充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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6835.2026年1月29日(木) 今年のサッカーW杯はどうなるか?
今年6月に北米及び中米で開催されるサッカーのワールドカップに対するボイコットの声が、ドイツやオランダを中心にヨーロッパで広がりつつある。これほど開催が渇望されているW杯を忌避しようというのはよほどのことである。その最大の理由は、アメリカのトランプ大統領のおひざ元で開催されるW杯を、素直に受け入れられないことと、最近のトランプ氏の行動に対する反感がある。何と言ってもトランプ氏のあまりにも強引なベネズエラ攻撃や、グリーンランド強奪発言に対する各国の批判であり、トランプ氏がからむ行事への非難である。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター前会長にしても、かつて開催の前年1979年にアフガニスタンに旧ソ連が侵攻した翌1980年のモスクワ五輪を複数の国が欠場した例を引き合いに、アメリカ大陸のW杯から距離を置くよう望んでいる。
現状ではW杯は予定通り開催されるだろうが、モスクワ五輪同様に何カ国かは、参加を回避するのではないだろうか。ことほど左様にトランプ大統領への世界的な批判、非難は根強い。ところが、ノーベル平和賞を切望していたトランプ氏へ、昨年12月FIFAのインファンティーノ会長が、身勝手にも創設したばかりの「FIFA平和賞」を授与したのである。これもヤラセであるが、イギリスの日刊紙「ザ・ガーディアン」や、「ミラー」は、インファンティーノ会長による最新の「大統領執務室ショー」と皮肉っている。
世界の政治の舞台でトランプ大統領が見せる悪辣な田舎芝居に、人々は好い加減に愛想を尽かしているが、大統領を辞めた後に多くの人びとから後指を指される惨めな人生を、本人はそろそろ自覚すべきだと思う。果たしてW杯にはどんな話題やトラブルが生まれるだろうか。
さて、このところ全国的に寒気が襲来し、特にここ数日は東北地方や日本海側に厳しい寒気が襲っている。今日から明日にかけて近畿地方に大雪が降るようだ。この連日間報道される青森県の酸ヶ湯温泉では5m近い積雪である。学生時代と社会人になってからも会社の山岳部仲間とともに、酸ヶ湯温泉に泊まったことがあるが、初夏だったので、このような豪雪はまったく想像もしていなかった。今思うと感慨無量である。
午後いつも通りウォーキングに出かけたが、風はないのにかなり寒かった。関東地方と言わず、都内23区でも夕刻には新宿、渋谷、品川では小雪が降っていた。今晩遅くから明日にかけて降雪があるという。予報では明朝の都心の最低気温は0℃との予想である。
近年都内で積雪を見ることはほとんどない。以前は毎年1度か2度は積雪を見て、寒い中で本物の冬を感じていたものである。それが、近年地球温暖化の影響で気象状況も昔とは随分変わってしまった。現在の気象は、中間季節の春と秋が短くなり、いずれ1年が夏と冬だけの2シーズンになってしまうと立花義裕・三重大教授は予想している。我々世代が生きている残り少ない人生終末期に、酷暑期と厳寒期だけになり、その度合いも更に上げるのだろうか。
6834.2026年1月28日(水) 各党党首の討論会を観て思うこと
昨日から始まった選挙戦でメディアをはじめ、自宅近くの戸外でも少々煩くなった。テレビ局では各党の代表を集めてそれぞれに党の公約を述べさせているが、今までのやり方とは異なる点がかなり見られる。テレビや新聞で紹介される各党代表は11人もいる。これほど多くの政党代表が討論会に出ることは、恐らく初めてではないかと思う。都内の街頭演説で吉村洋文・日本維新の会共同代表が熱弁を奮っていたが、同氏は現在大阪府知事選に出馬している最中である。地元にいなくとも楽勝との確信があるのか、或いは知事選を軽視しているのだろうか。いずれにしろ選挙を、選挙民を愚ろうしているような身勝手な行動だと思う。また、元総務相の原口一博氏が、解散直前に唐突に新党「減税日本・ゆうこく連合」を起ち上げ、「日本独立、日本再興、日本救世」を訴えているが、今更何を言い出すのか首を傾げたくなる。
