昨日ドキュメント作品「停年オヤジの海外武者修行」を漸く脱稿し、PC上で推敲をしてこれから印字した原稿を推敲しようとしたが、どうもプリンターが思うように機能しない。何度もトライしたが、結局どうにも思うように動いてくれず、覚悟を決めて駒沢大公開講座受講の後にプリンターをヤマダ電機へ持っていって修理を頼んだ。
2年ほど前同じような症状で持参したら、外注するので時間がかかると言われ、実際2週間近くかかったように思う。今日の診断の結果は、プリンター自体に問題はなく、PCとプリンターの連携機能に問題があるので、プリンターの操作機能をPCから一旦アンストールして、その後に改めてインストールすると直るとの話だった。持参したプリンターをまた持って帰り、明日見よう見真似でアンストールとインストールをやってみようと思う。それにしても面倒なことだ。やっと書き終えた作品をすぐプリントして読むことができない。
さて、次作品は、前著「現代・海外武者修行のすすめ」の後編版ドキュメントであるが、海外武者修行と銘打ちながら個人旅行でなく、パッケージ・ツアーで出かけることを薦める点では多少異色かも知れない。もっとも本音は個人旅行を薦めているのだが、60歳を超えると一人旅の機会はないと諦め、それならパッケージ・ツアーの中で工夫してみてはどうかと初志不貫徹というのが主旨である。
この中で自分自身の停年オヤジの旅を3つ紹介している。一つは1999年夏トルコ旅行で偶々20世紀最後の大地震に遭った経験を書いた。この時は、かねてより「イリアス」のトロイア遺跡の信憑性を糾したいと考えていたので出かけた。2つ目は、2000年3月カイバル峠へ出かけ、それとなく大きな反米テロ勃発を予感したことを主観的な観点で書いた。3つ目は、2003年雪の中をシベリア鉄道でロシア大陸を横断したときのロシアとロシア人に関する独断と偏見の感想である。全部で原稿はA4判にして130枚である。
ネタは珍しい話が多いので、前著同様にある程度読んでもらえるのではないかと「取らぬ狸の皮算用」を考えている。出版社もほぼ㈱早稲田出版に決めたので、早く推敲を済ませ、推薦文を書いていただく予定の、日本旅行業協会会長の新町光示さんにも原稿を届けて読んでいただき「売れる」推薦文を書いていただかなければいけない。可能な限り年内早めに上梓できるよう手を打とうと考えている。こうなると当分の間忙しい。大変だぁ。大変だぁ。