4078.2018年7月13日(金) 運転認知機能検査はクリア

 今日初めて品川区の鮫洲運転免許試験場へ出かけた。今では免許証取得のための聖地みたいな場所である。1カ月前に自由が丘駅前で一時停止信号を無視したと警官に注意され、交番に連れていかれ罰金を課せられた。翌日罰金を支払って終わりと思っていたところ、しばらくして都公安委員会から「臨時認知機能検査通知書」なる書類が郵送され、高齢者であるため認知症検査を受けるよう日時、場所を指定されたのである。それが今日の試験場訪問のいきさつだった。

 中々立派な新しい建物の一室で同じような高齢者10人とともに講習を受けた。年齢的にも同じような世代であるが、筆記用具持参と書かれているのにボールペンを持ってこない人が3人もいた。右手が震えるためペンを持てない人や、運転免許証を持ってこない人もいた。高齢者を相手だと係員も世話を焼くのが大変である。

 テストというのは、①今日の日時と曜日、②16枚のイラストを見せられた後に伏せられてその名称を書くこと、③2時45分の図を描くことの3通りだった。その後公安委員会が発行する「認知機能検査結果通知書」をいただき、76点以上なら「記憶力・判断力に心配ありません」と認知症セーフとなる。幸い85点だったので、取り敢えず認知症はクリア出来たと思う。

 信号無視さえしなければ、わざわざこのようなテストを受ける必要がなかったので、考えようでは無駄な時間だったと言えるが、見学するような機会がない「試験免許の殿堂」鮫洲試験場を見学出来たという点ではまったく無駄ではなかったと考えている。

 今日はちょっと意外なことがあった。今朝「しんぶん赤旗」(日曜版)が配達されていたが、それに添えていつも通り小封筒もあった。その中に共産党地域版「わが葉」が入っており、アウシュヴィッツ見学記があり、読んでみると筆者はアウシュヴィッツへ行くことをためらっていたが、それに背中を押してくれたのが、同じ地域に住む旅行ジャーナリストのK氏と書かれていたのだ。私のことである。数カ月前に私のアウシュヴィッツ見学記を載せた「知研フォーラム」を、集金の女性に差し上げ、アウシュヴィッツについて立ち話をしたことがあったが、その時のことを書いておられるのだ。びっくりしたが、多少でもアウシュヴィッツへ出かける手がかりを与えられたのは良かったと思っている。

2018年7月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com