ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6285.2024年7月28日(日) 「コロナ」第11波となって再び流行

 新型コロナ・ウィルス感染から一応解放されたが、その後痰や咳が出て倦怠感もあり体調は万全とは言えない。一昨日医院で咳止め用の薬をもらい1日3度服用しているが、相変わらず咳は止まらない。医師は日本でコロナが再燃していると話されたが、昨日の厚生労働省発表によると最近の感染者数は第11波と呼ばれ、第9波(2023年夏)や第10波(23年24年冬)のピークを超えたというから恐ろしい。公式発表が出ているにも拘わらず、その重要な情報を一般の国民が充分承知しているようにはとても思えない。例えば、電車・バス車内、歩行者や、人混みの中でもマスクを着用している人が、第10波に比較して極めて少ないことである。これは厚労省、各自治体とメディアの責任であると思う。医師らが警戒を呼び掛けている時に、メディアなどではコロナ再発、コロナ警戒についてそれほどPRしているように思えない。感染ウィルスとしては、新たに「KP3」という新たなウィルスが流行っている。地方別にみるとトップ3の佐賀、宮崎、鹿児島ら九州勢が占め、北海道、東北にはまだウィルスがそれほど再襲来していない。

 しかし、コロナが再流行の兆しを見せている現状から、厚労省としてもマスク着用他の警報を発令すべきではないかと思う。

 コロナが再流行しつつある中で、厚労省は一昨日「簡易生命表」なるものを公表した。コロナ感染により日本人の平均寿命は、このところ一時的に短くなっていたが、3年ぶりに前年を上回ったようである。女性は前年に比べて0.05歳伸び、87.14歳となり、世界でも1985年以来長寿1位の座に留まっている。一方男性は、前年より0.04歳伸びて81.09歳となり、世界で第5位である。男性は4位のオーストラリア、女性は5位の韓国を除いて、男女とも上位5位内にはヨーロッパの国々が入っている。トランプ前大統領が、自慢するアメリカはこの点でもヨーロッパや、日本に見劣りしている。やはり国が安定して、文化が高い国が安心して生活出来るということであり、それこそが人類の願いであることを表している。

 さて、パリ・オリンピックが開幕し、各競技が行われるようになった。52年ぶりに金メダルを狙うと言っていた男子バレー・チームが、昨日惜しくもドイツに敗れてしまった。同じくNBAで活躍の八村選手らを加えて過去最強チームを作り上げたバスケット・チームも、接戦の末ドイツに敗れた。しかし、女子柔道では開幕戦の48㎏級で早くも門田夏実選手が金メダルを獲得した。残念なことには、兄の一二三選手とともに兄妹で五輪連覇を期していた、52㎏級の阿部詩選手が2回戦で一本負けを喫して敗者復活戦にも回れなくなってしまった。その分兄の責任が重くなってしまった。兄が期待に応えて東京大会に続いて連覇されるよう願っている。

 開会式前に南米1位のパラグアイを撃破した男子サッカー・チームは、予選リーグ第2戦でアフリカのマリに1-0で勝ち、早くもベスト8でトーナメント戦に進出したことがビッグニュースとして伝えられた。

 これから各競技とも少しずつその力を発揮してくれると思うが、何せ7時間の時差があり、テレビを観ながら応援出来ないことが忌々しい。

2024年7月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6284.2024年7月27日(土) 天才バカボン「五輪開会式、これでいいのだ 。ん?」

 昨真夜中に行われたパリ・オリンピックの開会式は、生憎テレビで観ることは出来なかったが、今日午前中に2時間ほどテレビでダイジェストを観た。他にも過去の大会の懐かしいビデオも放映されたので、併せて楽しむことが出来た。

 大会前からスタジアム外の開会式は、従来のブラスバンドに乗って選手が入場行進するのをはじめ、一挙手一投足が大勢の人びとから注目され、終始開会式に流れがあってそれなりに満足して観ていたものだ。それが今回は、初めてセーヌ川を選手がボートに乗ってパレードするということもあり、かつてなかった目新しい企画である。どういう流れになるのか、想像もつかなかった。

