4013.2018年5月9日(水) 2年半ぶりに日中韓首脳会談開催

 日中韓首脳会談が慌ただしく迎賓館で開かれた。昨日来日した李克強中国首相と安倍首相に加え、今日来日した文在寅韓国大統領が会談に加わった。先に開かれた南北首脳会談を踏まえて来る米朝首脳会談への期待を込めた話し合いが持たれた。ただ、3首脳の間には、手法で温度差が見られたようだ。北朝鮮の非核化へはそれぞれ連携すると足並みは揃った。

 ところが、最近のアメリカのトランプ大統領の強硬な発言が些か気になる。どこまで北朝鮮へ歩み寄るのか不明だが、北への圧力が下手をすると首脳会談中止まで行きかねないと懸念される。金正恩・朝鮮労働党委員長が一昨日、昨日と中国を訪れ、習近平国家主席と2カ月ぶりに会談したことは、金正恩がアメリカの出方について習近平に相談に行ったのではないかと囁かれている。 

 一方で、ポンペオ国務長官が唐突に北朝鮮を訪れ、北朝鮮に拘留されていた3人のアメリカ人を引き取り、横田基地に飛来した。そのまま帰米の途に就くと考えられるが、日本に立ち寄りながら出入国の記録は残らない。横田は日本国内のアメリカ領みたいな場所であるが、何か釈然としない。今のまま米軍基地が存在し続けるなら、日本はアメリカの属国のようなものだ。日米地位協定を始めとして、安保条約も見直す時期に来ているのではないだろうか。

 今朝トランプ大統領は2年前に米英仏独ロ中の6カ国でイランと結んだ核合意から離脱すると表明した。このところワシントンを訪れたそれら首脳の合意維持の希望を斟酌せず、核合意から離脱して対イラン制裁を復活させることになる。この核合意については大統領選以来離脱を訴えていたが、ここへ来て現実になった。国際社会ではイランはこの核合意を守って来たと受け止められており、アメリカの一方的な離脱と見られている。合意維持をアピールしてきたヨーロッパ各国との関係にも溝が出来る。同時に、イランはアメリカの離脱に反発を強めて、「アメリカは嘘をつく国」と言っており、今後イランとの関係はどうなっていくのか、アメリカというより、トランプ大統領ひとりに世界は振り回されている。相も変わらず困った御仁である。

2018年5月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4012.2018年5月8日(火) 小学校のクラスメート、またひとり旅立つ

 今日は寒かった。都内は今月1日の気温28℃のほぼ半分の14℃強で、3月下旬の陽気だったそうだ。5月の気温が15℃を下回るのは10年ぶりだという。北海道・紋別市では雪も降った。2カ月ぶりに寒い中を補聴器の調整のため販売店へ出かけたが、寒かった。補聴器の調整も1年近くになるが、全般的には良い。だが、肝心の近くの人との会話が充分聞き取れない。先日も友人との会話の聞き取りが不十分だったので、今日改めてその点を話した。少し時間をおいて7月下旬にまた異なる調整の結果を試してみるのを楽しみにしている。

 さて、突然千葉・幕張小時代のクラス会幹事、高橋繁くんから電話があった。今月26日に最後のクラス会を予定しているのでその連絡かと思いきや、クラスメートの合間さんが昨日亡くなったという悲しい知らせだった。近年小中高大の友人の中でも彼岸へ旅立つ友人が目立つようになり、寂しく思うとともに若干覚悟も決めている。合間さんとは格別親しいわけではないが、小学生時代からJR幕張駅前でお宅が酒屋を営んでいた。毎度クラス会には出席していた。やや太めの女性でいつも周りから大きな笑い声が聞こえてくるように明るい性格だった。26日に最後のクラス会を開くのも運命だろうか。最後ということもあり、出席者全員に拙著を贈る予定だったので、合間さんに読んでもらえないことが返す返すも残念である。

 このところ各国首脳の外遊が目立つ。北朝鮮の金正温・朝鮮労働党委員長が珍しく昨日北京を訪れ、習近平国家主席と会談し、今日帰国した。来る米朝首脳会談への地ならしだろう。そして、今夕中国の李克強首相が来日した。今年は日中国交正常化40周年でもあり、冷え切った日中関係をもう少し改善して欲しいものである。

2018年5月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4011.2018年5月7日(月) プーチン大統領、長期政権へまた一歩