中でも、昨日のテレビ討論で高市首相が、また物議を醸すのではないかとその発言の行方が気になっている。先日台湾有事に関する発言で中国との関係が悪化したことにも相関する無神経な言い方である。それは台湾有事に日米両国が現地に滞在する両国の国民を救出するため、共同で退避作戦を行う可能性があると指摘し、「日本と共同で行動している米軍が攻撃を受けた時、日本が何もせずに逃げ帰ると、日米同盟は潰れる」とまで踏み込んで発言したことである。中国を刺激しかねない発言がこう軽々と口を突いて出て来る。まるで臨戦態勢下にいるかのようである。首相の発言には言外にアメリカ軍が攻撃されたらということが想像できる。下手をするとこれも中国を刺激しかねない。首相の発言は、ひたひたと軍国化の道を進んでいるようで、このまま首相を続けるようなことになったら、日本もいずれ戦火に巻き込まれるようなことになるのではないかと空恐ろしい気がする。
総選挙は公示から投開票まで12日間の短期間であるために、いろいろと思わぬトラブルも生じているようだ。私が住む世田谷地域の東京第5区の範囲が変更になったが、テレビの報道などで期日前投票をする場合は、今日から可能と報じられていたが、東京第5区の区選挙管理委員会公報によると2月1日から7日までとされている。どうも統一性が欠けているようだ。
ただ、回を重ねる度に女性の存在感が増しているのは、喜ばしいことだと思う。11の政党の党首に女性が4人いることと、今回立候補した女性が全候補者に占める割合は、24.4%と過去最高を更新したことである。高市首相が初めての女性首相であることに影響されたのかも知れない。毎回このような傾向が高まって行けば、選択的夫婦別姓制度への対応も賛成派が増えるのではないかと思うが、女性候補者が最も多い参政党が導入に最も強く反対を主張しているので、一面的な判断はできない。
とにかくこれまでの総選挙とは異なり、どういう結果が出るのか大変興味深い。20歳で選挙権を得て以来、大小の選挙に関係なく、投票を棄権するようなことはこれまでに1度もしなかった。今度も自らの信念に従って投票するつもりである。
6833.2026年1月27日(火) ミヤンマーとキューバの厳しい現実
個人的に国民性、独立の歴史、そして市街の雰囲気などに愛着を感じている国がある。今国内に多事多難な問題を抱えている国、ミヤンマーとキューバである。いずれも政治的な苦境を乗り越えて国造りを成し遂げた歴史的経緯がある。ただ、ミヤンマーはアウンサンスーチー国家顧問の国民民主同盟(NLD)が国家を安定的に束ねていたが、5年前に軍事クーデターにより国軍が権力を握り、政界から排除され、スーチー氏の所在はいまだ不明である。爾来軍部が国内に圧制を敷いている。国内には少数民族の抵抗など、対立が先鋭化している中で軍部が国民を抑圧し、国民は息苦しい生活を送っている。前向きな若者らにとって耐え難い生活環境に国を逃れる者が増え、中でも日本に在住するミヤンマー人が増え続けている。この5年間に日本国内在住のミヤンマー人は3倍以上に増え、今では15万人以上のミヤンマー人が日本で暮らしている。私は過去に30回近くミヤンマーを訪れているが、戦時中は日本軍に支配、統治されて対日独立戦争を勝ち取ったにも拘わらず、親日的なミヤンマー国民が多い。この国には優しく温かい人が多く、人柄の好い友人との想い出もたくさんある。
軍事政権は、このところ見掛け倒しの総選挙を行って国民の賛意を得たことにしているが、すべて軍の意図通りのヤラセである。軍部が居座っている限り、残念ながらミヤンマー国民はとても幸せな生活を送れるとは思えない。
一方キューバは、カストロ元大統領が逝去する1か月前の2016年に1度訪れたことがあるが、訪問前に考えていたイメージとは随分異なっていた。国にはあまり自然資源がなく経済的には大分窮していたが、市民からは暗いイメージは見えなかった。確かにGDPは少なく、国民の所得も少ないが、国民生活を補うべく国民を支援する生活面の福祉的な補助がかなり国民を救っている。カストロ以下国家の上層階級の所得もそれほど多くはなく、国全体として全般的に国民の所得に大きな差がないことであり、加えて公共的な教育費や医療費は無料で、大学まで無料で進学できる。食料も安い配給制が普及している。更に住宅費も国から支援され、それほど多くの収入がなくとも暮らせるような仕組みになっている。電力不足から夜の街は暗いが危険なイメージはない。また、いずこの道路もいつもきれいに掃除され、ゴミひとつ落ちていない清潔さを保っている。この国は、創建者であるカストロ氏に私利私欲がまったくなく、カストロ家の資産もほとんど国へ寄付してしまった。人間的にも共産革命を成し遂げるには最も適した人物だったと言えよう。そのカストロ氏が国政を司っていたので、国民は盲目的にカストロ氏の言動に従い、尊敬し、ある程度のレベルの生活を送ることができたと思う。
