ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5873.2023年6月12日(月) 国の分離独立と鎖国政策

 アメリカではトランプ前大統領が来年実施される大統領選へ準備を進めている中で、機密書類の不正持ち出しなどで起訴された。今年3月に続いて2度目のことである。こんなことは中国やロシアでは絶対有り得ないことである。仮に習近平総書記や、プーチン大統領が違反行為を行って、仮に露見しても隠蔽し、知った周囲を抑圧して逮捕されるということはまずない。それだけ民主主義国家では、個人的に政治的な力があろうとも国家警察の力は毅然としている。また、こういうことも言える。例え多少傲慢であろうとも、法に逆らうことなく、自らを外の世界へ曝け出し、自らの力を訴える逞しさが評価されることだろう。

 イギリスで昨日こんなことがあった。スコットランドのスタージョン前首相が逮捕されたとのニュースが伝えられた。前首相はスコットランド民族党の前党首でもあり、スコットランド独立運動の中心人物だった。彼女は独立運動の疑いで逮捕されたのではなく、党の資金を巡る疑いで逮捕されたもので、政治的な匂いはないと見られているが、果たしてどうだろうか。

 日本では「イギリス」と一括りにされているが、旧大英帝国はその後互いに袂を分かち、民族的、また宗教的に分裂して、現在イギリスと呼ばれているのは、グレート・ブリテン島内のイングランド、スコットランド、そして海を隔てたアイルランド島の北部の北アイルランド地方である。同じ島内のイングランドがイギリスの実権を握っているのに対し、エディンバラやグラスゴーのような歴史的な都市のあるスコットランドは、イギリスからの分離独立を志向する動きがこれまでにもあった。今回のスタージョン前首相の逮捕も必ずしも独立運動とは無関係とは言い切れない点もあるのではないかと思う。

 この種の事象が起きるといつも思うことであるが、同じ国内に民族的、宗教的に異分子が居住していたら揉めることも多いと思う。その点で考えるなら、日本は民族的にも宗教的にも際立った異分子は国内にほとんどいない。支配、統治し易い国と言えるだろう。ただ、それが観光客なら大歓迎だが、難を逃れて日本へ難民として入国を希望する外国人に対しては厳しい政策を取っている。2021年の難民認定数も日本では僅か74人しか認めていない。これは難民希望者のほんの0.7%にしか過ぎない。昨22年に増えたとは言え、せいぜい202人でしかない。日本は、世界でも類を見ない極めて少ない難民認定数と言われている。ある面で鎖国政策と揶揄されても仕方がない。

 科学学術分野のような知識人だけが競争する世界ならともかく、これまで一般社会で外国人と交流し合う機会が少ないことが、逞しさを育てることなく、外国人と伍して行ける能力を育んで来なかったと言えよう。これからの世は、日本人だけの殻の中へ閉じこもっているだけではなく、積極的に外へ出て、外の人も迎え入れる逞しさがもっと必要だと思う。

2023年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5872.2023年6月11日(日) 東大名誉教授のナンセンスな提言

 いま日本では少子高齢化が大きな社会問題となりつつある。昨年は女性が生涯に生む子どもの数が過去最少となり、今後これは一層大きな社会問題となる。政府も「少子化対策」を喫緊の最重要課題と掲げているが、あまり明るい展望は期待出来ない。

 この重要課題に井堀利宏・東大名誉教授が、月刊誌「選択」6月号の巻頭にナンセンスな言い分を提言している。その最大のポイントは現状の選挙制度を改定して、不条理にも若者重視の制度に変えよというのである。その具体案として、先ず「世代別選挙区」制度の導入を訴えている。「青年区」「中年区」「老年区」に分けて、それぞれの代表を選出することを提案しているのである。青年区から選出される代表が若者の意向を反映することが出来るというのである。教授は、現状の18歳では若者票がまだ足りないという考えから、更に参政権の年齢を引き下げるべきだとも主張している。その極端な例が、子どもを持つ親は、子どもの数だけ投票出来るようにして、参政権年齢を実質的にゼロ歳まで引き下げようとの乱暴な説である。生まれたばかりの子どもに1票を与え、これを親が替わって投票する。まだ考える能力の備わっていない赤ちゃんにも1票を与えるというのだ。どこからそんな無謀な発想が生まれるのだろうか。