 昨日でゴールデンウィークも終ったが、途端に天候が崩れて西日本では降雨が激しくなった。夕方には都内でも雨が降り出した。山では家族連れが遭難したり、ハワイではキラウエア火山が噴火して村落に二酸化硫黄が立ち込めてきた。それでも今年の連休は、天候に恵まれたこともあり、交通機関の利用者が増えたという。長~い連休も国民の間にどうやら定着してきたようだ。

 今日ロシアではプーチン大統領の4度目の就任式が行われた。初めて大統領に就任したのは2000年である。これでまた2024年まであの冷酷な表情の男がロシアの舵取りを行うのだ。第2期と第3期の間はメドベジェフ大統領だったが、プーチン氏が首相として実権を手離さなかったので、このまま任期を全うすれば、ほぼ4半世紀に亘って最高権力者の地位に留まることになる。3月行われた大統領選では、有力な対立候補者である野党指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏が、立候補資格を取り消されて立候補出来なかったこともあり、プーチン氏は80%近い得票率で4選された。しかし、昨日プーチン氏の就任に反対する市民団体のデモが行われ、約1,600人の拘束者を出した。

 2年前クリミア半島をウクライナから強奪しロシアに編入した強権は、国民に対して外に対して力で抑えつける安心感を抱かせる一方で、海外では益々警戒感が高まっている。クリミア奪取でロシアは今アメリカとEUから制裁措置を受けている。最近クリミア周辺で小競り合いがあり、現地では緊張感が高まっている。プーチン氏はウクライナ政府がクリミアで破壊工作を行ったとして報復措置をとると警告した。どうもプーチン大統領は戦うことがお好きのようだ。

 ロシアの脅威に対抗するため、アメリカは、先週7年前に解散した第2艦隊を近々再編成すると発表した。大西洋海域で活動する第2艦隊は、ロシアの動きを警戒して再編されたと言われている。ロシアの経済指標もこのところ下がりっぱなしで経済的に苦しくなっている。気力満々でロシアの国威高揚には熱心な大統領ではあるが、問題はどうやって経済を立て直すことが出来るかということである。

2018年5月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4010.2018年5月6日(日) カール・マルクス生誕200周年

 昨日5月5日は、カール・マルクスが生誕して丁度200年に当たる。マルクスの郷里、ドイツのトリーアでは中国から寄贈された全身5.5m大の銅像のお披露目があった。偉大な社会主義思想の実践的学者として多くの著作を残し、社会革命に多くの示唆を与え、中でも著作「資本論」や、エンゲルスとの共著「共産党宣言」は、今日まで社会思想を学ぶ人たちばかりでなく、実践的な革命家にも高く評価されている。彼の革命思想は資本主義経済が発展しつつある中で大きな影響を与えた。昨年はロシア革命が成功してから丁度100年の節目の年となったが、社会主義の実践としては、ひとつの端境期というか、壁に突き当たっているように思う。社会主義革命、共産主義革命を成し遂げた国も、今では軌道修正したり、路線変更をしてマルクスが目指す革命思想を国家体制の中で活かしている国がどれほどあるだろうか。むしろそれらの国々は社会主義国家とは反対の方向に向かっているのではないだろうか。

 トリーアの銅像贈呈式で挨拶された中国高官がマルクスの革命思想を受け継ぎ、中国で革命を成し遂げ、今も社会主義国家として発展しているとフェイク・スピーチを行っていた。

 私の知る限りでは、今日社会主義革命を国家のテーゼとして現実的に活かしている国は、せいぜいキューバくらいのものだと思う。ソ連共産主義体制は崩壊し、残る社会主義国家は中国を措いて他にはないと、中国は考えているようだが、その中国は真の社会主義国家とは対極にあるものである。今の中国は、資本主義を超越して自己顕示欲にかられた習近平国家主席に率いられた帝国主義国家であると言っても間違いないだろう。

 1983年9月東西対立の時代に旧文部省の教員海外視察団の添乗員として、東ドイツ領のカール・マルクス・シュタットで教育視察を行った。ここは、かつてはケムニッツと呼ばれた工業都市だったが、東西分離後カール・マルクス・シュタットと改名され、東西対立崩壊後の1990年再び旧名ケムニッツに戻った。その時一番驚いたのは、マルクス記念館前の広場にあったマルクスの大きな頭の銅像だった。その礎石にはあの有名な「万国の労働者よ 団結せよ!」と書かれていた。マルクスとは格別関係のない都市なのになぜこのような名前がついたのか、労働者の多い街だったからだと思っている。

