充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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5755.2023年2月14日(火) 「チャットGPT」の怖さ
今日2月14日は、ヴァレンタイン・デーである。近くのケーキ店さんには、数日前から店の前にケーキを購入しようというお客さんが並んでいた。ところが、我々が小中学校生のころは、そんな日があるなんてまるで知らなかったし、むしろ父親から旧日本軍がイギリス軍を攻略し、シンガポールを陥落させた戦勝記念日だと散々教えられた。末弟などはこの日に生まれて新嘉坡(シンガポール)の「嘉」の文字を組み込んで「嘉正」と命名されたくらいである。ところが、シンガポールは「嘉」の外にも「加」など数文字が使用されているし、一番驚いたのは、実際に陥落したのはその翌日の15日であると、その当時シンガポールの現場にいた陸軍航空隊の元機長さんから聞いた時である。その後、よく調べてみると確かに15日であると分かった。弟にその話はしていないが、聞いたらどう思うだろうか。
さて、つい最近になって「チャットGPT」という流行語のようなAI言葉を知った。昨年11月マイクロソフト社がチャットGPTのAI機能を搭載した検索エンジンを披露したのである。チャットGPTの技術は、膨大な情報をもとに訓練した言語モデルを人間が評価を加えて修正し、更に精度を高めた。このAIの性能向上の背景には、言語モデルとデータ量の巨大化と、その計算処理を担う半導体の高性能化があるという。分かり易く言えば、文章作成などで、言葉を単語としてすべて書き込むことによって、単語の集団が1つの文章に仕上がるようだ。アメリカでは昨年11月末から僅か2か月で利用者が1億人に達したと言われている。とにかく質問を入力すれば、恰も人間同士の会話のように自然な回答が返ってくるという。アメリカでは学生が、チャットGPTに宿題をさせるということが問題になっているようだ。ニューヨークの市立学校や、フランスの名門大学でも利用を禁止するところまで制限を広げている。卒業論文もすべてこのチャットGPTが代行したら、学生たちの本分はなくなってしまうのではないか。
機械や、AIは人間の手を省くことがその基本であるが、考えることまで代行するようになっては、学ぶことにはならないと思う。学問の分野で学ばなければいけない学生らが、「手抜き」をして考えることを止めるということは、本来の目的とは乖離しているのではないだろうか。これでは、学生は皆考えなくなってしまう。手抜きを助長するようなAIは、文化の発展のためには、むしろマイナスではないだろうか。
それにしても人間の開発する技術はどこまで発展し続けるのだろうか。そして開発が進めば進むほど手を抜き、結論ありきの学問を育てることになる。その過程で、質問されても答えられなくなるのではないだろうか。こうして見かけとは別に人間の知識は、少しずつ退化していくことにならなければ好いがと思う。
5754.2023年2月13日(月) トルコ地震被害益々深刻に
トルコ南部で発生した地震は、想像以上の被害を与えている。発生後昨日で1週間が経過したが、隣国シリアの被災者を合わせて犠牲者の数は3万3千人を超えた。今後もその数は増えると予想されている。何を今更と言う気がするが、今回の地震を受けてトルコのエルドアン大統領は、倒壊した建物を巡り建設業者に対し法的措置に乗り出すと述べた。これまで再三地震が起きるたびに建物の耐震性が問題になり、建設業者の手抜き工事による結果であることははっきりしていた。それをこれまで黙認し、今になって問題視する指導者の感覚は、少々ずれているのではないだろうか。今回は、あまりにも甚大な被害と、建造物の耐震性の関係を各国が問題視し始めたことにトルコとしても放置できなくなっただけのことであり、外交的に取り繕っているだけのような気がしている。やるならもっと早く出来た筈である。その点では、いつも強気な対応をしているエルドアン大統領としては、自分の気持ちというより対外的な対応を優先させたと言える。これから復興という大きな問題が、エルドアン大統領とトルコ国民の双肩にかかっている。
