ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5785.2023年3月16日(木) 社会に出てから60年、退職してから20年

 いまから60年前の1963年の今日、社会人としてスタートした。まだ大学の卒業式を1週間後に控えていたが、新たな気持ちで入社式に臨んだ。その日入社式会場である経堂の教習所傍を小田急新型ロマンスカー(NSE)が警笛用メロディーを鳴らしながら通過して行った。その日からNSEは運行を始めたと聞いたが、その斬新なデザインが人気を呼んだ。この日から40年間小田急に勤務して、社会人として悲喜こもごもいろいろな経験をさせてもらった。

 いただいた初任給は普通の学卒者の平均額18,000円だったが、6月に新年度の昇給があり19,600円に上がった。いま世間では、年中行事である春闘による労使の交渉が行われているが、物価の高騰のせいもあり多くの企業が賃上げに応じている。因みに三井住友銀行の今年度の学卒者の初任給が、昨年度より5万円も上がり255,000円になったという。我々の初任給に比べて14倍余に上がったことになる。

 それに比較すると最初に勤務した町田駅(当時は新原町田駅)から新宿まで片道90円だった運賃が、いまは370円であり4倍ほどで、物価に比べればそれほど値上げされてはいない。基幹産業である鉄道運賃は比較的低めに抑えられている。いまでは鉄道会社もコロナ渦による乗客減少で経営が厳しくなったが、それまでは日銭が入り、それも利用者前払いで確実に入金されるので経営的には割合楽で、監督官庁の国土交通省も運賃値上げを中々認めようとはしなかった。経営が安定した鉄道会社で旅行会社の立ち上げに関わり40年間務めることが出来た。そして退職したその日から今日までちょうど20年が経過した。長かったが、短かったような気もする60年である。この60年間一時的に落ち込んだ時期もあったが、大筋ではひたすら前を向いて歩いてきたつもりである。憧れだった海外にも度々出かけることが出来て、多くの人と知り合い、臨場感で多くのことを学んだ。残りの人生はそう長くはないと思うが、改めて身体が続く限り前向きに進んでいきたいと思っている。

 今日韓国の尹錫悦大統領が来日した。韓国大統領が訪日したのは、実に12年ぶりである。最悪の日韓関係を両国ともに打開したいと考えていたが、一向にその動きは見えなかった。それが、良好な日韓関係を回復させたいとの思いが強い尹大統領が、行き詰まった元徴用工問題の賠償支払いを日本企業に科した韓国大法院の判断について、韓国政府の下にある財団が原告に支払う解決策を発表した。韓国サイドが掘った穴を埋め戻した印象である。それはともかくこれに岸田政権は応える形で、日本が半導体などの製造に必要な品目について対韓輸出規制の解除を決定した。これに韓国もただちに日本の輸出規制措置に対する世界貿易機関(WTO)への提訴を取り下げることを決めた。幸先はまずまずである。

 そして午後岸田首相・尹大統領の首脳会談によっていくつかの懸案事項について前向きに話し合われた。日韓間には、慰安婦問題、領土問題などいくつかの未解決の問題が残されている。これまでにも両国政府間で協定を結んでも韓国が一方的に蔑ろにする国際問題を起こしている。その点をじっくり話し合って2度と同じ失態を繰り返さないでもらいたい。今朝も北朝鮮が日本海にミサイルを発射した。北朝鮮は日韓両国の足元を見ている。日韓両国が正常な外交関係を結ぶようになれば、北朝鮮もおいそれとは邪魔だてすることは出来まい。

2023年3月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5784.2023年3月15日(水) 小学生時代の英雄・橋爪四郎選手逝く 

