4261.2019年1月12日(土) 竹田JOC会長贈賄疑惑は意趣返しか。

 ゴーン日産前会長が昨年11月に逮捕されてから保釈される様子がなく勾留されたままである。日本と外国では司法手続きが異なり、ゴーン前会長に対する勾留も外国から見ると疑問視されているところもある。ゴーン氏が君臨しているルノーでは、日産がゴーン氏を解職したのに対して依然として最高位の会長職に留まっている。フランスのメディアも日本の司法に対して疑問を投げかけている。

 そんな折も折竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長が、フランス司法当局から2020年東京オリンピックの招致を巡ってコンサルタントに支払ったコンサル料が、汚職に関わった疑いがあるとして竹田会長訴追に向けた手続きに入った。竹田会長はもちろん否定しているが、ゴーン前会長の特別背任罪と同じ次元で捉えられているようだ。

 これについて、今朝の「天声人語」にも「~ルノー会長として、かの国で尊敬を集めてきたカルロス・ゴーン容疑者に対する意趣返しか~」と書かれている。贔屓目に見て、竹田会長にはゴーン氏のような私利私欲はなかったと思うが、悪いように受け取られなければ好いがと思う。嫌なことになった。

 さて、今日は今年度の全国大学ラグビー決勝戦が、明治大と天理大との間で行われ、22 対17で明治が勝ち22年ぶりに大学日本一になった。母校慶応は関東大学対抗戦で明治に勝っていながら、全国大会では準々決勝で早稲田に敗れて今年もダメだった。

 ついては、今夜NHK・BSで戦時中に行われたラグビー非公式試合・東大対京大戦に関するドラマ「キミに最後の別れを~東大ラグビー部秘話」が放映された。元旦のラグビー祭で東大ラグビー部スタンドオフだった後輩のOB会長から紹介され、ぜひ見て欲しいとメールも送ってきたので楽しみにしていた。ドラマの出来は何とも言えないが、部員全員が戦時下ではあり得ない長髪だったり、ポジションがナンバーエイト№8と言ったり、あの時代は№8なんてポジションはなかった。少々臨場感に乏しかったように思う。

 今日初雪が降った。ほんの霰程度だったが、やはり寒い。例年より7日、昨年より12日遅いそうである。

2019年1月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com