4463.2019年8月1日(木) 今年も人間ドックを受診

 今日8月1日は陰暦で八朔という、一般的にこの日農家でその年の新しい穀物や豊作をお祝いする慣習があった。江戸時代には徳川家康が江戸入府をした日として毎年諸大名、旗本が白帷子を着て登城し将軍にお祝いを述べた。吉原では遊女は白小袖を着たと言われている。それにしても8月に入った今日も暑い。都内では35℃と今年初の猛暑日となった。

 この暑い中を、毎年恒例となった人間ドック受診のために慶応病院へ出かけた。病院から今年は80歳になったので、付添人が必要と言われ妻を同道することになった。暑さを警戒して往復ともにタクシーを利用してしまった。

 型通り内視鏡検査や上腹部MRIなど標準ドック検査を午前中に終えて、午後妻ともども女医さんから検査の結果と対策について話を伺った。一番注意されたのは、体重が年々増えているのに、運動不足であるということだった。左目の視力が落ちていて白内障が進んでいると先日眼科から指摘されたので、その点については今日の数値を基に眼科と改めて相談して欲しいとのことだった。更に近年消化器内科の大腸の検査を受けていない点について話し合い、来る8日に当病院でポリープを検査してもらうべく予約をした。年々歳々少しずつ身体が弱ってきている。ただ、過去2年は前立腺が要注意と言われたが、今年は昨年のような要注意の兆候はなかった。

 11階のレストランから外を見ると来年オリンピックのメイン会場になる国立競技場の全体像がよく眺められた。来年受診の際は、オリンピック開催中でさぞ賑やかなことだろう。

 さて、昨日の朝刊紙面にトランプ政権の米軍駐留経費負担増額という対日強硬要求が、益々エスカレートしていると書かれていた。朝日は昨日のトップから、今日は肩の記事の扱いである。

 このトランプ大統領の同盟国への圧力は、来年行われる大統領選への自分自身の実績強調のためである。この強引な経費負担増は、これまでの常識からも大きく逸脱している。しかも事実を意図的に大きく間違えている。日本が米軍の経費を3割しか負担していないとトランプ氏は喚くが、事実は日本としては74%も負担していて、ドイツの32.6%に比べれば負担し過ぎなくらいである。取れるところから取るというのが、トランプ氏の腹だろう。安倍首相も日米同盟を強調するあまり、巧妙につけいれられていることに少しは気づいて欲しいものである。

 あるアメリカの政府関係者がこう言っているそうである。「トランプ氏は負担増の要求を受け入れられる金持ちで、しかもトランプ氏にノーと言えない国をターゲットにして搾り取ろうとしている。それが日本だ」。

 政府関係者はとても無理な注文と言っているようだが、親分の安倍首相もゴルフや、相撲の接待も結構だが、日本の実情をのぼせ上ったトランプ氏にもっと言ってやる必要があると思う。首相は足元を甘く見られているのではないだろうか。

2019年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com