3885.2018年1月1日(月) 母校で恒例のラグビー祭

 新しい年を迎えた。2018年、平成30年である。毎年のことながら新年早々元旦は、母校湘南高校でラグビー部のラグビー祭が行われる。数日前の小雨の天気予報はどこへやら、幸い今日は快晴だった。現役チーム1、2年生とOBチームの親善試合を行った後、校内の清明会館でOB総会を行い、その後保護者に作っていただいた料理をいただきながらOB、現役部員一体となってほのぼのとした楽しい懇親会を行った。

 昨年の母校は前年に続き神奈川県大会ベスト8に終わった。ベスト8からベスト4への壁が厚い。神奈川県のレベルは全国的に高く、毎年優勝候補で今年は春の選抜大会で全国優勝した桐蔭学園を筆頭に、慶應高校、東海大相模高、法政二高、日大藤沢高、関東学院六浦高ら私立のラグビー強豪校が目の前にでんと立ちはだかっている。その中で母校は公立高校としては頑張ってはいるが、やはり今一歩力が及ばない。今の目標はベスト4入りして関東大会10度目の出場を果たすことである。幸い毎年良いチームを作り上げ、学校やOBの強力なバックアップを受けているので、何とか希望が叶えられるよう我々OBも金銭面と指導面で協力しているつもりである。

 今日驚いたのは、懇親会の終わりに話をして欲しいとの要望があったので、先日のアウシュヴィッツ収容所見学とリトアニアのカウナス領事代理杉原千畝の話をした後のことである。杉原の長男が湘南の出身であること、リトアニアの重枝豊英大使と隣国ラトヴィアの藤井真理子大使も同じくわが母校出身であることを後輩らに話したところ、閉会後にある部員のお母さんから重枝大使は自分の叔父であると聞かされたことである。あまりにも唐突で深い縁に驚いた次第である。

 それにしてもOB諸兄の思いは、相も変わらずラグビーほど素晴らしいスポーツはないということだったし、私自身も実際そう思っている。ラグビーをプレイしたお陰で人脈も広がった。楽しい思い出もたくさんもらった。

 OB会長と一部役員は今日の総会を以って交代することになった。私の後任だった3代目会長門田氏は退き、新たに4代目会長として八重樫氏が就任した。私は7年しか会長職に留まらなかったが、門田氏は11年もやってくれた。在任中浦和高校との交流戦を復活させたり、各種大会を実施し参加することもやってくれた。本当にご苦労さまでした。

 今年1年どれだけ母校に行くことが出来るか分からないが、つかず離れずの関係で、これからもラグビーとは長く関わっていきたい。偶々同期生の大島くんが茅ケ崎ラグビーフットボール協会会長になったのを機会に、賛助会員になってほしいと頼まれたので二つ返事で引き受けた。

 今日も車で出かけたが、東海道筋の戸塚では明日、明後日行われる箱根大学駅伝の戸塚中継地点で早くも日本テレビの放送施設が着々と出来上がりつつあった。これも今では初春の風物詩となった。2つの神社の前を通過した際、初詣の人たちが外まで溢れて長蛇の列を作って並んでいた。例年の見慣れた光景だが、明るく晴れがましい感じが外まで流れて来る。

 帰宅すると新年早々の今年今年国家創建70年を迎える北朝鮮の金正恩労働党委員長が、背広姿で30分の演説を行ったとのニュースが伝えられた。非常識にも目の前の核のボタンを押せば、直ちに攻撃出来ると語ったようだが、相変わらず挑戦的な姿勢は変わらない。庶民としては、今年も何事もないことを祈るばかりである。

2018年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com