4434.2019年7月3日(水) 12年目に入った駒澤大学公開講座受講

 受講を申し込んでいながら、いろいろ取り込んでいたため出席できなかった駒澤大学ジャーナリズム・政策研究所主宰の公開講座を今日今年度初めて受講した。2008年第1回がスタートしてから毎年受講し、メディアについて知らない知識を学んでいるが、開始以来2か月も出席しなかったのは、今年が初めてである。

 今年は今日水曜日に3科目受講することにした。午後1時から80分授業を3科目続けて受講することにした。最初は、日経新聞の石鍋仁美講師が論説講座と題して、上、下期を通して社会保障、アメリカの政治、中国の政治・経済、ブレクジットとEU、朝鮮情勢、日ロ関係などについて講義される。今日の目新しい話は、コンビニ経営の現状とアマゾンの威力だった。アマゾンのために多くの企業が倒産しているという。私は昨年度アマゾン・ジャパンが脱税の疑いで国税庁から告発された件について質問したが、結果は分からないということだった。

 2時限目は3年目の共同通信の山田克講師、3時限目は昨年も受講した朝日の向井貴之講師である。おふたりの講義からは昨年も有意義で斬新な知識を吹き込ませてもらったが、今日印象に残ったのは、山田講師が話された三浦和義のロス疑惑事件、首相官邸の記者質問制限、自民党が党員に配布した謎の冊子、そして三原じゅん子議員の野党に対する高圧的な発言についてだった。また、向井講師が地方勤務時代に経験されたことについて話されたが、政治報道のあるべき姿について伺ったことが参考になった。それにしても国会担当のころ民主党幹事長番だったそうだが、何と後の鳩山由紀夫元首相だったという。沖縄米軍基地問題が今もなお解決の見通しが立たないのは、鳩山元首相の全面返還をすぐにも実現させるような軽口のせいでもある。後の祭りだが、トランプ大統領の日米安保条約破棄発言についてどう思っておられるか、お考えを聞いてみれば良かった。

 昨年の受講者メンバーのうち、知人も何人かおられたので、お互いに切磋琢磨しながら今年も有意義な講座にしたい。

2019年7月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com