513.2008年10月8日(水) 一旦消えた韓国講演話が再び浮上

 昨日一旦お断りすることに決めた韓国の講演について、八木哲郎・知研会長に、改めて韓国の桂明洙さんと話し合ってもらった結果、当初私が考えていた定年後の人生をどう楽しむかというテーマに併せて、定年退職者の再雇用問題について日本の制度と現状について話をするということでほぼ了解点に達した。もちろんそのためには、日本の再雇用問題に関して関係者に取材してそれなりに調査しなければならない。これで、再び私の韓国講演が浮上してきた。

 午後駒沢大の公開講座から帰ってみると、すでに八木会長が取材相手を見つけて話をつけてくれていた。さらに、高年者の再雇用についてインターネットで調べ、専門家として目についたのが麗澤大学の下田健人教授だという。びっくりしたのは、下田教授は飯田ゼミの18年後輩で度々ゼミの例会で会っているし、4月のゼミ祝賀会でも若手?の中で彼だけ参加してもらった。早速メールで下田教授に連絡をとったが、明後日のゼミ例会には所用で来られないという。いずれにせよ、近日改めて連絡を取って後輩に教えを請いたいと思っている。

 今日も昨日のビッグニュースを上塗りするようなニュースが入った。まず、昨日はノーベル物理学賞受賞者に日本人3人、南部陽一郎・シカゴ大学名誉教授、益川敏英・京都産業大学教授、そして小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授が選ばれた。そして今日ノーベル化学賞が下村脩・ボストン大学名誉教授に授与されると発表された。2日連続で4人のノーベル賞受賞者を輩出する華々しさである。暗いニュースが続く中で、久しぶりの快挙である。

 2つ目のビッグニュースは、冴えないニュースである。昨日に引き続く株価の下落だ。昨日一時的に日経平均株価が10,000円を割り込み、その後買い戻して何とか10,000円台に留まった。しかし、今日は朝から下落傾向が加速され、終値は対前日比で952円安という5年ぶりの大幅値下げとなり、日経平均は、ついに10,000円を割り、9,203円となった。これほどの大幅な下落は、戦後3番目だそうである。このままの趨勢を辿るとひょっとすると8,000円台も目前である。

 1929年の世界大恐慌以来の世界的な不景気が襲いかかっているという専門家もいる。もう金融不安も好い加減にしてもらいたい。

2008年10月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com