今そのキューバにとって厳しい試練となりかねないのは、アメリカがベネズエラを支配しつつあることで、ベネズエラの豊富な石油施設を抑え、アメリカが対立関係にあるキューバへの石油輸出を停止することである。カストロ氏がかつて医師だったこともあり、キューバには医師の数が多く、国内の医療だけではなく、外国へ医師を派遣して外貨を稼いているような一面もある。私利私欲の権力者プーチンや習近平、金正恩らには、とても真似のできない清廉潔白さである。しかし、今はキューバも経済的に苦しくあまり明るい見通しが見られず、残念ながらミヤンマー同様にこの国からも海外へ脱出する人が増えている。今朝の新聞によれば、2020年には1,100万人だった人口が、その後減り続け、今では約825万人程度にまで減少したとニューヨーク・タイムズ紙の報道がある。
その点では、日本は一部の悪ガキ支配層の言動を除けば、そう生活がし難い面はそれほど見られない。幸せと言えるのかどうかは分からないが、ミヤンマー、キューバよりは遥かに幸せであると言えよう。その意味では来月の総選挙には心より信頼できる候補者に1票を投じたいと思う。
6832.2026年1月26日(月) いよいよ明日から衆議院総選挙が始まる。
いよいよ明日衆議院議員選挙が公示される。今回の総選挙で選挙運動ができるのは、2月8日の投開票日まで僅か16日という短期間なので、これから街はざわめくことだろう。
これに合わせたわけではないだろうが、今全国の自治体で地方選挙がしきりに行われている。昨日はセクハラで辞職した知事の後任を決める福井県知事選挙が行われ、元外務省職員で35歳の石田嵩人氏が当選した。過去2番目に若い知事の誕生である。もう恥ずかしく顰蹙ものの行為は冒すことはないだろう。自民党は前越前市長を候補者に押していたが、地元では独自に石田候補を推挙し、保守分裂選挙となった。他にも宮崎市長選でも保守派の現職が再選されたが、再選される首長は概して保守派の候補者に多い。すでに何度か本ブログに書いたが、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙というのも、いただけない。両選挙が公示前かどうか分からないが、2人は聴衆の前で演説をぶったようだ。中には賛同している聴衆もいたようだが、概して無駄な経費を使うことなどからあまり受けが良くないようだ。市民の希望や願いを斟酌しない首長だからどうしようもない。
実際またかと思ったのは、沖縄・名護市長選の結果である。現職の保守派の渡具知武豊市長が3選されたことである。しかも8年前、4年前と比較して毎回対立候補との差が開いて、米軍辺野古飛行場への移設に同意する市民が増えているという結果となっている。実際前々回は対立候補との差が3千5百票で、前回は5千票、そして今回は1万票の大差である。加えて投票率も過去最低の60.75%を7.57ポイントも下回った。市長選への関心もなく、辺野古基地受け入れに賛同しつつある市民が増えたということになる。米軍基地反対を唱えるオール沖縄の声は、ここ名護市では今回も裏切られたと言う結果になった。市民の間に辺野古移設反対運動へ好い加減に疲れて嫌気が表れてきたのではないかとも思われるが、本音は政府による保守市長派への羨ましいほどの財政援助のようである。いくら移設反対し実現しても金銭面の支援は、それ以上の効果があるということだろう。
沖縄県としては今秋予定される県知事選に基地反対を訴え続けて、これまで2度の知事選に勝った玉城デニー知事も微妙な立場となった。3度目の出方はどうなるかに関心が抱かれる。名護市長選の敗北は、玉城知事にとっても厳しい試練となる可能性がある。自民党を中心に、日本維新、国民民主党、公明党などが支援する保守層は、リベラルの「オール沖縄」に対する対抗馬を立て、名護市長勝利ブームに便乗して12年ぶりに県政奪還を目指すであろう。
