西新橋の「ひそか」で、酒好きの文士の集まり「酒のペンクラブ」の1月例会があった。以前に2回ほど参加したことがあるが、今回は先月号の機関紙「酒だより」に寄稿した縁もあって、11月の洞窟コンサートに参加した小中陽太郎さん、日経の西山貢さんからお誘いを受け出かけた「酒だより」も先月が第176号というから、随分長い歴史がある。酒だけを肴にして、いろいろ各地の酒、中にはキューバの地酒を持って来られた女性もいて、これほど酒を楽しみとして嗜む幸せな人たちの集まりは知らなかったが、文章作りのプロが集まって、持ち込んだ酒を飲みながら他愛なく楽しんでいる姿は、これまで知らなかった世界だけに面白い。これまで勤めていた会社と違って、思い思いに感じたことを他に気兼ねなく発言しているようで斬新な感じがする。新しい発想が生まれてきそうな気もする。
終わって帰りに東横線沿線仲間の小中さんと大倉山の岡敬三さんとともに、小中さん馴染みの都立大学駅前のバーに立ち寄り、いろいろお話を伺った。
今日新風舎から拙著の引き取りについて社長名の書状を受け取った。この件について小中さんや岡さんからご意見を伺ったが、今後どうするか、次の出版も含め熟慮しないといけない。拙著については放っておいてもよいが、岡さんの経験に照らせば、新風舎に対して主張すべきは主張した方がよいようだ。