3797.2017年10月5日(木) 身勝手で自らの行動に始末がつけられない人々

 今朝起きたら大分寒かった。昨晩は十五夜だったが、残念ながら中秋の名月とはならなかった。しかし、今日あたりは季節の変わり目であるのだろう。いつもより厚着にした。

 9時過ぎに自宅の耐震工事をお願いしている㈱小田急ハウジングの営業マン・宮崎さんが来られた。一旦は屋根の取り換えや建物のバランスなどを考慮して徹底した耐震工事を予定したが、我々夫婦の余命も考え、大工事を中工事程度にランクダウンすることにした。それにより総工費も幾分下げることが出来る。それでもかなりの金額になる。基本的には最大の工事は、現在の瓦屋根をずっと軽量の素材に代えること,支柱の強化と外壁の塗装を行うことである。屋根瓦の取り換えだけで、2週間以上かかりそうでその間屋根から降ろした古い瓦を運び出すためにお隣さんの敷地内に足場を組む必要がある。それは先日ご主人にお話しして快く了解していただいた。これからその他のご近所の皆さんにも話をしておかなければいけないと思っている。

 さて、国内の総選挙では前例がないくらい複雑でこじれたものになりそうだ。その仕掛け人である小池都知事と、前原民主党代表に対する批判が高まっている。「希望の党」代表である小池知事の国政への参加が予想され、そうなると都知事の仕事が蔑ろにされかねない。案の定都庁職員の間には大きな不満が燻っているようだ。前原氏に対しても昨日京都駅周辺での演説の際「帰れ!」のコールがすさまじかった。この2人が、混乱の元凶である。そして今日その2人が会談し、新党「希望の党」代表の小池氏に対して政権奪取を狙う以上衆議院選出馬をすべきとの前原氏の要求に対して、小池氏はこの要請を固辞した。小池氏は本当に衆議院選に出馬するのか、しないのか。小池氏自身は出ないとはっきり言いきったが、それでは自民党安倍総裁と争う首班指名に誰を据えるのか。どうもすっきりしない。

 一方アメリカでは、一昨日ラスベガスで起きた銃乱射事件について、予想通り銃規制問題が表面化しつつあるが、これをトランプ大統領は一切取り上げようとはせず、銃規制か否かは依然として燻っている。銃所有を排除しようとの声が国民的に盛り上がらないアメリカ人の弱点が、再び同種の事件を誘発することは確実である。どうして国民の生命を抹殺する最大の原因である銃の所有が、アメリカでは自由で野放しなのか。アメリカ人は自分たちの身勝手な言い分を主張しているだけではこのような残虐な発砲事件は永遠に解決しないだろう。

 これまでにも同じような事件は度々起きている。昨年フロリダ州オーランドでも乱射事件で50人が死亡した。当時のオバマ大統領にしてからが懸命に銃規制の法案提出を考えていたが、議会を動かすことが出来ず、大統領を失望させた。アメリカ以外の国民にとっては銃規制なんて当然と思えるのに、アメリカでは思うようにならない。毎度その都度銃規制の動きが起きるが、直ぐさまかき消されてしまう。21世紀になっても懐古趣味に浸っているアメリカ人は西部劇時代のカウボーイ気分から抜け出すことが出来ない。いつまでも目の覚めないアメリカ人は、果たしていつ本気で銃規制に取り組むようになり、国際社会の一員として他国の人々と同じように武器を持たないごく普通の国民に成長するのだろうか。

2017年10月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com