 近いうちに映画「マルクス・エンゲルス」を観に行こうと思っている。

2018年5月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4009.2018年5月5日(土) 子どもの日に大人のニュースいろいろ

 今日は祭日「こどもの日」だが、見たところあまり鯉のぼりが見られない。ちょっと寂しい気がする。連休も明日の日曜日が最後になるので、例年通り旅行客の移動で交通機関が大分混んでいるようだ。

 さて、びっくりニュースと期待を持たせるニュースが入って来た。前者は今年のノーベル文学賞決定が見送りになり、来年の受賞者と併せて来年2人が同時受賞者になるというニュースだ。受賞者を選考するスウェーデン・アカデミーにとっては随分信用失墜の騒ぎがあったようである。同アカデミー女性会員の夫がレイプ疑惑のうえに、受賞者名を外部に漏らした疑いが出ていた。どうも組織内の改革派と守旧派の勢力争いが複雑に絡んでいるようで、何ともすっきりしない。

 日本人としては、今年こそ村上春樹に文学賞をと願っていただけに、些か拍子抜けである。一昨年は歌手ボブ・デイランに、昨年は日系人カズオ・イシグロ氏に栄誉が与えられ大分話題になっただけに今年は、また話題の人物かと期待されていたが、どうも組織内の問題で受賞者が決まらないとはお粗末である。

 先日は、ノーベル平和賞に南北朝鮮の首脳や、トランプ大統領が候補者として名が挙がるなど、ノーベル賞自体の価値を下げるようなことばかり表沙汰になって、さぞや泉下でアルフレッド・ノーベルも失望しているのではないだろうか。

 期待を持たせるニュースとは、ユネスコの世界遺産へ向けた登録で、諮問機関のイコモスが「長崎と天草地方の潜伏キリスタン関連遺産」について登録を勧告した。このまま順調に行けば、6月にバーレーンで開かれる世界遺産委員会で正式に決まる。潜伏キリスタンとは俗っぽく言えば隠れキリスタンのことで、関連施設は12カ所だが、その内長崎の大浦天主堂、平戸、五島の崎津教会を見学したことがある。もし登録されるなら私の世界遺産訪問個所も192カ所目になる。バーレーンの会議の結果を楽しみに待ちたいと思う。

 夕食後一息ついてテレビを観ていた時、不意に未知の女性から電話がかかって来た。よく聞いてみると会社勤めの頃度々スイスへ出かけていた時お世話になった、ガイドのヤスコ・シュランツさんが3年前に亡くなったということだった。今ご主人のピーターさんが来日して私と話したいと言っているという話だった。ピーターさんにもスイスで何度か会っているし、最初の私の出版記念会にご夫妻で出席してくれた。懐かしかったが、ヤスコさんが肺がんで亡くなったというのはショックだった。彼女とは毎年X’mas cardを交換していたが、このところ彼女からは届かなくなっていたので、首を傾げていた。素晴らしいガイドでいろいろ案内してもらったので、寂しい。

 明日スイスへ帰るというピーターさんとは、来年再来日の際食事しようという約束をして電話を切った。ヤスコさんは享年62歳だった。心よりご冥福をお祈りしたい。

2018年5月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4008.2018年5月4日(金) 驚いたイチローが交わした新契約

 今朝のニュースでちょっと驚いたのは、今年MLBシアトル・マリナーズへ復帰していたイチロー選手が、突然チームの会長付特別補佐(Special Adviser for the President)に就任する半永久的な契約を交わし、今シーズンは今後試合に出場しないことに決まったことである。些か分かり難いが、評論家らはこれまでケガをして欠場していた選手が復帰するのに伴い、マリナーズとしてはイチローをマリナーズにおける過去の実績から、マイナーへ落とすわけにいかず、チームがイチローと話し合った結果、選手たちの相談役になってもらおうと出した結論だろうと語っていた。今シーズンは今後試合には出場しないが、他の選手たちと一緒にトレーニングしながらいろいろ相談に乗る役割で全試合に選手と帯同するという。今年はダメでも来年チャンスさえあれば、再び試合には出場出来るとの契約だが、それは今年44歳となり、もう絶頂期の活躍を望めない現在では難しいと思う。それにしてもこういう形で過去の栄光をリスペクトしてくれるというのは、選手にとっては嬉しいことだろう。新人王、2度の首位打者、シーズン最高打率、MVP獲得、通算3000本安打、など数々の偉業が改めて見直されることになる。なお、これでイチローの日本球界復帰の芽はなくなった。

