカの言い分は、各国に対して自国籍船護衛の応分の負担をするために関係各国に空海戦力を派遣することを求めている。昨日もアメリカのエスパー国防長官が来日して岩屋防衛大臣に有志連合加盟を促した。日本がアメリカの要望に応じて有志連合に加盟し、自衛隊を派遣することになれば、対日友好国のイランを刺激することに成り兼ねず、その反面日本は同盟国アメリカのご機嫌を損ないたくもなく熟慮中だった。かつてすったもんだの議論の末、海賊排除のためと称して憲法論議を放擲してアラビア海へ自衛隊を派遣したことがあり、それが今日に至っている。

 毎度この種の場面で、海外に自衛隊を派遣することはアラビア海の時と同様に、日本の憲法上禁じられているということをなぜアメリカに対して強く言わないのか。また、そういう正論をメディアは主張しないのか。安倍政権同様にメディアの一番弱いところだと思う。

2019年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com