 そのうえ以下のような身勝手な主張までしている。それは、余命の長さと政治的発言力を比例させるために、90歳の人の投票権を1とした場合、20歳の人のそれは5倍とか6倍にするというものだ。お年寄りの票は軽視し、若者の票ほど重視せよと言っているのだ。この暴論には呆れかえる。これでは憲法が保証する国民誰もが平等に有するひとり1票の権利にそぐわず、憲法違反にも該当するのではないだろうか。

 教授は若者の権利と行動を重視するあまり、高齢者の自由、平等の権利を極端に制約して、若者の投票権利を高く評価するよう訴えており、極めて理不尽だと言わざるを得ない。その前に現実をもっと直視してもらいたいと思う。若者の意見があまり反映されないことを盾に主張されるなら、その前に若者が選挙に際し与えられた投票権をきちんと行使するよう教育することの方が先決ではないだろうか。現状では若者の投票率はあまりにも低過ぎる。彼らは国民の権利を充分行使していないのだ。それが出来ないからと若者有利な手段を講じたとしても、基本を守らないで若者以外の世代層を納得させることが出来る筈がない。

 70歳を過ぎた後期高齢者の学者が、あまりにも身勝手に若者重視の選挙制度をアピールするなら、もっと若者の教育に注力し、彼らが憲法の精神をしっかり身に着けるよう啓蒙すべきではないか。日本最高峰の東大教授が、このような暴論を提言するのは軽薄過ぎると思う。こういうアピールの仕方は、象牙の塔に籠り過ぎて、俗世間とほとんど接触せず、世間を知らなすぎるが故の「学者馬鹿」であろう。

2023年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5871.2023年6月10日(土) ジャングルで大人は「死」、幼児は「生」

 世の中には、驚くべきことや、奇々怪々なハップニングは起こり得るが、このニュースばかりは俄かには信じられない。ジャングルで発見された時の最初の報告が、「奇跡、奇跡、奇跡だ!」というものだった。これを聞いた大統領が、「国にとっての喜びだ! 国への贈り物だ!」と率直な喜びを表しツィッターに投稿した。

 こんなことがあるのかと思えるハップニングは、南米のコロンビアで起きた。ことの発端は、去る5月1日アマゾンのジャングルに小型飛行機が墜落し、操縦士と母親ら3人の大人の死亡は確認されたが、4人の子どもたちの行方はようとして分からなかった。そして約40日も経過して昨日になって奇跡的にも13歳、9歳、4歳、1歳の子どもが生きていることが確認されたという。しかも1歳の赤ちゃんはこの間に初の誕生日を迎えていたことが分かった。とても信じられない。彼ら母親と4人の子どもは、現地先住民だった。子どもたちには、脱水症状や虫に刺された症状があるというが、1か月以上もの間幼い子どもだけで野生動物が生息するジャングル内で、誰の助けを借りることもなく食事も与えられず無事という奇跡なんてあるだろうか。ネットで現場の写真を見るとジャングル特有の大きな植物や、適度な気候が幸いしたように思える。これがゴツゴツした岩山や、強い日射の砂漠地帯、海上だったらとてもこんな奇跡は生まれなかったと思う。

 子どもたちの母親は亡くなったが、祖父母や父親は生存しているようなので、肉親や周囲の温かい理解と助けを得て子どもたちが揃って、第2の奇跡である全員が天命を全うするまで健康に生きながらえるよう願って止まない。

 さて、世襲議員へ厳しい批判が高まっているが、「週刊ポスト」今週号は、「岸田バカ息子(翔太郎氏)が公邸追放、広島で『立候補準備』へ」と少々意地の悪い見出しで、先般首相政務秘書官を更迭された首相の長男を取り上げている。しばらく派手な行動を起こさないよう自重すれば良いのに、この長男もこうなったらこうするしかないとばかりに早変わりで世襲ぶりを発揮しているようだが、物笑いの種になるのではないだろうか。

