4077.2018年7月12日(木) 豪雨の死者200名を超える。

 一昨日の内科、眼科に続き、今日は歯科で治療を済ませた。若干入れ歯の具合が悪く調整しながら直しているので、まだ当分時間がかかりそうである。歯科治療を終えてから財務委員としてのお役目である6月分の出金伝票のチェックに、茅場町の日本ペンクラブまで出向いて一仕事済ませた。

 さて、このところ国内ニュースでイの一番に取り上げられ、長い時間報道されるのは西日本豪雨の様子であるが、今日警察庁は現時点で被災地での死者が200人を超えたと発表した。ところが、NHKでは現時点で188名の犠牲者と言っていた。新聞の報道もいろいろである。どれが正確で権威ある数字なのだろうか。当然警察庁がまとめているのでそれが最も権威ある数字だと信じたい。それはともかく死者の数は、昭和52年長崎大水害で死者・不明者299人に達した時以来である。今回の水害ではまだ多くの行方不明者がいるので、最終的にはこの長崎の犠牲者を上回るのではないかと懸念される。それにしても随分大勢の犠牲者が出たものである。土砂災害と河川氾濫による影響が大きいが、今回の豪雨では、多くの巨岩が山から崩れ落ちたことが特徴的である。

 近年になって地震を主に、全国各地で予期しないような自然災害が発生している。気象変動は地球温暖化の影響が大きく、これをこのままの状態にしては、益々自然災害の危険が増えるばかりである。それを止めるための第1歩であり、各国が賛同して決めたパリ協定による地球温暖化を抑止するための排出ガス規制が守られなければならない。ところが、そのリーダーシップを取るべきアメリカが、気に食わないからと言って協定から一方的に離脱する手前勝手な「アメリカ・ファースト」を強行する体たらくなのである。果たしてこんな調子で世界が自然災害から身を守るため、力を合わせて新しい知恵を生み、抜本的な自然災害減少策を考え出すことが出来るだろうか。些か心許ない。

2018年7月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com