 「世界で一番美しい街パリ」を現代的にどうアピールするかという点で主催者は知恵を絞ったようだが、物珍しさはあるものの、どうもまとまりのない開会式だったような印象である。前記の通りスタジアムならメディアや観衆の目はそこから離れないが、今回はステージの移り変わりが忙しく、どれもこれも置いてけぼりを食ったように思えた。

 何といっても観客の間に一体感らしきものはなかったのではないだろうか。企画が散発的な印象が強かった。ところどころで見せられたショー、川辺で人気歌手のレディ・ガガのショーもダンスを交えて歌を披露していたが、セーヌ河畔のどれだけの人びとが彼女のパフォーマンスを楽しむことが出来ただろうか。

 聖火リレーもランナーがトーチを掲げて走るというイメージがあったが、船上だったり、ただ隣の人に手渡すだけだったり、そして聖火最終ランナーは、男子柔道で連覇したテディ・リネール選手と女子陸上400mでやはり連覇したマリージョゼ・ペレク選手がエッフェル塔に置かれた球体の下部に点火すると球体は宙に浮いた。他に動きがあるのかと期待したが、それだけだった。この聖火がスタジアムの聖火台に運ばれるというのもイメージに沿わない。エッフェル塔聖火台前では、映画「タイタニック」の主題歌を歌ったカナダ人歌手のセリーヌ・ディオンが♪愛の賛歌♪を唄ったのが、大うけだった。

 一通り観て開会式の中心がどこにあるのかよく分からなかったというのが率直な印象である。企画全体に、やや奇を衒った節があるように思っている。

 一方、過去の大会のビデオを観て懐かしく想い出す場面もかなりあった。まだ小学生だった1948年、古橋、橋爪選手が競泳で当時の世界記録を出しながら、日本は第2次大戦敗戦国としてドイツとともに出場出来なかった。次の1952年ヘルシンキ大会開会式中に暴漢が乱入した実況を寝床で聴いたり、チェコのザトペック選手が陸上長距離で3種目を制覇したことも知った。悲しいかな、この大会で最盛期を過ぎた古橋選手は現役を辞めることになった。1964年東京大会では、勤務先近くの甲州街道を走る金メダリストのアベベ・ビキラ選手と、銅メダリストの円谷選手を街道脇まで出かけて応援したことが強く記憶に残っている。

 これから8月11日まで、フランス各地で熱い熱戦が展開されるだろうが、日本選手の活躍が期待されている競技もかなりある。精一杯応援したいと思っている。

2024年7月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6283.2024年7月26日(金) 待ちかねていたパリ・オリンピック開幕

 日本時間では明日の未明にパリ・オリンピックが開会式を迎えるが、テレビ各局は現地からいろいろな趣向で明かされぬ開会式をそれぞれに思いを込めてイメージを描いている。パリはこれまでに何度も訪れ、催しが行われるセーヌ川をはじめ会場周辺の空気は何となく想像出来るが、オリンピックでびっくりするような秘蔵の演出がどのような形で示され、思いがけないカラクリもどう展示されるのか想像だけだが、興味を掻き立ててくれる。今回開会式は真夜中なので、残念ながら明日テレビでさわりを観るだけになるが、今頃になって7時間の時差がこれほど忌々しいものになるとは思ってもいなかった。

 歌手のビヨンセや、女優のレディー・ガガがパフォーマンスを行うような噂が流れている。

 そこへ現地で昨夜パリを結ぶ鉄道TGV3路線で施設放火事件があり、運行に支障を来たしている。五輪開幕に向け警備は、軍隊、警察を大量に配置して史上最大規模と言われているが、虚を突かれた感じである。しかし、これもひとつの兆候であり、今後どんなテロ行為が起きるか予測出来ない。

 五輪はすでに一部のゲームが始まったが、昨日奇跡的に南米1位のパラグアイを破った日本男子サッカーチームに続いて、昨晩女子サッカー「なでしこジャパン」も緒戦を、世界1位のスペインと行った。先取点を奪ったが、その後2-1で逆転負けを喫してしまった。2匹目のどぜうは手に入らなかったが、世界1位チームを相手の惜敗であり、よく戦ったと思う。