 昨夕奈良に住む長男家の孫たち3人がやってきた。3人とも大学生で、初孫になる男子が4月から社会人になるので、妹たちと最後の春休みをのんびり過ごしたいと我々祖父母宅に滞在しに来たものだ。今朝早々にディズニーランドを楽しみたいと3人は揃って出かけた。その折初孫が、今朝のニュースでロシアとアメリカの航空機が衝突したことを知ったと言うので、これはドえらいことになるぞと気にかけていたところ、黒海の上空でアメリカのドローン機が、ロシアの戦闘機と衝突して墜落したことが分かった。ロシア側は、ロシア機は直接接触はなかったと説明したという。双方に死者は出なかったし、それほどの大事ではなかったようなのでホッとした。ところが、米ロ両国は、互いに相手の無謀を攻め対立してまったく嚙み合わない。国際上空域内のことであるが、いま黒海周辺はクリミア半島をロシアが一方的に併合して以来緊張感に包まれている。しかし、このような事件が今後も起こる可能性があり、正に一触即発状態になってきた。それが大事に至らなければ好いのだがと今後の動向が懸念される。

 さて、昨日作家・大江健三郎氏の訃報について書いたが、今日は子供のころに憧れたスポーツマンのひとりが亡くなったと朝日朝刊死亡欄に載っていた。戦後日本の水泳界を「フジヤマのトビウオ」古橋広之進とともに引っ張って行った橋爪四郎氏である。戦後疎開していた千葉県勝山町(現鋸南町)の小学生時代にラジオ中継放送を聴いていたが、全米選手権に出場した日本選手が活躍し、中でも古橋、橋爪2人の活躍は目覚ましかった。古橋は1着、橋爪は2着になったが、その記録は出場した400m、1500m自由形ともにその数か月前に開催されたロンドン・オリンピックの優勝タイム、及び当時の世界記録を上回るものだった。

 日本がオリンピック参加を認められた1952年ヘルシンキ大会では、日本水泳陣は大いにその活躍を期待されたが、すでに全盛期を過ぎていた古橋は、400m自由形で8位だった。その一方、橋爪は1500m自由形でフォード・コンノに次いで銀メダルを獲得した。古橋が敗れてプールから立ち去る姿に寂しさが漂いNHKアナが涙を流しながら古橋を責めないで下さいと放送した実況シーンが強く印象に残っている。古橋はその後日本水泳連盟会長や、JOC会長などの要職を歴任したが、2009年8月世界選手権中に開催地ローマで亡くなり、橋爪は「~ヒロさんとともに競技できたことを誇りに思う~」と哀悼を込めたコメントを述べた。奇縁なことに不幸が連鎖するのか、橋爪の実兄(玉置正和・元千代田化工建設社長)も今月2日に亡くなったばかりである。

 我々が子どものころは娯楽が少なくテレビなんてなかったせいもあり、ラジオだけを頼りに人気スポーツや、そのスター選手に憧れて中継放送を聴きながら胸をワクワクさせていた。野球なら川上、大下選手、相撲なら羽黒山、千代の山、水泳なら古橋選手に橋爪選手らである。今の時代の子どもたちはどうだろうか。なんでも不自由で思うように希望を満たせない、そんな時代だったからこそ、今以て橋爪選手への応援と思いは尽きない。橋爪選手は享年94歳だった。心よりご冥福をお祈りしたい。

2023年3月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5783.2023年3月14日(火) 大江健三郎氏死去と袴田事件

 東京の桜開花宣言が行われた今日、寂しいことに現代の文豪・大江健三郎氏が亡くなられたことを知った。大江氏は、川端康成に次いで日本人としては2人目のノーベル文学賞を受賞された。芥川賞も受賞されているが、その作品「飼育」は読んでいない。谷崎潤一郎賞を受賞した「万延元年のフットボール」は読了したが、万延元年1860年から60年安保までの100年を観察した書であるが、意外にも世間の評価とは異なり、あまり印象に残っていない。大江氏は作家として活動する一方で、社会活動にも力を入れていた。特に、核兵器開発反対、憲法改正反対、特に9条を守る運動には積極的に関わっていた。また、海外でも文人、科学者、社会学者らと親交を重ねてベルリン自由大学をはじめ、国内外の大学で学生たちを指導していた。私が敬愛する小中陽太郎氏とも同年齢で交流を重ねておられた。その小中氏も今病の床に伏しておられる。かつて影響を受けた方々も年齢的にそう活動は出来なくなっている。残念であるし、反面寂しくも感じている。