さて、去る4日中国製飛行物体がアメリカ空軍機によってアメリカ大西洋上で撃墜され、現在その残骸を回収しそれらの機器から如何なる目的のために飛行させたのかを解明しようとしている。中国外務省は、しきりに民間が飛ばしたものだと中国政府としては責任がないという非常識な発言を繰り返している。そもそも民間が飛ばしたにしても他国の領空を飛行すること自体が国際法違反であり、もし事前に知っていたとするなら民間会社に注意を与えるべきだったと思う。知らぬ存ぜぬの一辺倒で、政府の責任を回避しようというのはいかにも中国らしいが、世間的には通用しない理屈である。ところが、その後も立て続けに飛行体を南米やカナダにも飛ばした。10日にはアラスカ上空にも侵入し、空軍機が撃墜した。それに続き、11日、12日にも飛行物体がアメリカで撃ち落とされた。3日間に飛ばされた物体は、中国製であるかどうかは判明していない。だが、いずれ飛行機体が回収されれば、すべては明らかになることだろう。
現時点で推測するに、中国政府が他国へそのような飛行物体を飛ばせば、明らかに他国領土侵害であり、その飛行目的を追求されることは当然であり、そのような単純な過ちを行うとは思えない。アメリカとしては、気球の運用に関わった中国の航空、宇宙、ITなどの業者のアメリカ国内への輸出を禁じる処置を取ると公表した。しかし、現在対立状態にある米中関係が、一層きな臭く、今後厳しいものになることは明確である。
この件に関して、松野官房長官は、中国側が十分な説明責任を果たすことが重要と話した。更に、仮に日本に飛行物体が侵入した場合の対応について、他国の気球が日本の領空内に許可なく侵入した場合は、アメリカ軍に要請することなく自衛隊法に基づき、必要であれば撃墜することもあり得ると述べた。そんなケースはあっては困るが、現在航空自衛隊が所有する戦闘機能力では、2万㎞以上の高空を飛行したら、お手上げだそうだから、もう少し事実に裏打ちされた説明をしてもらいたい。
5753.2023年2月12日(日) 小学校のクラスメートにお別れ
先日小学校の女子同級生が亡くなったと連絡をもらい、今日クラスメートともども彼女の自宅にご焼香に伺った。眺望の良い千葉市内のタワーマンション20階でご主人と悠々自適に暮らしていた。ご主人とお手伝い役の妹さんが出迎えてくれた。お線香を上げてからご主人と妹さんから、お邪魔した6人の同級生が生前のご当人の話をいろいろ伺ったが、彼女は旅行好きだったと異口同音に話された。しばしば旅に出かけられ、海外にも何度か行かれたし、クルージングがお気に入りだったらしい。幹事役を支えながら、クラス会の融和を図るためにいつも前向きな行動を取っていた。聞けば、亡くなられたのは1月24日だったという。体調は入院を繰り返したりして、必ずしも良くはなかったようだが、同じ年のご主人としては、自分が先に逝く筈だったので、今は寂しい時期のようだ。今日6人が伺ったが、もう1人来る予定だった。電話をしてみると体調が悪いから来られないという。どうも全員揃って元気ということが、少なくなってきた。これからお互いに健康面で気を付けるだろうが、1年1年年齢を重ねると、いつまでも皆が集まって昔話をする機会を持つことも難しくなっていくことだろう。
それにしてもコロナ禍が恨めしい。この3年間は人生をその分奪われたような気がしてならない。コロナのせいですぐには、葬儀も焼骨も出来なかったという。亡き恩師の名に因んで名付けたクラス会「和会」は、70年に亘り続けられてきたが、今後いつまで続けることが出来るだろうか。私自身はまだまだ参加できると思う。頃合いを見計らい彼女のにこやかな遺影に別れを告げて、千葉市内の寿司屋で昼食を食べたら2時過ぎになり、そのまま解散ということになった。若いころなら久しぶりの逢瀬に盛り上がって、二次会、三次会と進むことだろうが、今やそうは行かなくなった。
