2903.2015年4月25日(土) 知研久恒理事長、八木会長と久しぶりに懇談

 午後パソコンの不具合でITコンサルタントの小糸さんに自宅まで来ていただいた。調べたうえで、いろいろトライした結果、パソコンと電源をつなぐコードが傷んでいることが原因と分かり、今日のところは初期療法をやってもらいゴールデンウィーク明けに内蔵バッテリーも再び取りつけてもらって一件落着ということになる。

 その後京王線調布駅で人と待ち合わせして居酒屋に入った。NPO「知的生産の技術研究会」の久恒啓一理事長と八木哲郎会長が、私のためにわざわざ激励会をやってくれることになっていたのである。実は一昨日も浜松町の世界貿易センタービル内のクラブでゼミの仲間が同じように激励会をやってくれたところだ。まだ、他にも励ます会を開いてくれるという友人もいるが、どうして私を激励することになったのかという肝心な点については、来る6月22日の本ブログに書き込むつもりである。シークレットというほどのこともないが、一応ことの次第が公表されるまでは書きにくい。お許しいただきたいと思っている。

 それより何より今日初めて伺い、感銘を受けたのは、久恒理事長がこの4月から多摩大学副学長になられたということである。今までも学部長兼任教授として八面六臂のご活躍をされてこられたが、これからは海外出張やテレビ出演、講演などで平素ご多忙な寺島寿郎学長を補佐しながら、益々ご活躍されることを祈念している。八木会長も80歳を超えたにも拘わらず、矍鑠としてお元気なのに安心した。お二人とは、率直な話ができて楽しかった。

 ところで、40年前の今日はこれまでのわが人生の中でも振り返って画期的な一日だった。あの忌わしいベトナム戦争終結の日である。40年前の今日北ベトナム軍兵士が戦車に乗って、当時の南ベトナムの首都サイゴンに笑顔を見せながら入って来た印象的な姿を思いだす。これで漸く戦争は終わるとの思いでほっとしたような気持ちになった。戦火の激しい中をひとりでサイゴンにも出かけ、良い意味でも、悪い意味でも怖い体験をした。それは今自分の仕事面、生き方において大いに力となっている。それにしてもこのエポックメークな終戦記念日について、どのメディアもまったく報道しないとはどういうことだ。今沖縄米軍基地が問題となっているが、その沖縄から米軍機が続々とベトナムへ飛び立っていた現実があったではないか。そんなことなどきれいさっぱり忘れてしまっている。メディアもだらしないし、情けない。

 明日は芝公園で集会がある。「ベトナムに平和を 市民連合」、通称「ベ平連」で小田実さんらと主導的役割を果たされた小中陽太郎さんのお誘いである。もう戦争は嫌だが、それを身体に染み込ませる意味でも明日は集会に出かける義務があると思っている。

 さて、夜帰宅してテレビ・ニュースでびっくりしたのは、ヒマラヤの麓、ネパールで大きな地震が起きて、現時点で876人が亡くなったということである。地震国日本に住んでいる我々としてはとても他人ごととは思えない。もっと被害が広がっていないか心配である。

2015年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com