 さて、吉祥寺雑学大学で存じ上げている一級建築士の山本富士雄さんが、熊本城復元支援チャリテイ・コンサートにテノール歌手として出演すると案内をいただいていた。山本さんは日頃建築家として数々の実績を残されご多忙ながらも、余暇には母校稲門会のアマチュアグループで長年に亘ってコーラス活動を続けてこられた。

 期待しながらコンサート会場の武蔵境の武蔵野スイングホールへ妻と出かけた。想像以上の評判らしく約200客席は立錐の余地なく、ステージ上の臨時椅子席で20人ほどのファンが聴いていたほどである。山本さんは今年83歳であるが、朗々と唄われ、もうひとりのテノールの方や、プロのソプラノ歌手、ピアニスト、フルート奏者も人気のオペラ曲を唄われたり演奏されていた。特にびっくりさせられたのは、山本さんが「椿姫」をプロの歌手とデュエットで唄われたことである。まだまだお元気のようだ。来年もコンサートを企画すると仰っていたが、楽しめる企画なので、これからも声援がてら鑑賞に出かけたいと思っている。

2018年5月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4007.2018年5月3日(木) 憲法改正は本当に必要だろうか。

 今日は日本国憲法が施行されてから71年目の憲法記念日である。今や憲法改正が大きな国民的関心事となり、政府も改正へ向けてあの手この手で国民にアピールしようとしている。とりわけ大きな課題となっているのは、憲法第9条の改正である。

 現行憲法と旧憲法条文の中で最も大きな違いは、軍備の保持を認めるか、認めないかであろう。そのために安倍政権は、姑息な手段として9条に自衛隊の存在を認めると併記することで当面敵前突破を図ろうとしている。1強多弱に胡坐を掻いて強行突破しようとしたが、昨今のモリカケ騒動、財務省の不祥事などで自民党への支持が下がり、憲法改正提案も厳しい局面に来た。

 実際朝日新聞の直近の世論調査によると、ここへきて「安倍政権の下での憲法改正について」では、昨年に比べて改正賛成は39%から30%に下がり、反対は逆に50%から58%に上がっている。安倍首相の9条改正案に対しても賛成39%に対して、反対は53%である。今の進め方が危ないと見られているのだ。ただ気になるのは、将来的に現行憲法を改正することについては、その必要ありとした人が、昨年の41%から44%に上がっていることである。

 これには、若い人、特に戦争を知らない世代が周辺諸国の軍備強化、核保有を知り、また、中国の海洋進出などから防衛上軍備を持つべきと考えている節がある。結論ばかりではなく、軍事力を保有することのプラス面とマイナス面をきちんと教えることが必要だと思う。

 また、昨今在日米軍が沖縄を始め各地でいろいろトラブルを引き起こし、地域住民との間で問題になっている。昨日付朝日朝刊の「文芸・批評」欄に池澤夏樹氏が日本政府のアメリカへの従属について厳しくも当然のコメントを書いている。日本のアメリカへの従属ぶりは同じ敗戦国、ドイツとイタリアに比べてもあまりにも違い過ぎる。その根底には毎度話題になる日米地位協定が立ちはだかり、日本の米軍基地内には日本の法律はおろか、警察権も介入出来ない。米軍機には日本の航空法も及ばない。ドイツ国内の米軍基地内にはドイツ人警察官が常駐し、警察権が行使される。米軍の訓練や演習でもドイツに許可、承認の権限がある。イタリアの米軍基地はイタリアが管理し、イタリア軍司令官が常駐している。

 日本ではこれまで米軍の言いなりで、日米地位協定について本気で改正の交渉しようとの意思表示をしてこなかった。これがアメリカ側に自由に思いのままアメリカン・スタイルを容認してきた原因である。

 今アメリカ政府は、日本政府に対して在日米軍駐留経費負担の増額を求めている。確かに日本周辺の防衛に関しては、米軍の貢献を認めざるを得ない。だが、それが泥縄式に許されて良いのだろうか。そろそろ日本政府もアメリカと向き合って対等の立場に立って日本の、また東アジアの防衛について真剣に話し合いをすべき時に来ているのではないだろうか。

 憲法記念日も本当に祝える日としてこのまま続けられるだろうか。

2018年5月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4006.2018年5月2日(水) ‘TOKIO’メンバーの不祥事に思う。

