先日マイカーのエンジンがかからなくなって販売店に車を預け調べてもらっていたが、どうしてもその時エンジンが始動しなかった原因が車の製造、販売店ですら分からないという。これではどうしようもないが、自社の製品の欠陥が解明できないとは常識的には考えられない。エンジンは今ではかかるようにはなったが、いつまた突然エンジンが作動しなくなるかも知れない。このまま預けっ放しにするわけにもいかず、不承不承取り敢えず引き取ることにした。だが、どうにも腑に落ちない。
そうしたらどういうわけだか2台のパソコンも具合が悪い。特にノートパソコン‘LENOVO’が先日来言うことを聞かない。加えて机上の蛍光灯ライトも点灯しなくなった。一度に原因不明のトラブルに見舞われて些か困惑している。
車は午後販売店へ行き、あまり納得の行かない説明を聞いて引き取って来た。
不調のパソコンについては平素世話になっているITコンサルタントに相談した。PCにスイッチを入れても起動したり、そうでなかったり、その都度電源が入るかどうか分からない不安感がある。先日ひとまず機能しなくなった内臓バッテリーを取り外して引き取ってもらい、新しいバッテリーと交換すべく待っている最中である。これまでならスイッチをONにすれば直ぐ起動したが、今のところPCは電源を入れないと起動しない。そのPCも元々はIBM社製だっだが、今や中国製品となったため、バッテリーも中国から取り寄せなければならない。取り敢えず、代替品のPCを借りている間に修理してもらうことになった。成り行きによっては、あまり使いにくいようだったら日本製品に買い替えようかと考えているところである。
蛍光灯は8年前に小田急百貨店で机と3つの書棚とセットで購入したもので、最近までは問題なかった。ところが、先日不意に真空管が点灯しなくなり、不便を感じるようになった。机に洒落た形で付設された蛍光灯は、特殊な形と配線がなされていてちょっとややこしいと思ってはいた。案の定洒落た形をしていてどこにでも売っているような代物ではない。机と蛍光灯に張り付いていた登録番号をネットで調べて製造会社へメールで連絡し、何とか在庫があることを確認し、製品を送付してもらうことになった。
車、PC、特殊な蛍光灯、それぞれ普段は気づかずに使い大分恩恵を受けているが、いざ機能しなくなるとたちまち往生する。それがタイミング悪く一遍に重なると地獄に突き落とされるようなものである。
私なんかこの程度で往生してしまうが、もっと身の周辺を近代器具に取り巻かれている人はさぞや大変なことだろうと、つい現代機械文明の風潮に一抹の不安を感じてしまう。