4225.2018年12月7日(金) JR山手線新駅名決定。ネーミングは難しい。

 JR山手線の品川駅と田町駅の間に新しい駅を建設中で2020年にオープンの予定である。この駅名を一般に公募したところ1ヶ月足らずの間に応募総数は6万を越え、1万3千余種の駅名が寄せられた。最終的に決まったのは、僅か36件の応募で人気では130位の「高輪ゲートウェイ」だった。それについては賛否両論だが、私にはこれでは公募する意味があまりないのではないかという疑問である。結局公募数では1位「高輪」、2位「芝浦」、3位「芝浜」が、かなりの票数を得ていながら駅名に決まることはなかった。自ら駅名選定委員会に加わっていた深澤祐二JR東日本社長によると、「この地は昔から江戸の玄関口としての役割を果たしてきた」としてゲートウェイの意味を強調し、「過去と未来、日本と世界をつなぐ結節点としてふさわしい名。多くの人に愛され、浸透して欲しい」と述べている。それにしても最近の流行りなのだろうか、名前がやや長く、カタカナが多い。地下鉄でも昨日新たな駅名を発表した。東京メトロ日比谷線で近くの固有名詞「虎ノ門ヒルズ」をそのまま拝借して「虎ノ門ヒルズ」駅と命名したが、これもJR山手線と同じくカタカナが入っている。これも2020年オリンピック開催時に開業する予定である。

 さて、今年も残り少なくなってきた。年中行事のひとつとして年賀状作成がある。例年通りPCを使用してデザイン、文章を考える。宛名は昔から万年筆で一通一通相手の顔を想い浮かべながら書く。先月から喪中の挨拶状を度々いただいているが、今年は例年に比べて随分多くなった。すでに今日現在で34通もいただいた。それだけ知る人たちの間で、家族を喪った人が増えたということである。例年通り約600通の年賀状を書くつもりで準備しているが、この様子だと600通は必要ではないかも知れない。それでも年賀状を書くということは、私にとっては1年間の儀式のひとつになっている。丁重に気持ちを込めて書きあげ、年内に投函して今年の区切りとするつもりである。

 ポーランドのカトヴィツェで開かれている地球温暖化を防止するための国際会議、「国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議」(COP24)という長たらしい名前だが、昨年6月アメリカのトランプ大統領が2015年に締結されたパリ協定から脱退を表明して、今年二酸化炭素の排出量が4年ぶりに増加したことが話題になった。対前年では2.7%も増加した。今夜NHKでCO2を減らすための地球的対策として地球上に雲の幕を被せるようにして太陽の直射日光を反射させることを考えていると放送していた。実際1990年代にフィリピンのピナツボ火山が爆発した時には噴火した雲の幕によって、直射日光が遮られたので気温が下がったそうである。これはこれで好い企画であるが、世界中の協力が必要である。米中間に不協和音が流れている現状では、これも中々一筋縄では行かないような気がする。

2018年12月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com