 また戦後の最大の残虐な事件のひとつ、一家4人殺し犯人と見なされた袴田事件容疑者・袴田巌氏にひとつの判断が下された。東京高裁が検察側の即時抗告を棄却し、再審開始を認める決定を下したのだ。2018年の高裁決定は再審開始を認めなかったが、20年の最高裁の審理やり直しを受けて東京高裁が判断を一転させたものである。事件は1966年に静岡市内で起きた一家4人が殺害された残忍なものだが、その後延々58年間に亘って犯人とされた袴田巌氏の動向を追って、裁判が何度となく繰り返されたものである。袴田氏は長い間犯人と疑われ、収容所収用と放免を繰り返して身柄は法の監視下にある。ほとんど人生を棒に振ったような生活を送ってきた。今や87歳となった袴田氏を陰になり日向になって献身的に支えてきたのは、90歳の実姉である。この姉がいなければ、裁判が続かず、事件はこれほど脚光を浴びることもなく、本人も無理やり軍門に下らされてしまったのではないかと推測される。

 実は、この袴田巌氏は元ボクシング選手だったが、現役時代に試合を観たことがある。大学1,2年生ごろにファイティング原田選手の試合と同じ日に後楽園ジムで、袴田選手が戦い、相手選手名は忘れてしまったが、突進に次ぐ突進で打たれても前へ突っ込む攻撃的なボクシングスタイルは勇ましかった。どちらが勝ったかも覚えていないが、随分積極的な選手だなと思った。そしてそれから数年後に殺人事件の犯人として逮捕された新聞記事を見て驚いたものである。

 私自身いま84歳になって過去に思いを巡らしてみるといろいろ思うことがある。大江健三郎にしても同時代人として同じように憲法改正反対についても意を同じくしていたし、袴田巌にしても図らずも現役時代の試合を観たことで、その後の彼の行動をメディアで報道される限り関心を抱いている。

 多くのことに関心を抱き視野を広げるということは、世の中と自分をすり合わせながら協調していくことでもあると改めて思っている。

2023年3月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5782.2023年3月13日(月) 中国は台湾問題を根源的に考え直すべき時

 昨日までの快晴をよそに今日は午前中から雨が降り出し、庭の木々を見るとついに満開だった白梅もほとんど花びらが落ちてしまった。今年は鶯の鳴き声を聞くことは出来なかった。やはり住宅地域である拙宅の周辺でも緑がなくなっている。近所でも庭付きの大きな住宅が取り壊されて、その跡地へ2~3戸建ての庭なし家屋が新築され、緑がなくなり寂しく思っているが、土地の価格も値上がりしている現状を考えるとそれもやむを得ないのだろう。だが、それによって野鳥も飛んで来なくなった。鳴き声も聞かれないし、餌を啄む愛らしい姿も影を潜めた。我が家でも鶯が2度ばかり、シジュウガラが2度、後はヤマガラのような野鳥がやってきた程度で、詩情をそそるようなほのぼのとした光景は見られなかった。この様子だと来年以降もあまり期待出来そうもない。

 今日から新型コロナウィルス感染対策として求められていたマスク着用が、屋内外を問わず個人の判断に委ねられるようになった。早速国会では岸田首相以下閣僚らは皆マスクを外していた。三越本店玄関脇に鎮座しているライオン像も今日マスクを取り外された。

 さて、去る5日から中国で開かれていた中国人民代表大会(全人代)は、今日幕を閉じた。国家主席として3期目に入った習近平国家主席の演説には、格別目新しいことはなかった。昨年の中国共産党大会で、中国共産党総書記に就任した習近平氏は、今日国家のリーダーとして異例の第3期目に入り、これからは国家、党、軍の3つを統率、支配することになる。演説の中で習主席は、「今世紀半ばまでに社会主義現代化強国を全面的に建設する」と述べ、またもや「社会主義」と強調したが、中国は決して社会主義国家ではない。リーダーが社会主義という言葉自体が分かっていない。従ってこれからどういう方向へ向かって国を導いていくのか見当がつかない。