 こうした平和の祭典とも言える世界最大のスポーツ大会が、開かれようとしている時に、ウクライナとパレスチナ・ガザ地区の戦闘は日に日に激しさを加えている。とりわけガザ地区ではイスラエル軍が避難民へ攻撃を加え、多数の女性や子どもたちが犠牲となっている。世界中から停戦の声が上がっているにも拘わらず、イスラエルは容赦なく密集地区を空爆し、その非人道的な行動に強い非難が向けられている。その最中にアメリカ大統領選で盛り上がっているアメリカ議会をイスラエルのネタニヤフ首相が訪れ、都合の良い持論と軍事費おねだり演説を行った。珍しく欠席する議員が目立ち、出席議員の中に反イスラエルのプラカードを掲げる議員も目立った。議会の周囲では、戦争の早期停戦を求めるデモ隊が反イスラエルのシュプレヒコールを繰り返していた。ネタニヤフ首相の思惑通り、ことがうまく運べるだろうか。

 こんな中でニューヨーク・タイムス紙が最新の大統領選に関する世論調査を行い、現時点ではトランプ前大統領48%、ハリス副大統領47%の接戦だと報じた。バイデン氏が撤退表明直後は、その差が6ポイントあったが、急速にその差が迫っている。こうなるとトランプ氏も勝ち戦気分ではいられないと思ったのか、正面からハリス氏を卑劣にこき下ろすようになった。これから選挙戦は激しくなることだろう。2人をあらゆる点で比較してどちらが国にとって、また世界にとってプラスになる実績を上げてくれるだろうかとアメリカ人有権者は、真剣に考え、票を投じて欲しいものである。

 地球温暖化の影響により、今年は地球上で広範に亘り自然災害が起きているが、日本でもこの数日灼熱地獄が起きる反面、暴風雨を襲い多くの犠牲者を出している。昨日は秋田県と山形県に最高の警戒情報が出されたが、河川が2つも決壊した。今日も秋田、山形両県には豪雨が襲来し、災害をもたらしている。

 

2024年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6282.2024年7月25日(木) 円高効果か? 日本サッカー、南米王者を撃破

 必ずしも国内の経済状態だけが影響するわけではないので、この先のことは何とも予測し難いが、意外にもこのところ外為市場では円高傾向が着々と進行していることが分かった。昨日1㌦=153円台にまで進んだので、オヤッ?と首を傾げていた。先週はほぼ160円台を行き来していたので、久しぶりに円高に戻りつつあるのかなと期待を抱かせる。今年の年初は、1㌦=140円92銭から始まった。その後日を追うに従い円安が進む一方で、1年半前の2023年初の1㌦=131円16銭なんか遥か遠くへ追いやられてしまった。

 若い時から海外を旅していたので、日本経済がまだ立ち直れていなかった半世紀以上前は今から考えれば超円安だった。外国為替管理法も厳しく、ひとり500㌦までしか持ち出せず、しかも1㌦=360円の固定相場制だった。それが節約・貧乏旅行を私自身に課すようになったわけである。1973年以降は変動為替相場制になり、2011年10月には、実に1㌦=75円32銭の超円高相場となった。当時の日本円は、今の約2倍の価値があったと言えよう。

 円高相場で、一体1㌦は日本円でいくらが適当なのかは、難しいところだが、貿易で輸出は優位となる円安でも反面輸入は価格の高騰により厳しくなる。原油など大量の輸入に頼る日本経済は苦しくなる。いずれにせよバランス次第であるが、極端な外貨の上下降は避けてもらいたいものである。その意味では、現在の1㌦=160円前後は、日本経済にとって厳しい面が多い。思い返してみるとコロナが流行していた2020年ごろは、1㌦=110円前後だった。コロナにより円の価値も下がってしまったと言えよう。

 今の円高傾向がもう少し進み、コロナ前の為替相場に戻れるなら由しとすべきだと思っている。但し、今日は日経平均株価が対前日比1,285円も下がり、3万8千円を割り、37,869円まで下がった。株価の大幅値下げは、円高の影響が表れていると専門家は解説している。株価については、分かり難い点が多いが、取り敢えず円高基調ならしばらくこのまま見守っていきたい。