 人気グループ・サウンズ‘TOKIO’のメンバーのひとり、山口達也が女子高校生にセクハラ行為を犯し、先日謝罪会見を行った。これまで真面目に東日本大震災被災地を励ます活動を積極的に行ってきたのにやってしまった破廉恥行為の反動もあり、関係者に大きな衝撃を与えている。福島県では彼らのボランテイア活動のポスターがすべて撤去された。その後事件は不起訴処分となった。

 今日午後グループメンバーの残り4人の記者会見が行われた。神妙な表情で質問に応える4人の口からお詫びと、山口個人に対する複雑な感情が披露された。彼らの心情も相当混乱しているように見えた。グループ結成以来23年間に亘って広範囲に活動して、年末のNHK紅白歌合戦にもデビュー以来毎年のように出演してきただけに、この先どうやって活動を続けて行くのか、大分迷っている姿が気の毒なほどだった。裏切った仲間への恨みと許してあげたい気持ちが交錯する中で今後の活動をどうするか決めかねているようだった。

 この会見を観ていて思ったことは、やはり甘いなぁということである。4人もそれぞれ仲間の山口に対して、山口が‘TOKIO’に安易に戻れると期待しているような発言は甘いと言っていたが、山口ばかりでなく4人にもその甘さがあったと思う。2月に事件を引き起こし、3月に警察が取り調べたにも拘わらず、彼ら4人が事の重大さを知らされたのはほんの1週間前だということに怒っていたが、長い間寝食を共にしてきた間柄とはそんな程度のものだったのかと思うと同時に、そんなことに気が付かない方もむしろおかしいとも思う。

 4人は冒頭の被害者への謝罪や、今後の行き方などについて比較的整理して自論を述べていたが、それにしてはどうしてこのような不祥事を防ぐことが出来なかったのか今ひとつ理解出来ない。グループで活動し存在感を示しても個々に活動することも多く、結局お互いに繋がっていた筈の紐がいつの間にかほぐれていたのだろう。必ずしもお互いのコミュニケーションが取れていなかったということだろうか。人気にも溺れてつい有頂天になっていたという側面はなかっただろうか。4人ともになるほどと思わせる発言をしていたが、ひとつ間違えれば、誰かが山口に取って代わってもおかしくないと思う。

 ‘TOKIO’の今後はどうなるのか、何とも言えないが、折角長い時間をかけて築いた人気と名声をほんの油断と甘さであっという間に失ってしまう。怖いことであり、気を付けなければいけないことである。まぁ我々凡人にはそんな心配は毛頭ないが、「人の振り見て我が振り直せ」と言われるように常に謙虚に反省することが求められる。別の意味でも常に「油断」と「心の甘え」だけは、気を付けるようにしないといけないとつくづく思った次第である。

2018年5月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4005.2018年5月1日(火) 最後の小学校クラス会

 今月26日に千葉市立幕張小学校最後のクラス会「和会」開催との案内状を幹事の高橋繁くんから受け取った。母校は今年創立147年目になる伝統校で、作曲家山田耕筰も一時在学していた。私は5年生2学期に房州の勝山小から転入した。文面では幹事の健康上の理由から今回を最後にすると書かれてあったが、今年傘寿を迎える我々の年齢から考えれば、これも無理からぬことであり、これ以上彼だけに幹事役を押し付けるわけにはいかず、彼の気持ちを了解することにした。だが、中には、特に女性の間ではまだまだ続けたいとの気持ちが強いのではないかと感じた。

 そこで差し出がましいが、今秋私が幹事役を買って鎌倉への「最後の」小旅行を企画しようと高橋幹事へ手紙を認めたところである。在学した小中高大のクラス会には、出来るだけ出席しているが、これで最後というのは何とも切ない。特に幕張小の場合は、ご健康を害して定年前に他界された担任教師湯浅和先生のお人柄と指導が、思い返してもとても人並みではないほど素晴らしい先生だった。加えてクラスメート同士お互いに仲が良く、多くの素晴らしい思い出を残すことが出来た。今では幕張近辺に居住している友は少ないようだが、子どもの頃の想い出は今も忘れられない。