 自民党内では頭の蠅も追い払えぬ内に、岩手県では筋金入りの世襲候補を自民党県連が自民党本部へ次期衆院選公認候補の申請を行う方針だという。その世襲候補とは、米内紘正・岩手県議員で帝国海軍の総司令官として海軍大臣も務めた米内光正元首相の曾孫だというから、並みの世襲候補とは別格である。学歴も開成高校から東大農学部卒というから、安倍氏や麻生氏のようないわゆるお馬鹿首相とは違うようだ。ただ、それでも米内県議の名を出せば、必ず曽祖父の米内光政元首相の名が思い出されるだろうから、世襲の恩恵を受けることは間違いない。本人は当然曽祖父の高名を利用したいだろうから、どうやって世襲候補者のイメージを払拭しつつ、自らが出来る行動と政策をアピールするかということになろう。

 残念ながら一時世襲制度を批判的にアピールしていたメディアに、昨今「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の傾向が見えるのがどうも気になるところである。

2023年6月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5870.3023年6月9日(金) 知っている筈の道を間違えるとは?

 今日所属しているNPOで講演会があり、聴講に出かけたが、私にとっては初めての会場だったので事前にコピー地図を持参した。ところが、雨が降っているせいもあったが、渋谷駅からいくら歩いても目的のビルへ行きつかず、途中で宅急便のドライバーに道を尋ねたところ道路が違うと言われ、それらしき目的地は距離的には行き過ぎていることが分かった。挙句にドライバーからは、雨が降って目的地へ行くのは大変なので、タクシーを拾った方が良いとアドバイスまでされてしまった。宮益坂から青山通りへ向かわなければいけないのに、明治通りを歩く大チョンボをやらかしてしまったのだ。現役のころならこんなチョンボはなかった。況してや通勤で乗り換えしていた渋谷駅近辺の道路を間違えるなんて恥ずかしいことだ。結局タクシーを捉えてドライバーに地図を示しながら目的地へ向かったお粗末だった。周辺の環境は知っていただけに油断したのか、最初から道を間違えていた。認知症第1期かな? それにしてもこの周辺は最近来たことがなかったので気が付かなかったが、新しいビルが建て込み、洒落たファッションの高級店舗が軒を並べて環境は随分変わってしまった。

 さて、毎度お騒がせのトランプ・アメリカ前大統領が連邦検察から政府の機密文書を不適切に持ち出した疑いで起訴されたとびっくりするようなニュースが入った。元大統領が不名誉にも起訴されることなんて、3月のトランプ自身の初めての起訴に続き、アメリカ大統領史上初めてのことだ。トランプ氏は、即座に自分は潔白だと主張し、これはバイデン政権による選挙妨害であり、魔女狩りだと断固反論した。相変わらず責任逃れの弁明を繰り返している。来年実施される大統領選を巡って共和党内ではかなりの有力者が名乗りを上げている。すでに10人が手を上げている。トランプ氏の最大のライバルと見られているのが、デサンティス・フロリダ州知事である。その他の大物としてヘイリー元国連大使、ハッチンソン・アーカンソー州前知事、バーガム・ノースダゴダ州知事らが名乗りを上げたが、昨日トランプ大統領の下で副大統領だったペンス氏が、トランプ氏に盾突くように立候補宣言を行った。しかし、現状ではトランプ氏の地盤が支持率56%とかなり固いので、票が拡散して一層トランプ氏が有利である。そこへトランプ氏の不祥事が大きく報道されることになった。このままではトランプ氏もうかうか出来なくなってしまった。この先裁判の成り行きが注目される。

