446.2008年8月2日(土) 内臓は問題ないのだが・・・。

 森内科医院でもう一度胆嚢に異常がないかどうか確認してもらうよう、月曜日に松本整形医に言われたので、森先生に昨日もう一度処方を仰いでみた。結局今日エコー(超短波)をやってみましょうということになり、エコー診察を受けた。

 結論から言えば、超短波検査結果では100%ではないにしてもまず内蔵は問題ないということになった。肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓等の内臓器官を一通り調べた結果、問題ないだろうということになり、相変わらずなぜ炎症度合いを示すCRPが下がらないのだろうと首を傾げながら、今日の結果をまた松本整形医院に伝えることになる。

 昨日福田首相は内閣改造を行ったが、これがどうもあまり評判が良くない。人気浮揚策と総選挙対策として改造したのだが、目玉やサプライズがなく改革という言葉が、小泉首相のいう「構造改革」と裏腹だったり、今ひとつ軌道に乗らない感じである。しかし、最後のチャンスが近づいている麻生太郎氏を約束がらみで幹事長に就ける、捨て身の目玉もあった。

 さて、驚いたことに、7月のアメリカ市場で日本車のシェアが初めてアメリカ車のそれを上回った。年々アメ車と日本車の差が狭まってきてはいたが、実際にこんな逆転現象になるとはかつて想像もしていなかった。戦後数年間に見たアメリカ車の豪華さは、戦時中から続く日本の惨めな戦後生活とは遥かにかけ離れたものだった。初めて見たアメリカ車の豪華さには、目を丸くしたものだった。小学生のころには、アメリカ車の名前を覚えるのが流行ったこともあった。それが安保闘争ころから日本の自動車産業のアメリカ進出が、日本の戦後経済の復興とともに大きくクローズアップされてきた。アメリカお訪問する度に日本車が目立つようになり、ホンダが良いというアメリカ人もいたくらいである。

 アメリカ車ビッグ3のシェアは、42.7%と過去最低に落ち込み、日本車8社合計43.0%と僅かの差だったが、それでも日本車がトップに立った。だが、問題はこれからだと思う。アメリカ車が本気になって、日本車を目の仇にし始めたら今後の展開は予断を許さない。かつて、日本車が進出してアメリカ自動車業界が大打撃を受けたころ、アメリカの自動車産業労働者が日本車を打ち壊している写真を何度も見ている。アメリカ人は常に自分たちが№1だと思っている。それまでは支援の手を差し伸べても自分たちが天下を取られたら、急に態度を改め相手に報復することがある。実際には、アメリカ経済全般の景気が下降して、シェアは増えたが販売実績は日本車も下がっている。問題は日本車販売にとってもこれから正念場だが、アメリカ人のプライドに傷をつけないように、アメリカ経済とうまく調和をとり、日本車のシェアを維持していくという点を考えていかなければならない。難しい舵取りを迫られている。とにかく、根っこに複雑な事情があることは忘れない方がいい。

2008年8月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com