4364.2019年4月24日(水) NPO法人共著発行企画について打ち合わせ

 理事を務めているNPO法人「JAPAN NOW観光情報協会」で同じく理事の須田寛・JR東海相談役から、先日法人の事業として観光向きの書籍を発行してみてはどうかと提案があり、早速今日須田氏から新宿の高層ビル49階の日本料理店に招かれ打ち合わせを行った。須田氏を入れて主にライターとなる理事ら7名が集まった。須田氏の希望で署名は「令和の観光」である。須田氏の観光、特に令和の時代の観光について夢と理想を述べられたが、それ以前に別の理事から本書のラフな目次を受け取っていた。それはすべてがインバウンド・ツアーに関する内容で、少々難しく専門的に過ぎると話して、少し「遊び」を取り入れ、旅の始まりから国内旅行、アウトバウンド、そしてインバウンドへ流れを移してはどうかと提言した。須田氏はすでにかなりの原稿を書いておられ、そのコピーもいただいた。後は須田氏以外の4人の執筆者が分担して執筆することになった。私は「観光のあゆみ」という項目を担当して書くことになったが、有史以来の旅、というより人類誕生から今日ブームになったインバウンド・ツアーまでの概略を書き綴ろうと考えている。ただし、須田氏から5月中に脱稿し、8月に出版したいという要望があり、これから1人当たり約30頁、普段のPC用紙サイズだと20頁の原稿を書けるだろうか、時間的にやや不安でもある。しかし、2010年に同じようなやり方で共著を出版したので、どうにかしてそれ以上に評価されるものに仕上げたいと思う。

 今取り掛かっているドキュメントを一時脇に置いて、早速明日からこの原稿に取り組みたいと考えている。

 さて、女子マラソン・コーチで私より1学年若い小出義雄氏が肺炎で亡くなった。順天堂大時代箱根駅伝に3回出場し、4年時には主将を務めたが、選手としてよりコーチとしてその才能を発揮して類稀な実績を残した。オリンピックでは有森裕子選手をバルセロナで銀メダル、アトランタで同メダル、高橋尚子選手にシドニーで金メダルを獲得させた。これも小出コーチ独自の指導法の結果である。今ではあまり成績が上がらない女子長距離陣にとって、有能な小出コーチが亡くなったのは残念なことである。

2019年4月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com