幸い今日は晴れて気温も比較的高く動き易かった。このような故人を送る会などは、しばらく行われないことを願っている。それでも今日故人にご焼香してホッとした。「和会」を今まで支えてくれた力強い功労者のひとりである彼女には、ゆっくり黄泉の国でお休みくださいと言ってあげたい。ご冥福をお祈りしている。
さて、6日に発生したトルコ大地震の犠牲者が、11日現在東日本大震災の2万2千人を上回る2万8千人となった。これは21世紀に入って7番目?の規模になるという。地震発生後明朝で1週間となり、今後厳しい寒さの中や、建物やがれきの下敷きとなった人々が死へ追い込まれる恐れもあり、今後どの程度犠牲者が発生するのか、見当もつかない。BBCによれば、今回の地震で建物がホットケーキ・クラッシュ状態になったのは、建築基準違反によるもので、全体の建物の50%以上が違反だったというから、基準を決めても無駄だったということになる。ルールや規則はいくら決めても、それをきちんと守らなければ意味がない。今回トルコ地震ではその点がはっきりした。
5752.2023年2月11日(土) 今日は昔の紀元節、建国記念日
昨夜セルビア大使館へ向かう途中で、転んでケガをしてしまった友人の奥さんの状態があまり良くないことを昨夜友人が知らせてくれた。顔面を傷つけたことや、両膝が痛むようで、先般膝に人工関節を埋める手術をしてもらった病院で直ぐにも検査をしてもらうということから、14日に夫妻も一緒に鎌倉・江の島へ旅行する予定をキャンセルしたいと知らせてきた。こればかりはやむを得ないことであり、ヴァイオリニストの豊嶋さんと2人で行くべきか、日程を変更してゼミの友人にも参加してもらうか次案を検討中である。
それにしても積雪により都内でかなり多くの負傷者が出たと聞くが、とんだところで身近に犠牲者を出してしまった。やはり都会の雪は怖い。
さて、今日は国の祝日「建国記念日」である。土曜日ということもあり、人によっては単に休日と思っている人も多いようだ。今日糖尿病クリニックで定期検査を受けた帰路、そのまま妻と自由が丘で、ランチと買い物をした帰りに駅前でバスに乗ろうと並んでいたところ警官がやって来て、今日は祭日だからバスストップは別の場所だとアドバイスされた。日曜、祭日は定位置ではなく、別の場所から出発する。言われてみて初めて気づいた。これではいつまで待ってもバスは来ない筈だ。
それにしても今年は建国記念に関する行事などもテレビでは何も伝えられない。いままで比較的遠慮しながら報道していたが、今年はほとんどメディアでも報道されていない。何か意図的なものを感じる。防衛費倍増とか、敵基地攻撃とか、或いは憲法違反などと国民の間に反感があることを見越して、殊更報道を控えたのだろうか。日本の建国記念日は、戦前は紀元節と呼ばれ、昔からの言い伝えで紀元前660年に神武天皇が即位した日を明治政府によって紀元節と定められた。終戦翌年の紀元節には、学校で紀元節の歌♪雲に聳ゆる高千穂の~♪を講堂で歌ったことを覚えている。やや神がかったような故事であるが、今日偶々同じく建国記念日を迎えたイランでは、1971年建国2500年祭を祝ったが、1979年イスラム革命によりホメイニ師派が、パーレヴィ国王らを追放し王制が廃止された。今日のイラン・イスラム共和国が創建された1日とされている。
ついては、昨日日本銀行次期総裁人事が公表された。新総裁は植田和男氏である。民間銀行のトップ人事とは異なり、政府の経済政策と一体となった行動を強いられるだけに、政府と通じ合う人物が就任すると見られていたが、その通りかつては日銀の審議委員を務め、日銀の政策運営に深く関わった経験が重視されたようだ。日銀総裁の交代は10年ぶりで、これまま黒田路線が歩んできた異次元の金融緩和路線を今後どのように捉え、歩むのかが問われることになりそうである。