 もうひとつ女子テニス界で事件が起きた。どうも落としどころを間違えたようですっきりしない。去る4日全仏オープンの女子ダブルス3回戦で日本の加藤未唯選手が、コートの外へ打ったボールが、運悪くボール・ガールを直撃した。審判から直ちに警告を伝えられたが、相手ペアが異議を唱えて審判は警告を覆し、失格処分とした。これに対してプロテニス選手協会をはじめ、一部の人を除いて加藤選手の失格は厳し過ぎると対応に批判が出ている。加藤選手は賞金と獲得ポイントまで取り上げられた。失意のドン底に突き落とされた加藤選手は、気を取り直し翌日の混合ダブルス準決勝、そして昨日決勝で勝ち、堂々初のタイトルを獲得した。現在加藤選手は全仏大会主催者のフランステニス連盟とグランドスラム委員会に失格を取り消し、賞金とポイントの返還を求めて提訴している。加藤選手にそれほど落ち度はないと思われるが、陰ではアジア人選手に対する人種差別ではないかとの声も囁かれているようで、結論はどういうことになるだろうか。まだひと悶着ありそうだ。

2023年6月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5869.2023年6月8日(木) 戦時歌謡、軍歌の良いところ

 今日梅雨入りしたようだ。先日の台風2号に続いて今フィリピン東方に台風3号が発生しているらしい。これから1週間ほど悩まされそうだ。

 今取り掛かっているドキュメント作品の中で戦時中に流行った軍歌について若干頁を割いているので、YouTubeなどで調べてみると軍歌についていろいろなことが分かって興味深い。初めてビルマ(現ミヤンマー)やインドネシアを訪れた時、随分現地の人々が日本の軍歌を愛し唄っているのに驚いたものだ。軍歌についてはすでに上梓した拙著にも書いているが、軍部従属、戦意高揚に手を貸したとして、戦後まもなくマッカーサーの連合国司令部によって禁止された。しかし、その後徐々に緩和され今ではどこでも歌えるのだが、 歌詞が忠君愛国の軍国調のため、また再軍備に利用されるとの懸念からあまり大っぴらには流行ってはいない。

 ただ、「愛国行進曲」が、戦時中流行って第2の国歌とも言われたとは知らなかった。フランスの国家「ラ・マルセイエーズ」は、フランス革命に因んで作られた「ライン軍軍歌」というのがオリジナルだそうで、他にも戦争や革命を機に作られた国歌はかなりあるようだ。案外東南アジアの人たちにとって日本の軍歌はメロディーが馴染みやすいようで、かつてジャカルタ郊外の集落で知り合った警察署長さん宅の近くで随分日本軍歌を聞かされたものだ。それ以前にスカルノ大統領が来日してテレビ出演した際には、大統領が「愛国の花」を日本語で唄われたのを観て現地では大統領にまで唄われていたのかと感銘を受けたことがある。また、フィリピンのマルコス大統領イメルダ夫人は、大統領とともに皇居を訪れた際、前記の「愛国行進曲」を香淳皇后とともに合唱したとの話もある。それほど戦前の軍歌は、東南アジアでは受け入れられていた。とにかく言葉がはっきりしていることと、元気の良さを感じさせるところが良い。

 この他に「空の神兵」が、藤山一郎をはじめ多くの歌手によってレコード化され、戦後も国内では唄われているようだ。加藤隼戦闘隊がインドネシアの石油基地パレンバンを攻撃し、空挺団が奇襲的に落下傘降下したことを唄ったこの軍歌は、今では習志野自衛隊空挺部隊の隊歌とも言われ、各種行事の折には、その開会に当たり必ず音楽隊が演奏する。確かに兵士を元気づける歌詞になっていたり、神国日本をカモフラージュするようなとても今日受け入れがたい点はあると思う。難しいことではあるが、歌詞の内容は別にして良いメロディーをこのまま放っておくのは惜しいような気がする。

 個人的には「加藤隼戦闘隊戦隊歌」と「ラバウル海軍航空隊」が勇ましくて好きだが、特に前者は、長年旧陸軍戦友会慰霊団を計画、添乗や、太平洋戦争戦没者遺骨収集事業などに関わりよく戦友会の人たちと唄う機会があった。この戦隊歌の作詞者や、加藤戦隊長未亡人らをも存じ上げていたので、思い込みも人一倍強い。一般に軍歌を単に戦争を賛美する歌と思わず、良い点をもっと理解して欲しいと思っている。東南アジアの人々と同じように・・・。

2023年6月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com