 恩師湯浅先生は、校外へ生徒を連れ出しては野外学習をよくされた。相撲の決まり手である「押し出し」と「寄り切り」の違いを実践して教えてくれたこともある。俳句を学んだのも学校の外だった。私の6年生時の俳句に「コスモスが 揺れて見つかる かくれんぼ」というのがある。これを先生は随分褒めて下さった。学生時代に一緒に歌舞伎観劇に行ったこともある。葬儀にも出席した。カリキュラム学習以外の大切なことを実践的に随分教えていただいたように思う。

 今以って忘れられない言葉に「温故知新」がある。当時校長室に掲額されていた言葉で、その意味を卒業前に噛んで言い含めるように教えていただいた。生涯忘れられない言葉である。先生のお名前「湯浅和」から一文字いただいて「和会」と呼んでいるが、卒業してすでに67年になる。鎌倉の旅は別にして、最後の和会で先生への感謝の気持ちを胸に、思い切ってクラスメートと楽しく話し合って別れたいと思っている。今から楽しみにしている。

 さて、東南アジアの中でも比較的経済的に恵まれ、治安も安定していると見られていたマレーシアが、ちょっと揺れているらしい。一時華々しいアジアの経済発展を手本にするが如き‘LOOK EAST’という合言葉があったが、その時マハティール首相は‘LOOK JAPAN’と言ったくらい当時のマ首相は日本を手本にしていた。そのマハティール首相が政権の座から去って15年になる。現在のナジブ首相は、そのマ首相から政権を引き継いだ。その後政界を引退していたマ首相だったが、近年の経済停滞に不安を持つ国民から復帰を求められ、最近野党連合の党首として与党ナジブ首相の対抗馬として来る9日の総選挙に名乗りを上げた。強烈な指導力で経済成長を実現した今年92歳のマハティール氏ではあるが、必ずしもすべての面で評判が芳しかったわけではない。2003年まで22年間も首相の座にあって強権的な政治手法により汚職の噂も絶えなかった。

 果たして来る総選挙の結果、果たしてマハティール元首相に勝利の女神は微笑むだろうか。

2018年5月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4004.2018年4月30日(月) 金正恩、文在寅、トランプがノーベル賞候補とは?

 3日前に行われた朝鮮半島南北首脳会談の結果について新聞、テレビを通して広い角度から種々様々なコメントが発せられている。当事国の北朝鮮と韓国の報道がまったく対照的であるのが、相変わらず両国のお国柄を表している。北ではテレビ画面をかなり編集して生の声をほとんど伝えず、ほんの30分程度しか伝えなかった。一方の韓国は前日から始まったテレビ放映は金正恩委員長が平壌へ帰った後まで伝えていた。しかも韓国国内における国民の北の平和へ対する見方がガラッと変わり、世論でも14.7%から50%も好意的にアップして64.7%に高まったというから、その効果は絶大だったということである。

 たった1日の両首脳の宥和的な会談によって過去の裏切り行為を帳消しにしてまで変わるものなのか、些か懐疑的にならざるを得ない。

 それはひとつの不可思議な現象となって現れている。イギリスの著名なブックメーカー(賭け予想屋)では、今年のノーベル平和賞のトップ候補に金正恩、文在寅両首脳が挙がっているというから驚くではないか。世界平和のために大きく貢献したノーベル平和賞候補者に、核実験を繰り返し世界を恐怖の底に追い込み、平和をぶち壊してきた人物が、たった1度だけ真っ当な所作を示したということでノーベル平和賞にノミネート?されるようでは、ノーベル平和賞自体の価値が大きく損なわれるのではないだろうか。加えて、このブックメーカーの予想リストの2位にアメリカのトランプ大統領が候補として挙がっているとは、益々呆れて物が言えない。

 つい最近もイスラエルのアメリカ大使館を首都テルアビブから近々エルサレムに移転させると広言し、アラブ諸国から猛反発を買い反米テロを誘発させている人物である。平和への貢献というより平和に背を向けているような行動である。しかも、支援者たちの前でスピーチした大統領は支援者から「ノーベル平和賞!」「ノーベル平和賞!」とおだてられたようなヤジが飛ぶと真に受けて「ノーベル平和賞か?ハハハ。素敵なことだ。ありがとう」と満更でもない顔を見せた。本気でもらいたそうな表情を見せた。例え賭け屋の予想にせよ、自分が国際社会でどんな風に受け止められているか、まったく分かっていないようだ。こういう好戦的な人物をあと2年半もの間アメリカ大統領として見守らなければならないとは、アメリカの核の傘の下にいる日本人にとっては因果なことである。

2018年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com