それにしても日本の保守傾向は徐々に進んでいるようだ。地域によってはそうでなくても全体として、保守派に呑み込まれている。こうなると日本の政治は、今後保守傾向から右翼方向へ進み、憲法改正によって自衛隊を承認し、その挙句に自衛隊を軍隊として国としての防衛体制を固め、アメリカの東アジア戦略に巻き込まれ、米軍方面部隊と連携しながら日本の防衛のみならず、アジアの防衛のために備えるということになるのではないか。高市首相自身根っからの右翼であり、国家の防衛費を増強させて、今後日本は中国などと対峙しながら防衛戦略を強めていくことになるだろう。
6831.2026年1月25日(日) AIはどこまで開発され広まるのだろうか。
いま生成AIが発展的に開発され普及して、広い分野で利用されている。それが、人間の心の中、頭の中まで入り込み、文章や考え方まで編み出すというのだから我々でも些か戸惑う。普段調べものがあるとネットで調べることが多いが、それはほとんどAIに依って調べられ知ることができるようだ。それでも簡単に事実を解明できて、答えを教えてもらえて至極助かる。これまでほとんど違和感もなく重宝して使用していた。
去る20日のNHK「クロ現」で、「友人家族より私の理解者はAI!?」とのテーマで30分間珍しい例を紹介していたが、それは、AIと結婚するということからAIと表示された盾と並んで結婚記念写真を撮っている、あまりにも幻想的なストーリーに呆気に取られたが、現実の話だという。
最近私自身にもこんな経験がある。昨年秋に拙著「八十冒険爺の言いたい放題」が、日本語を解するアメリカ人らがアメリカ人にもっと拙著を読んでもらいたいので、英語版の出版を出版社へ強く要望し、その英語翻訳本を出版することになったのだが、その過程で冒頭出版社から英翻訳はAIに任せると聞き、一瞬半信半疑で信じられなかった。初校が出来あがったら見せて欲しいと頼み、それに目を通してみると私の気持ちとか感情がとても表現し切れていないことが分かり、出版社に対してAIではダメだと私の提案で、英語の達人である知人とその友人で大学講師のイギリス人に翻訳をお願いして市場に出すことになった。一般的な情景や事実をAI訳とするのは良しとして、人の心の中に入って気持ちや感情を翻訳することはAIではとても無理だと言うことが分かった。
ところが、最近アメリカのオープンAIが、chatGPTを発表し、この技術を応用すると仏教のAIブッダの問答も自然にできるという想像も及ばないことが可能だと聞き、信じられなかった。ブッダの教えなんて、僧侶に尋ねるか、仏典を読まなければ、分からないと考えていた。それが、今や前記のAIブッダにより訊ねれば、仏教問答も可能になったというのだから空恐ろしいことである。これでは仏教とは言えないのではないだろうか。宗教的でありながら、現代的な視点を取り入れているチベット仏教の視点についてひとつの例が新聞に紹介されていた。
それは去る13日付朝日新聞記事に紹介されていた。記者がブータンの首都ティンプーで開かれた宗教者の祭典に参加した時の印象である。ここブータンで仏教の伝承に生成AIが生かされている試みがあるというのである。確かに昨今のAI技術は、高いレベルに達して、人間の知恵が及ばない判断をAIに頼ることもあると言うくらいである。だが、人間が判断する正否を、機器のひとつであるAIがどうして判断することができるのだろうか。これらの手法が取り入れられたのは、熊谷誠慈教授という京都大学で仏教学を教えている日本人によるものであることに驚いた。それは「AIブッダ」と言われ、ブータンの中央僧院が試験的に導入したものである。「原典に当たっている分、正確に回答できる」そうである。導入された「AIブッダ」は、大学や研究機関で学び始めた人が難解な経典を理解するのに役立っているという。
ただ、必ずしも全面的に理解されているわけではなく、「保護者なしで子どもに使わせるのはよくない」、「AIブッダ」が教師になってはいけないという意見もある。人間の僧侶にいちいち聞けないことを質問できる点でAIは有用だそうである。「AIも仏教を支える技術のひとつになる」と評価される一方で、「チベット仏教は人から人へ教え伝わるもの。師は人間の僧侶が担わなければ、正しく後世に伝わらなくなる」との声も強いようだ。果たして仏教の教えをAIに頼るのはどんなものだろうか。