 もうひとつ習主席の言葉で気になるのは、「安全は発展の基盤だ。国防と軍の現代化を推進し、国の主権と安全、発展の利益を守る鋼の長城にしなければならない」と述べ、更に台湾問題に触れて主権を守ると強調した。アメリカを意識して「外部勢力の干渉と独立の分裂活動に断固反対し、祖国統一のプロセスを揺るぎなく推進する」とも述べた。

 そもそも中国が台湾を自国領土の一部と称して、近い将来において台湾を吸収併合し、台湾は元々中国領であると国際社会へ向けて宣言する心づもりのようだが、台湾は民族的には中国人と見られている台湾人が、刻苦奮励努力の末、中国の手を借りずに自分たちの力だけで今日の台湾を独自に築き上げてきた。つまり大小2つの中国が、それぞれ独自に国を作り上げてきたものであり、中国が台湾を国土の一部と称するのは越権行為であり、台湾人の誇りと努力を蔑ろにするものである。お互いの国民の合意により1つの国家を創建しようと考えるならともかく、中国が力任せに台湾を併合しょうというのは、天に向かって唾を吐くようなものである。台湾は今や途上ではなく大きく経済発展を遂げている。とても中国が自国領土などと身勝手な暴言を吐けるような国土ではないことを、中国は思い知るべしである。

2023年3月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5781.2023年3月12日(日) 全人代で習近平専制君主制が益々強化

 中国でいま開かれている全国人民代表大会(全人代)で、一昨日李強氏が李克強氏に替わって首相に選任されたが、これは習近平主席の指名によるものであり、習氏の強い意向を反映したものである。李強首相は浙江省で習氏がトップの書記に就いていた当時の秘書で、爾来習主席との関係が続き、今日最高指導部でも習氏に次ぐ序列2位にまでのし上がっていた。昨日は李首相に次ぐ筆頭副首相に序列6位の丁薛詳氏を起用した。丁氏も習氏の信頼が厚く、「側近中の側近」と言われている。これにより習近平主席の独裁体制は一層強固になり、国民の声は指導部に届きにくくなり、「社会主義国家中国」を声高に叫びながらも、社会主義の思想、体制とはまったく逆で、反社会主義国家・覇権国家ともいうべき得体の知れない国家体制を構築しつつある。

 実はいま話題になりつつある「チャットGPT」が中国では使えなくなるだろうと悲観的な見方がある。それは、中国のIT技術が高いレベルにありながら、共産党を批判するようなインターネット上の書き込みは検閲されて直ちに削除される。そのため「チャットGPT」のような機能が、中国の高いネット環境で実現できるのか疑問視する見方がある。その前兆として2017年に対話サービスが停止された前例がある。それは「中国共産党万歳」という呼びかけに対して、「あんなに腐敗して無能なのに何が中国共産党万歳だ」と回答した場面が出回り、それが停止されたのである。

 全人代の会場を見てみれば何かおかしいと首を傾げる人が多いと思う。3千人もの選民を一堂に会して、習主席が指導する共産党幹部が習主席にまったく反対意見を述べることがなく、すべて言うがままの1党独裁体制と言う以上に1人独裁体制が民主的である筈がない。この反対を許さず、すべて習国家主席の言いなりがとてもいつまでも続くとは思えない。外国人ジャーナリストの声はもちろん、中国人ジャーナリストはこの現状をどう思っているのだろうか。そして天安門事件の時は、表に出てきた若い学生世代はこの息が詰まるような専守政治を見てどう感じているのだろうか。

 幸い中国の科学技術は世界でも最高水準にあるが、国家の仕組み、国民の思想教育面では遥かに遅れている。もう少し毅然として国家、国民を未来永劫に発展させていくイデオロギーを浸透させて欲しいものだと思う。

 さて、WBC予選1回戦で今日日本はオーストラリアを破り、4戦4勝でグループ1位となり、準々決勝進出が決まった。期待の大谷翔平選手は3ランホームランを放って見事期待に応えた。

2023年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com