先週から腹の具合が良くなく若干痛みも感じてグーグー鳴るような音もする。その影響だろうか、夜中に目が覚めることが多くなった。普段は就寝後に目が覚めることはあまりなく、多くても明け方に1回ぐらいある程度だった。それが先週は夜中に3回ほど目覚めてトイレに行く有様である。どうもすっきりしないので、昨日森内科で診てもらった。症状を話しただけで森先生からは、整腸剤をいただき毎食後1錠を服用することにした。気のせいか今日は多少具合が良くなったような気がする。普段自分は健康だと思い過ぎると肝心な時にガタガタと来るものだ。もっと神経を巡らしていないといけないということである。
それにしても、常備薬の量も増えてきた。これで6種類である。
ところで、午後ちょっと外出しようと門から道路へ出た時遠くからゆっくりゆっくり身体を大きく揺さぶりながら歩いて来るお隣の大将に会った。以前転んで大腿部の筋肉が伸びて、それ以来健康を害して、生きて行くのも大変だとこぼしていたが、私より若いのにしっかりして下さいとネジを巻いてあげた。大分精神的にやられているようでお気の毒である。
さて、明日日本ペンクラブ総会が開かれる。2月に隔年に1度の理事選挙が行われ、選挙で当選の20名と会長推薦の10名の新理事が明日紹介される。浅田次郎会長は3期目に入る。ひょっとすると私自身も理事の席に座らされる可能性があった。それだけに今年は総会にかなり強い思い込みもあって、明日は一般会員として執行部に対して質問しようと思っている。ペンクラブの理事選挙には立候補制度がなく、全会員による投票であり、人気投票のようなもので、著名な作家が圧倒的に有利である。無名な私のようなケースは、小中陽太郎氏に推されてその気になったから行けたと思っている。他の4人の同志とともに改革派5人組として秘かに意思表示をして静かに運動していた。直木賞受賞者であるお二人の重鎮、三好徹氏、井出孫六氏らの力強いバックアップもいただいた。結果的に他の4人の同志は当選し、私だけが知名度及ばず次点で落選となった。しかし、かなり食い下がったと健闘を称えてもらった。選挙活動を思い切ってやったわけではなく、親しい人たちにメールや手紙でお願いしただけで、かなりの票数を獲得できたので、2年後の次回こそは密かに雪辱を期して溜飲を下げたいと願っている。
午後は明日の執行部い対する質問に備えて頭を捻った。現在のペンは組織の運営に若干問題があると思っている。また、表現の自由に少々物足りなさを感じている。例えば集団的自衛権行使についてこれだけ世間が熱くなっているのに、ペンとしての意見や態度を表明しないのはペンの存在の意義を否定しているようなものだと思う。
明日はやってみようと思っている。