 明後日からパリで開催されるパリ・オリンピック開会式に先立って、今日早朝ボルドーで男子サッカー1次リーグ開幕戦対パラグアイ戦が行われた。びっくりしたのは、日本代表チームが大方の予想を覆し南米王者のパラグアイに5-0の大差で勝利したことである。こんな大番狂わせが演じられるとは誰もが予想もしておらず、テレビの報道番組でもスタッフは驚いている。正に1996年アトランタで日本がブラジルを下した時と同じ興奮ぶりである。幸先の良いスタートとなった。第2戦マリ戦に勝てば、予選リーグ突破が決まる。これでパリ大会の前途は大分明るくなった。

2024年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6281.2024年7月24日(水) ハリス氏、初の米女性大統領への期待

 アメリカ大統領選に現職のバイデン大統領が撤退を表明したことにより、民主党としてはバイデン氏の強い支持もあり、ハリス副大統領への支持が固まりつつある。8月に実施される民主党全国大会で最終的に民主党大統領候補者が決定されるが、一時はハリス氏に対する支持がそれほど高いように思えなかった。ところが、バイデン氏が無念の撤退を表明し、民主党有力者が団結してトランプ氏を再選させないことを強く訴えた。民主党有力議員らの間にハリス氏支持への動きが見られ、8月の全国大会ではハリス氏に勝る有力候補者が手を上げる雰囲気は薄くなってきた。民主党3,900人以上の代議員のうち、すでに2,600人以上がハリス氏への投票を決め、大統領候補の指名獲得に充分な支持を確保したとAP通信が報じたほどである。

 ロイター通信が現時点でどちらに投票するかとの世論調査を行ったところ、ハリス氏39%、トランプ氏39%でほぼ拮抗した結果となった。これがバイデン氏撤退表明前には、バイデン氏36%、トランプ氏39%でトランプ氏がやや有利とされていた。トランプ氏がハリス氏をバイデン氏よりも楽に倒せるとあまりにも軽く見下していたところへ、民主党によるハリス氏支持で結束した効果が徐々に現れてきた。

 翻って、この選挙戦について一般論としてどちらが勝利を収めた方が、国、また国際社会にとってプラスとなるだろうかと考えてみると、「ハリス氏勝利」と断言できる。トランプ氏は政治家以前にその人間性に信用を置けないことである。自分が不利だと知るとこれはフェイクだと受け入れず、公正な選挙において敗れると選挙に不公正が行われた結果だと選挙の結果を受け入れようとせず、自らの立場が常に正しいと主張する。女性との不倫などのスキャンダルは数限りなくあり、それが不利だと裏工作まで行って隠蔽し国民を騙そうとし、刑事、民事の裁判を多く抱えている状態である。国家の機密資料を黙って持ち出したり、連邦議会堂を襲撃するデモ隊を支援したり、国際的にも地球温暖化に反する一方的な「パリ協定離脱」や、国連が認めないイスラエルの首都エルサレムを、イスラエルと組んでテルアビブからエルサレムへ移転させたり、世界中から顰蹙と警戒の目で見られている。

 これに対して、ハリス副大統領は、元検事だったせいもあり、清潔感と潔癖感に満ち、真っ当な主張を貫いている。相手を口汚く罵るトランプ氏とは異なり、正義感が強い。是々非々が明確である。アメリカ国内ではもとより、国際社会においても論理的なハリス氏の方がトランプ氏より受けは遥かに良いと思う。

 アメリカで銃乱射事件が起きる度に、銃規制の問題が出るが、すぐに葬られてしまう。それほど西部開拓時代の空気が流れている実際のアメリカ社会では、これまで銃規制は憲法に認められているとの一項だけを頼りに、党の資金源である銃砲業界などに制約を課すことに後ろ向きだった。ハリス氏はこの空気に一部「待った!」をかけている。すでに前回大統領選前にヘイトクライム(憎悪犯罪)を計画している兆候がある人物の銃器へのアクセスを一時的に制限するよう求めてもいた。

 協調というよりも日本がアメリカに譲歩し過ぎの傾向がある日米同盟も、ハリス大統領になればもう少し対等になるのではないかと思う。願わくば、人間的にとても信用ならないトランプ氏を蹴落として、何とかハリス氏に大統領になってもらいたいものである。

2024年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com