4113.2018年8月17日(金) 東京五輪ではサマータイムを採用するのか。

 台風が5日間毎日発生するという珍しい現象で、日本各地には局地的に集中豪雨が襲う一方で、暑さが少々和らいできた。今日北海道大雪山系の旭岳に初雪が降った。このところ都内は猛暑日がなくなった。それでも今夏の猛暑には皆苦戦しているようだ。

 2020年東京オリンピックがこの暑い盛りの7,8月に開催されることに多くの人から心配の声が聞かれる。先日森喜朗・2020年東京オリンピック組織委員会会長が安倍首相を訪ね、オリンピック開催時にサマータイムの採用を検討するよう要望し、首相は自民党に検討を指示した。森会長が希望しているサマータイムは、出来れば2時間繰り上げということであるが、そうなると体調へ与える影響が大きいと思われるので、せいぜい1時間の繰り上げが好いところだと思う。加えて要望によるサマータイムは、どのくらいの期間採用するのか現時点では分からない。仮にオリンピック開催中だけなら、むしろオリンピック大会をそれに見合った手段、例えばマラソンや競歩などの競技開始時間を繰り上げることの方が、マイナス面が少ないと思う。

 そんな折も折、今日ヨーロッパからの情報によるとEUではサマータイムを今後採用すべきかどうか検討することになったという。サマータイムにはメリットがあるが、デメリットも大きいようだ。また、それに先駆けて日照時間の少ないフィンランドでは、サマータイムを中止することを決めた。

 今となっては出来るだけサマータイムの採否を早く決めなければならない。いつまでも検討ばかりせずに1日も早く採否を決断して、ダメなら競技開始時間を繰り上げることを考えるべきであろう。

 さて、アメリカ国内で2つの問題がスポットライトを浴びている。

 ひとつは、物議を醸す発言の多いトランプ大統領の最近の言動から、メディアの間でちょっとした騒ぎが持ち上がっているのだ。トランプ大統領の報道機関に対するいやがらせに対して、メディアが反発する社説を一斉に掲げた。大統領が自分の気に入らない真実の報道に対してメディアを「国民の敵」と呼び、それらはフェイクニュースだと主張したことに、メディアが揃って民主主義への脅威と反論したものである。

 また、ペンシルベニア州では、カトリック教会で起きた神父による少年少女への性的虐待が、大きな問題を投げかけている。卑しくも聖なる教会のトップが犯した大罪である。同州の最高裁が300人以上の神父の行為により1000人以上の被害者がいることが分かったと公表した。カトリックの総本山バチカンは、恥であり悲しいとの声明を発表したが、きれいごとを言って教えを説いてきたカトリックも、人並み以下の本性を現したと言うべきだろうか。

 以上2件について今アメリカでは大騒ぎになっている。

 最後に今日甲子園で行われた高校野球3回戦で声援を送ってきた龍谷大平安高は、日大三高に4-3で敗れベスト8はならなかった。慶応高校も敗れ、私にとって今年の高校野球はこれで終わり。

2018年8月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com