4231.2018年12月13日(木) 元旦ラグビー祭と後輩たちへの願い

 元旦恒例の母校湘南高ラグビー祭に、後輩部員たちに拙著「新・現代海外武者修行のすすめ」を贈るため、内表紙に部員名、言葉、署名を書いていた。合わせてレジュメのようなものを書いた。その中で、高校でラグビーに巡り合ったことが自分を開花させてくれ、それが今日まで割合前向きな行動を取らせてくれた。今ラグビーをプレイ出来る幸せを噛みしめて欲しいと括った。2つばかり注文というか、希望を述べた。ひとつは、毎日短くても良いから日記や、手紙を書く習慣をつけて文章力を育む努力を欠かさないこと。もうひとつは、若い内に出来るだけひとりで海外へ武者修行に出かけることである。先輩のお説教を聞いて何と思うだろうか。

 3年生は受験を控えているので、例年参加しない。参加する1、2年生部員用の29冊にそれぞれ署名した。拙著は2008年に発行されてからちょうど10年になり、今年で書店販売を止めるに際して出版社から在庫分を好意的に無料で引き取らせてもらった。その一部をラグビー部員に贈呈しようと考えたわけである。来年は車の運転免許証も期限切れとなるので、勇躍車から卒業しようと思っている。今後は母校を訪問するにもやや不便になるので、再来年のラグビー祭は参加出来るかどうかは分からないと思っている。

 さて、今朝の朝日に面白いインタビュー記事が載っていた。何と小泉純一郎元首相が安倍首相について「安倍首相は判断力が悪い」として、改憲姿勢と原発政策を批判したのである。安倍首相はかつて小泉政権下で官房長官として目をかけられ、一人前に育ててもらった恩人である。その恩人から愛想を尽かされた。「やれることをやらないで、やれないことをやろうとしている」と弱点をずばり指摘されている。今日も明日予定している辺野古沿岸部への土砂投入に抗議するため沖縄から上京した玉城沖縄県知事に会おうとせず、首相は防衛大臣と菅官房長官に任せた。自らがきちんと真摯に説明しようとせず、部下に任せようとする姿勢を見抜かれたようだ。所詮安倍首相は小泉氏が語ったように「判断力が悪い」人なのだ。少々情けない。

2018年12月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com