植田新総裁は、文系出身ではなく珍しく東京大学理学部卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院で研究活動に取り組んだ典型的な理系である。それでも東大経済学部教授を務めたので、経済学の分野でも大分研究を積んだものと推察出来る。一旦は1㌦=140円前後まで円安相場が高騰したが、今は130円前後に落ち着いている。国の財政にも大きく影響するだけに、今後どう外国為替政策を進めるのか、新総裁の手腕が問われるところだろう。
5751.2023年2月10日(金) セルビア大使館でクラシックの夕べを鑑賞
期待して待っていたセルビア大使館の「クラシックの夕」に出かけた。JR品川駅で待ち合わせたゼミの友人と大学後輩の友人夫妻と待ち合わせしていた。昨日来メディアでもしきりに都内の積雪を懸念していることを伝えていた。朝からボチボチ降っていた雪も、幸い午後には雨になった。外はかなり寒いのと、雪が凍って滑らないよう気を付けて歩いていた。思わぬトラブルがあった。友人の奥さんが大使館のごく手前の上り坂で転倒し、顔面を強く打ってしまった。立たせてもどうもふらついているような気がしたところ、夫が心配なのでこのまま帰ると言い、残念だが、諦めてUターンした。4人が2人になってしまったが、止むを得ない。
大使館に着いたら、もう受付が始まっていてゼミの友人とそそくさとそれほど広くない演奏会場へ入った。多分普段は会議室用とか、イベント用に使用される部屋だろう。予定通り午後7時にアレクサンドル・コヴァチュ大使の挨拶に続いて、ヴァイオリニスト豊嶋めぐみさんとピアニスト今井美子さんの二重奏で始まった。大使席の真後ろに着席していたが、やはり生の楽器の音色はテレビで聴くのとは違って胸に迫るような感じである。演奏曲はすべて知らない曲ばかりだったが、生の演奏に触れられたということと、知り合いの豊嶋さんがずっと出ずっぱりで素晴らしい演奏をしてくれたことが、とにかく良かった。友人の奥さんの傷の具合と経過が少々気がかりである。
さて、防衛費を自民党が一方的に大幅に増やすことを決めたことを議論せずに、国会では財源をどうするか、他の経費を充てるが、増税するかを議論しているが、本末転倒であることは誰しも分かっている。だが、いつの間にか防衛費の増額は中国の覇権主義を考えれば当然との論理から規定事実化されている。アメリカとの約束と言いつつ、日本は防衛力の強化を進めているが、これとて専守防衛どころか日本国憲法に違反するような強引さである。安保3文書で敵基地攻撃能力の保有を打ち出し、国家防衛戦略では自衛隊司令部などの地下化を進める方針のようだ。いつそんなことを、誰の了解を得て決めたのか。防衛省の先走りにも困ったものだが、いつの間にやら沖縄では自衛隊施設の地下化計画が進められようとしている。
それにしても安倍政権以来、野党の力不足から与党自民党はやりたい放題の有様で、事前に事象を国会や国民に提示し、その上で説明するという基本的な言動を行っていない。今沖縄で行われようとしている自衛隊施設の地下化は、防衛予算の増額、敵基地攻撃と続く、自民党の独り相撲であるが、いずれも国民にしわ寄せが来るにも拘わらず、国民や沖縄県人には説明しない。すでに2022~24年度に陸上自衛隊石垣駐屯地など10か所で地下化を進める計画であるが、24年度以降に海上自衛隊の施設の地下化を決めている。
これらの計画によって施設周辺の安全が脅かされることになる。一旦敵が攻めてきたら自衛隊は、地下に逃げ込むことが出来るが、沖縄県人は逃げ場がないではないか。つまり、急場になれば政府、自衛隊は国民を見捨てるということになる。この地下化に対して公に反対を唱えているのは、共産党だけである。なぜ、他の野党やメディアはこの沖縄棄民政策に反対の声をあげないのか。戦争を知らない世代ばかりが、働き場所にいるからだろうか。